第六十話・届かない距離
光の少女「フフフ……(楽しそうに物語を見ている)」
~亮平
「第一王女様、田中亮平が参りました」
中からフィーが扉を開ける。
「来てくれたのね、リン」
「はい。この度は王女様の護衛につけることを心より栄誉に思います」
俺は一礼し、顔を上げてフィーを見た。
フィーは…………今にも泣きそうに顔を歪めていた。
――フィーのその表情に俺は新たに決意を固めた。
俺はすぐにそれを言葉にしていた。
「フィー、よく聞いてくれ。俺と逃げよう。そして……何処か誰にも見つからないところに行こう」
「……無理よ。そんなことは出来ない」
フィーは首を振った。フィーは博太から知らされていなかったようだ。
「私が居なくなったら多分戦争になっちゃうよ……」
フィーは絶対に本心ではないことを言っている。
ここで引けば、もう二度とフィーは俺に振り向かないだろう。
「構わない。俺はフィーがいれば何もいらない。戦争だって逃げる俺たちには関係のないことだ」
「でも……でも!」
分かっているのに王女という立場に縛られている。それがどんなに辛いことか……。
フィーにも逃げたい気持ちはあるのだろう。でも、己の責務がそれを許さない。
「フィー!」
俺がフィーを呼ぶとフィーは少しずつ涙を流しながら俺を見た。
「行こう。全てを捨てよう。自由になろう。それが――どんな結果になっても」
ついにフィーは嗚咽を漏らした。そして俺の言葉に賛同するようにわずかに頷いた。
フィーが俺の胸に飛び込んできた。俺はフィーをきつく抱きしめる。
辛い逃避行になるだろう。でも、その先に未来があるなら……俺はその先に行きたい。
今のままでは俺も、フィーも、幸せには決してなれない。
ふと窓を見た。夕立だろうか。ポツポツと雨が降り始めた。
俺は外にいる博太たちにフィーの説得が成功したことを伝え、中に入れる。
フィーも最初は驚いていたが博太たちの策を聞き、強く頷いた。
夜になった。完全な深夜だ。雨は一向にやまず、むしろ激しい豪雨になって雷を落としている。
風が窓を強く叩き、白銀の閃光が城を照らした。
この悪天候だ。仮に逃げても俺たちの足跡は残りにくいだろう。
「行くぞ、フィー」
俺は背後にいるフィーに声を掛け、頷くのを見ると部屋を出た。
一階に降りて見張りの目をかいくぐって行く。
城門前には門兵がいる。そのため脱出は裏の北門からだ。
上手いこと避けて城外に出ると博太、フェルノ、筑笹、大典、猛、武久、加奈子がいた。
嵩都やプレアさんたちはいないようだ。
最後尾には大典作のST大型魔道兵装機構試作機、ナガジェラスが待機していた。
ナガジェラスは全長五m近い巨体を誇る額に白銀の一本角がある機体だ。
そのナガジェラスに搭乗しているのは斎藤だ。
「……頼む、皆」
「任せておけ!」
「私たちが付いている」
俺が言うと皆は笑顔で応じてくれた。
心強い味方が増えていく。なんとなくラグナロクを思い出すな。
ここに嵩都が加わってくれればもはや敵はなしだ。
俺たちは徐々に増えていく仲間達に感謝しながら走った。
そして遂に北門に付いた。北門まで後三十mを切っている。一気に走り抜けよう。
「そこまでだ。亮平」
もう少しで北門というところでふらりと城壁の影から人が出てきた。
待ち伏せは承知の上。俺はエクスカリバーを構えて走る。
だがそこで急ストップを掛けざるを得なかった。
そこにいたのは見間違えようもない親友の姿だった。
「嵩都……」
「……」
嵩都は何も言わずにそこにいる。雨で視界が悪く、表情は良く見えない。
