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最年少グループ(クーシュ視点
【クーシュ視点】
「ちょっといつまで、呆けているのよ」
私たちは白服に誘導され中央広場にいます。周りはいつの間にか、風月のメンバーと思われる人と冒険者が集まっていて――
「えーっとぉ。聖人さ…、じゃなかった。私の大切な人見つからなくって」
私の言葉にクラリスさんが呆れるかの様にじと目でこっちを見て、
「そう言うときは、嘘でも仲間って呼びなさいよねっ。はいはい。探すの手伝ってあげるけど私の連れも居るはずだし――」
「えっ!?それって、それって…」
「十分しか無いのに……バラけるの良くない…よ」
カルアくんの声に、トンガリ帽子のクラリスさんが口もとに手を当てながら考えます。スルーされちゃいましたよ(涙)
「そうね。それなら、少し離れた開けた所から合図しない?」
(おっきな声で、聖人様って叫ぶのは恥ずかしいよぉ)
「私のラズファイアはオリジナル魔法なのよッ。あいつもそれで気付くわ」
(あっ。そう言うことですね)
「私もこんどこそ、ファイアレインを詠唱してみせます!!」
また――クラリスさんがじとめで見てます。(私ほんとに出来るんですってばぁあぁぁ)




