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そして伝説に、ならない……  作者: 蒲生たかし
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レベル18 すごろく場【施設】

レベル18 すごろく場【施設】


俺たちは立派な城の大国に戻った。


すぐさま王の元へ向かった。


王は涙を浮かべて喜んでいる。


再び王宮で自堕落な生活を過ごした。


俺たちは暇つぶしに最近流行りのプレイスポット『すごろく場』という施設に行った。


一人で進んで行く体力勝負の遊びの様だ。


戦士の女が行く事となった。


実況がアナウンスをする。


「今度の挑戦者は勇者一行の女戦士だァ! 本日既に20人の挑戦者を飲み込んだこのステージをクリアなぁるかァッーーーーー!?」


実況がうるさい。


「究極のサバイバルSUGOROKUゥーーー! いざぁスタァァァァァーーーーーーーーートォ!!」


ほんとうるさい。


戦士の女の挑戦が始まった。


落ちてくるたらいを自分の獲物でなぎ払い、一回休み用の壁も打ち壊し、電撃の罠にもびくともしなかった。


「一日500回の腕立てを欠かさないという見事な上腕筋で罠を軽々と突破していくぅ! 見よぉぉぉ! これが! これこそが、力の権化だあああああああ!!!」


なぜ実況がパーティの俺ですら知らないあの女の情報を知っている。

あと、本当にうるさい。


女戦士は、ルール的にありなのか? という力技でずかずかと進み続け、いよいよゴール目前へと迫った。



最後、残りは1マス。必要な目はサイコロの1、それで上がりだ。


戦士の女がサイコロを振った。


目はいくつもの面を転々として転がり続けた、そしていよいよ目が出そうになった、


その目は、……4!?


それでは3つ後ろに戻って「終了の落とし穴」のマスになってしまう!


その時、戦士の女は獲物のハンマーをサイコロに打ち込んだ!?


実況を含む観客、当然俺たちも意味が分からなかった。


静まり返った会場で戦士の女が口を開いた。


「これで1だな」


サイコロにはハンマーで丸い穴が空いていた。大きく一つの。


「何ということだぁーーーー!! かつてこの様な力技でこのエリアを突破した者がいただろうかぁぁ!!」


「新たなチャンピオンの誕生だあああああああああああ!!!!」



戦士の女は力技のみでこのすごろく場を突破してしまった。



優勝報酬に「力が強くなる腕輪」を手に入れた。


戦士の女が当然の様にその腕輪を奪い、身につけた。


これで馬鹿力がさらに洒落では無くなった。



それと同時に戦士の女出入り禁止のすごろく場が増えたらしい。

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