1/3
~プロローグ~
同じクラスメイトの中に良い意味で接する人がいれば、悪い意味で接してくる人もいることを否めないのも事実。
例えば仮に私に対しては、一部の同級生達からは僻みや妬みから皮肉や陰口を言われたりすれば、とある大人しい親友に対しては、彼女自身を否定するかのように、人目もかかわらずに見下されたり、からかわれたり、嫌がらせをされたりする。
そういった原因か、その彼女――文瀬 灯華がここ1ヵ月前から行方不明になった。
共通の親友である2人と一緒に、彼女の安否を気にする中、同じクラスメイトの中で逆の意味で話題にしている4人の同級生達がいた。
それが皮切りに、後に起きる出来事――現実では起こりもしない異世界転移がきっかけで、遂に敵対する事になるなんて思わなかった。
そんな私達の、今までの関係が確執へと変わる、何とも残酷で壮絶な異世界冒険の物語が描かれた、編纂記録である。