もう少し近づく。嵩都の表情は暗い。
俺はダメ元で嵩都に交渉してみる。
「なあ、嵩都も手伝ってくれないか? これがアジェンド城の不利益になるとは分かっている。けど……お前なら分かってくれるだろう?」
そう言うと嵩都の口が開いた。
「……ああ、当然だ。俺も手伝だおう」
「本当か!? なら――」
だが、俺の言葉はそこで途切れた。
嵩都の視線を見てしまったから。とても冷酷で鋭利な視線だ。
俺が言葉に詰まると同時に嵩都が言った。
「と、本当ならそう言いたいが俺はプレアの妹を人質に取られている。悪いがここを通すわけには行かない」
嵩都がヴァルナクラムを俺たちに向けた。
頭の奥で警鐘がガンガン鳴り響いている。
俺は今すぐ逃げたい衝動を抑えてなんとか踏み留まって嵩都を睨む。
「どうしても通ると言ったら?」
俺がなんとか言葉を絞り出すと、嵩都は威圧を引っ込めて雨雲を見ながら言った。
「その時は――――」
朝宮が視線を戻し、先程よりも数段冷酷な視線が俺達を貫く。
「――全員殺す」
その一言で俺の視界が黒く染まった。
安寧が俺を包み込み、同時に寒気が襲い目を開けた。
「―――――はッ」
全身の毛孔が開いて冷や汗が噴き出した。
呼吸することが出来ない。何度も意識が飛びかける。
心臓がうるさく騒ぎ、頭の奥で火花が散り、逃げろ、勝てない、殺される、殺される、殺される、と本能が騒ぐ。
後ろを振り返ると筑笹たちは倒れたまま誰一人動かない。
あの巨大魔導兵装ナガジェラスですら沈黙している。
バシャっと膝をつく音が聞こえた。
フィーが地面に手をついて苦しそうな呼吸をしている。
「……この程度か」
嵩都がゆっくりと近づいてくる。
「分かっただろう。ただの殺気でさえこれだ」
だけど理性の方では逆らうなという声がある。でも、俺は――戦う。
戦わなくちゃいけない。逃げる事は出来ない。例え相手が嵩都であっても!
「ぅおお…………がはっ」
雄叫びを上げる前にヴァルナクラムの柄が深々と俺の腹に突き刺さった。
俺は簡単に膝をついた。それでも行こうと足に力を入れる。
それを見透かしたように膝蹴りが顔にめり込む。
それだけなのに数メートルも吹き飛ばされた。
「……亮平、おまえじゃ無理だ。いくらお前が鍛えていようがスキルを使おうが、白兵戦や暗殺で俺が負けることはない」
地面に叩きつけられ、泥水に塗れる。
痛い……が、起き上がって睨む。
「ず、随分と自信がある答えだな……」
嵩都は少し呆れながら答えた。
「当たり前だ。平和に馴染んだお前たちと殺し続けてきた俺とでは地が違う。より分かりやすく言おうか。亮平はサッカーをやっていたな。確かに亮平は脚力も常人と比べれば遙かに高い。だがな、人の頭を蹴り砕く威力には届かない。例え空手や剣道をやっていても人間というのは何処かで必ず手加減が生まれるんだ。相手を殺してはいけないという躊躇いがある。当然だ。あくまでもスポーツとして鍛えているからだ。俺にはそれがない。人を蹴り殺すのにどれだけの威力が必要だと思う? 俺が本気で球を蹴れば、その球は飛ばない。その場で弾けてしまう。それが違いだ。力と技術の差だ」
嵩都から冷徹な事実が突きつけられる。
「……だからなんだ。俺は……お前を倒してでも先に行くぞ……!」
それでも俺は起き上ろうとぬかるんだ地面に手をついて立ち上がろうとする。
すると嵩都は何かを思いついたようにヴァルナクラムを地面に刺した。
「……分かった。そこまでの執念があるなら勝負しよう。ファリス・ヒール」
俺が立ちあがるのを見て嵩都が回復魔法を掛けた。
