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勇邪の物語  作者: グラたん
第一章ロンプロウム編
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第五十九話・駆け落ち

嵩都「さて……第五十九話だ」



 夜。皆が就寝し、いつものようにプレアが寝床に侵入してくる。

 二階の部屋割りは階段を上った右の部屋がヴェスリーラの部屋になっていてその隣が俺の部屋だ。その奥がプレアの部屋でその先の部屋は空き室が三つある。

 階段から見て左の部屋には亮平が寝ている。その隣の部屋には博太とフェルノがいる。

 その隣の部屋はフェルノの部屋でその隣は空き部屋だ。

 さて、そんなことより俺は正直言って夜のこの時間が最近辛くなってきている。

 いや、俺はまだマシな方かもしれない。亮平なんて一人で隣の部屋だ。

 どう辛いかというと隣の部屋で明らかにヤッている博太とフェルノの喘ぎ声だ。

 入学時の制約はどうした! と叫びたい。

 しかし証拠がないから教師たちも捕まえるに捕まえられない。

 まさか夜中に家屋侵入罪の烙印を押されてまで現行犯逮捕するわけもないだろう。

 ましてや悪の幹部たるヴェスリーラが聞き耳立てている時点で逮捕はない。

 それとヴェスリーラたちが経験し、体験したことの何割かは俺にフィードバックする。それはダメージも そうだが性欲や怒り、悲しみなどの感情もそうだ。

 逆に俺の感情はほとんどフィードバックしない。

 それこそ俺が命じたりフィードバックを全開にしない限りは。

 つまり、ヴェスリーラの欲情も俺に時折フィードバックしてくる。

 そもそもの原因は博太たちなのだが。

 そんな声を毎夜聞いていて尚且つプレアが傍にいるために否応なく性欲は高まる。

 救いなのは今日も特務の仕事が入っていることだ。

 腹いせに城下町に忍び入る悪党共をぶちのめすのが日課だ。



「こちらアスト。任務完了しました」



 リンクを飛ばして俺の唯一の上司である司に報告する。



『はーい、ご苦労様。あ、それと昇進と表の仕事があるって国王様が言ってたよ』



 昇進――やっぱり裏のお仕事は日本でも時折やっていたから容量がよく昇進も早い。



「表? 了解しました、四位殿」

『私も行くから謁見場前集合ね』

「了解」



 リンクを切って城に向かって飛翔する。

 このタイミングで昇進となると俺も幹部入り――いや、どう考えてもないな。





 はい、やってきました謁見場前。

 俺たちの同僚が中に入っていく。司は既に到着しているようだ。



「お待たせしました」



 いつもの黒コートをしっかり前まで閉めて笑顔でほほ笑んだ。



「来たね。それじゃ行こうか」



 司に連れられて中へ入ると若干熱気が籠っていた。

 椅子が並べられていて最前列には七人の文字入りが座っている。

 司は臆することなく四番目の席に座る。

 俺は一応眷属としてその背後に控える。

 しばらく待つと国王が表のぬるい顔ではなくまるで戦争をしているかのような厳しい顔つきで入場してきた。

 結局文字入りが集まったのは八人だった。あと二人は死んだのかな?



「――諸君、今宵はご苦労だったな。あまり時間もないので今季の成績を開票する」



 国王が手を振ると宰相が姿勢を正して紙を開く。



「その前に特務中に殉職した十位と六位に黙禱」



 宰相の言葉に皆が目を瞑る。それを良いことにまた理解習得でスキルを奪っていく。



「――止め。続いて空いた二席と功績による十名の選出・入れ替えを行う。まずは第一位は降格し、第一位にミストラルを任命する」

「なぜか聞いてもよろしいですか?」



 そう宰相に問いただしたのは背にⅠの字を背負った人だ。

 


「今年の戦力差と後輩の実績及び自身の功績を合わせた結果である」

「くっ―――了解」



 Ⅰの人は非常に悔しそうな気配を漂わせながら司に席を譲り渡した。

 俺も司のコートに刻まれたⅠの字の背後に移動した。

 第二位も順調に決まって次は第三位だ。



「現空席に現第二二五位のアストを第三位に任命する」



 ――はい?

 一瞬聞き間違えを疑った。それほどまでに驚くべきことだった。


「宰相、それはないでしょう!」

「いくらなんでもおかしいぜ」

「どこのお坊ちゃんだ? やっぱ金積んだのか」



 当然ながら背後で大ブーイングが起きた。



「静粛に。特務が実力主義なのは知っての通りだ。まぎれもなく彼は実力で上りつめたことをここに証明する」



 そう言って宰相が俺の実績を記した紙を魔法で大きくして皆の眼前に提示した。

 国印も入っているから間違いない。しかも俺がやった出来事ばかりだ。

 そんな理不尽な世界だということを思い出させられたかのように静寂が訪れた。

 そのあとも宰相の言葉が続いたが俺のような大抜擢はなかった。

 それから各々の功績が称えられて臨時の報酬を受け取り、評定はお開きとなった。




 評定が終わると司が此方に駆け寄ってきた。



「すごいね、アスト! 第三位昇進おめでとう!」



 俺のコートには新しく前の司同様のⅢの文字が刻まれていた。



「それをいうならミストラルもです。第一位獲得、おめでとうございます」



 こんな堅苦しい言葉使いをしているのは外見せのためだ。

 司の特務私室ではお互いなんの遠慮もなく敬語もない。



「夜だけどお祝いしよ!」

「そうですね。あ、俺は国王に呼ばれているので先に行ってください」

「分かった。三百年物のワインを用意しておくね!」



 一瞬、本気か冗談かわからないことを言われて言葉に詰まった。

 いや、確かにこの世界史は三百年以上はある。

 飲んだことはないが実に良く熟成されているのだろうなと思っておく。



「了解です」



 司と別れて皆が喜哀の表情で謁見場を出ていくのを見送り、ついに国王、宰相以下数名と俺だけになった。



「嵩都殿。残ってもらったのは他でもなく嵩都殿に一つ頼み事をしたかったからだ」



 本当に表の要件のようだ。裏なら国王は俺のことをアストと呼ぶ。

 なので、今回の件は表向きの用事のようだ。



「ハッ、なんなりと」

「うむ。実はクロフィナと亮平殿の件なのだが、クロフィナの最後の我儘として亮平殿を専任近衛騎士に就任させたいのだ。しかし我々は打ち合わせやら外交やらで忙しく亮平殿に会う暇がない。そこで嵩都殿に表特務扱いとして就任の任を任せたいのだ」



 専任護衛騎士とは文字通り選ばれた対象を一生をかけて護衛する騎士のことだ。

 そこには身の回りの世話や対暗殺者の殺しも含まれる。

 そんなことか。いや、亮平や国王にしてみればそんなことではないのか。



「了解致しました」

「うむ。ああ、それと嵩都殿にはもう一つ。これは国王権限で決めたのだが、クロフィナの結婚式には第二王女であるアネルーテも参列する。しかしアネルーテには専任騎士がいなくてな。いや、そもそも必要がなかったと言った方が正しい。ああ見えてあの子たちは強いからな」



 俺はその護衛に選ばれた、と。



「了解しました。期間はいつ頃からでしょうか?」

「期間はアネルーテのことを知ってもらうためにも五月初めから結婚式が終了し、城に戻ってくるまでとしよう。よいな?」

「ハハッ!」



 二つの任を請け負い、俺は謁見場を後にした。

 ……気のせいか国王の言葉には下心があった気がした。

 少し考えて思い付く。

 そう、かつて魔帝もアネルーテを俺の嫁にしようと画策していたことを思い出した。

 その点、似たもの夫婦だと思った。

 ――――ふと、もし魔帝を生き返らせたらどうなるのだろう――そう思ってしまった。

 恨まれるのは確実だ。それに操られていたとはいえ魔帝を殺害した張本人だ。

 それにプレアも魔帝に嫌われるだろう。

 このことを――皆はまだ知らないんだよな……。

 ましてやこのことを知っていながらアネルーテの騎士になるなど本来ならどの面下げていられようか。

 ―――止めよう。考えても仕方のないことだ。

 もし、もしも全てが終わった時、蘇生をして全てを打ち明けるのもいいかもしれない。







 謁見場を退出して、地下の部屋ではなく城内にある司の部屋へとやってきた。

 途中で食堂に寄っておつまみを拝借。

 部屋の扉を叩くと司が出て中で俺たちは楽しい一時を過ごした。

 やはり三百年物は格別だった。

 ちなみにだがこの酒は城内のとある場所から多額の金で落として持ってきたらしい。

 夜更けまで飲み明かし、明け方には司と別れ自宅に転移した。

 このまま酔いつぶれて寝たいが国王の命令もある。さっさと完遂してしまおう。

 ちなみに学校は国王権限で公欠になっているから大丈夫だ。

 プレアが一緒に休もうとしていたので起こして学校に行かせた。

 さて、一緒に公欠になっている亮平を叩き起こしに行くか。





 亮平を連れてくるという任務を終え、後任を博太たちに引き継いだ。

 国王に報告しようと思い、謁見場にやってきた。

 特務三位ということもあり扉はすぐに開かれた。

 国王も俺に用があるのか謁見はすぐに行われた。

 謁見場に入り、国王に騎士礼を取る。



「任務を完了しました。引き継ぎは鈴木博太に引き継がせました」

「うむ、ご苦労である。それはそうと嵩都殿にはもう一つ任務を頼みたい」

「ハッ」

「うむ。先ほど間諜より本日任についた亮平殿がクロフィナと駆け落ちしようとしているという報告があった。よって、正門の警備を増強したため正面から堂々と逃げ出すことはない。嵩都殿には裏口である北門の守衛を頼みたい」

「ハハッ」



 予想通りだな。捕縛自体は簡単だ。



「うむ。まあ、おそらくこうなるだろうとは思っていた。それと嵩都殿には専任近衛騎士田中亮平及び第一王女クロフィナの捕縛。投降しない場合は殺害もやむなしとし、おそらくついてくるだろう勇者たちも同様とする。尚、この任には特務第一位から十位を動員している。君を先行させるのは温情だと考えてもらいたい」

「了解いたしました」



 そして去ろうとすると国王が顔を厳しくして俺に宣告する。



「以上だ。それとこの任は失敗を許さん。万が一失敗した場合はプレアデスの妹であるリーナが……どうなるか分かるな?」



 俺は今の言葉を秒間五百六十七回かみ砕き、真空波で国王の座っている首傍を貫いた。



「なっ――」



 国王は全く反応出来ていなかった。

 当然だ。そんな手段を取る奴になんぞ容赦はしない。

 国王とは可能ならば険悪になりたくなかったのだがな。

 だが、俺の中で国王の株が大暴落した。いっそマイナスに振り切ったと言っても良い。

「間違っているぞ国王アルドメラ。リーナもプレアもどうにもならない。俺がさせない。そういう手段を取るというのなら、二人を逃がした後でここ一帯を焦土に変えてやる――俺はそういうことがもう出来る」

 弱みを握ったつもりだろうが……それはただの逆鱗だ。

 威圧と殺意が辺りに撒き散らされる。影に潜んでいた奴等が気絶し、倒れて行く。



「ぐっ―――」



 国王は普段なら絶対見せない悔し気な表情で俺を睨みつけた。



「俺がまだここにいるのはプレアが居て、プレアが妹と守りたい人がいるからだ。俺はそれに付き合っているに過ぎない。そして俺に失敗はない」



 聖剣を粒子に変えて仕舞い、俺は謁見場を後にした。





 北門に到着して北門内で雨露をしのぐ。

 雨が本降りになってきた。雷が近くに落ちたようで激しい音が鳴り響く。

 城の方からパシャパシャと複数の足音とホバーの音がする。

 一部音がおかしいが実際あまり関係ないし予想は出来る。STだろう。



「はぁ……」



 心境的には面倒くさいし戦うのは嫌だ。



「はぁぁ……」



 俺はもう一度だけため息をついて北門を出て雨露に髪を濡らした。

 黒コートが水を吸って重い。でもこんなのは全くハンデにはならない。

 意識を切り替える。

 亮平たちがやろうとしていることも気持ちも分かるが今回の俺は敵だ。全員捕縛という最上の結果で終わらせる。

 例えどんな言葉を、想いを聞かされても俺の心が動くことはない。

 それが任務にとって全て邪魔であると知っているから。殺し屋にとって感情は要らない物だから。

 亮平たちの必死の表情が見えてきた。

 必死に、懸命に駆けてくる。巨大な物から逃げる小動物のように駆けてくる。

 さて、やろうか。



「そこまでだ。亮平」



 俺は聖剣ヴァルナクラムを抜き放ち、亮平たちに突きつけた。








~アルドメラ


 私は思い違いをしていたのかもしれない。

 原因は明白だ。やはり人質が彼の勘に触ったのだろう。

 弱みを握ったつもりだった。勇者の中で最も強いと噂される彼を手元に置き、自由に動かせる駒となり得れば良かった。

 アレはあくまで脅しのつもりだった。だが、失敗した。

 耄碌したのかもしれない。少し落ち着こう。

 サフィティーナがいたらどうだったであろうか。恐らく、この手は取らなかったのかもしれない。

 私は不安だ。私には本当の意味で自由に動かせる駒が少ない。

 魔王軍、バルフォレス軍の両軍の圧に負けていたのかもしれない。

 いかんな。疲れかもしれん。いや、疲れているのだろう。こんな姑息な手段を取ってしまう程に。

 ……彼らはどうだろうか。

 いや、いっそ失敗して駆け落ちされても私としては喜ぶべきなのかもしれない。

 本当は娘の幸せこそが一番良いに決まっている。私とて二児の親だ。

 だが、国益とどうしても比較してしまう。

 何時も迷ってばかりだ。そう遠くない内に嵩都殿が戻ってくるだろう。

 彼の実力は疑っていない。特務での実績が裏付けしている。

 暗殺、拷問、正面戦闘……どれをとっても失敗の二文字はない。

 ミストラルと組ませたのが良かったのだろうな。彼女もほとんど失敗の実績がない。

 特務が裏で動いているおかげで表面上の平和が得られているとは何とも皮肉なことだ。

 それを動かしているのか私だとしても……。

 ともかく、彼らへの罰を考えねばな。そこまで重くする必要もあるまい。






~亮平


 フィーの婚約が発表されてからというもの、俺は何もせず自室に引きこもっていた。

 無気力……それが一番今の俺にはぴったりな言葉だろう。

 ――俺は……フィーが好きだったんだ……どうしようもないくらいに。

 この城に帰る前に―――いや、時間はあった。気付けば駆け落ちも出来たかもしれない。

 よくよく考えれば分かることだ。

 フィーは第一王女。勇者という肩書きだけの俺なんかと釣り合うわけがなかったってことを気づけたはずなんだ。


 ――何もしないまま時間だけがひたすら過ぎていく。

 時折嵩都たちが様子を見に来てくれるが何もしたくなかった。

 そんなある日だろうか、黒いコートを羽織った嵩都が俺の前に来た。



「なんだよ……一人にさせてくれ……」



 本当になにもしたくない。このまま一人で居たい。



「田中亮平、国王の命により貴殿を第一王女クロフィナの専任護衛近衛騎士とする。よって、ただちに服装を整え謁見場に出頭せよ!」

「―――はっ?」



 自分でも変だと思うくらい素っ頓狂な声が出た。



「ど、どういうことだよ……」



 嵩都は努めて明るく俺に言った。



「クロフィナさんがせめてお前と最後の時間を一緒に居たかったのだろう。国王もそれを分かってか了承して伝令を任された次第だ。ほら、あんま時間ないからさっさと支度しろよ。婚礼まであと一週間切ってるんだから」



 嵩都に流されるまま布団からはたきだされて風呂場に叩きこまれた。

 食事を取ってようやく頭が働いてきた。少しずつ考えが浮かぶ。

 ……フィーが、俺を? いや、それ以前に一週間しかないのか。だったら――



「放っておくといつまでもうじうじするだろうが。やるならやっちまえよ」



 ふと気が付くと俺は謁見場を出てフィーの部屋に向かう途中、博太に話しかけられていたようだ。



「やるって……何をだよ」

「決まってんだろ。駆け落ちだよ」

「はぁ!?」



 あまりの発言にまたもおかしな声が出た。



「馬鹿言え! そんなことしたら国家反逆罪じゃすまないぞ!」



 思わず声を荒げてしまった。



「ハッ、馬鹿はどっちだよ。いつまでも引きこもりやがって。こちらとらいつでも準備できてんだよ。お前等の関係を俺たちが知らないと思ったか!」



 ガーン。ばれていたらしい。いや、思い返せば結構いちゃついていた気もする。



「―――博太……」

「気にすんなよ。俺だってこの結婚には納得いかねぇ。お前等をみていると尚更な」



 俺はその言葉を聞いて覚悟を決めた。

 国王や皆には悪いが俺はフィーと逃げる。



「で、どうすんだよ?」

「――俺は、フィーを連れて逃げる」

「よく言った! それでこそお前だ! 無論、言い出しっぺの俺も手伝うぞ」

「……当然」



 いつの間にかフェルノもいた。



「皆にこのことは伝えてある。というより前々から計画していたという方が正しいな。俺たち勇者がお前たちをバックアップするぜ」

「お前等……ありがとう」

「良し、言って来い!」



 博太たちに背を押されて俺はフィーの部屋の戸を叩いた。



亮平「フィー……」

博太「さっさと行け、尺が無いんだ(蹴り飛ばす)」

亮平「ぐはぁ!」

博太「全く……それで、準備は出来ているのか?」

筑笹「問題ない」

大典「こっちも大丈夫だ。STの最新兵器を見せてやるぜ!」

???「プシュー、プシュー」

博太「……マジか」

大典「マジだ」 

筑笹「次回、……ふむ、ようやくプロローグ回収か」

博太&大典&斎藤「させねぇよ!?」


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