傷が消え、エクスカリバーを支えにしながら立つ。
「お前が一番と思える最強の攻撃を撃て。それを俺にぶつけて」
嵩都が腕を組み、不敵な笑みを浮かべて言った。
「俺を一歩でも動かせればお前の勝ちでいい。そのまま駆け抜けろ」
俺は嵩都の条件に驚いた。なにせ俺に有利な条件だ。
だけど乗らない手は無い。実質、悔しいがそれしか打ち勝てる方法がないとも言える。
そしてそれが……唯一勝率が高い勝ち方だ。
「だけど勘違いするなよ。わざと負けてやる精神は無いからな」
「――分かった」
俺はエクスカリバーを天高くに構え、最大の威力を出すために身体能力を上げた。
代償は酷いものだが……それは勝ってから考えればいい。
エクスカリバーに雷と光が集まって行く。
集中し、倒すことだけを考える。
「うぉおおお!! 食らえ!!」
そして、最大の威力を灯った必殺攻撃を嵩都に振り下ろした。
俺の声は半場絶叫となり、力任せに撃った。
数瞬後に地面が大きく抉れる音がした。雷と光が乱反射して散って行く。
ど……どうだ? いくら嵩都とはいえ一歩ぐらい……。
泥を伴った土煙が地面に落ちていく。
そして俺は目を疑った。
「……なぁ、本当にこれが全力か?」
嵩都が何事も無かったように佇んでいる。
「これがお前の本気なのか? ……俺を失望させてくれるなよ」
その言葉を聞いた瞬間、俺の中の何かが沸騰した。
「な、な、なめるなぁぁああああああああああ!!!!」
俺はあまりのことに自暴自棄になって絶叫し、何度も嵩都に叩き付けた。
ただ必死に先に超えたい一心で振りおろし続けた。
――やがて精魂が尽きて膝をついた。
「はぁ……はぁ……」
傷一つなく、塹壕だらけになった地面にたたずみ、不動として動かない人影。
「……終わりだ。所詮、お前の力はその程度だ」
無情で無慈悲の宣告。
涙が自然に出てくる。それを上から降ってくる雨がかき消す。
勝てない……理性が、本能がそれを理解してしまった。
俺と嵩都の決定的な差が堅実にそれを現していた。
たった一歩……それがこんなにも遠い。
「俺では……届かないのか……」
当たらないと分かっていても俺は一太刀、せめて一太刀を当てようと前に進む。
嵩都の目の前に来てエクスカリバーを振りかぶって凪ぐ。
嵩都が溜息をついてグラム抜いて振る。
キンっと金属音を鳴らして俺の手からエクスカリバーが離れた。
ほとんど亡霊の様に拳を嵩都にぶつけようとする。
「……はぁ……」
嵩都がため息を付く。
「見ていられない……もう、終わりにしよう」
次の瞬間には嵩都の靴の裏が目の前に迫っていた。
吹き飛ばされる。次いで嵩都が格ゲーのように空中でかかと落としを繰り出した。
「ガッ―――――――!」
――もろに俺の鳩尾を捉え、地面に叩きつけられて土煙が舞い上がる。
土煙が晴れて嵩都の鋭利な視線が俺を捉えていた。
「……もう……もうやめて……」
頭の上からフィーの泣く声が聞こえた。
「……お願い……します…………私は、戻りますから……リンを……傷つけないで」
その声を聞いて俺は折れ掛けた心に火が灯った。
「ま……っていろ……今、逃がしてやるから……」
息絶え絶えにフィーに言う。
そうだ、何のために俺は博太の策に乗って皆に迷惑をかけたんだ。ここで嵩都を倒さないでどうする。
俺は嵩都を睨んで拳を振りかぶった。
「――ちっ」
舌打ち――あばらが折れる音がした。
気が付けば俺は城壁に食い込んでいた。
剣で叩かれたのか足で蹴られたのかは分からない。
さっきまでの技がまるで遊んでいたかのような速さだ。
嵩都がフィーの前まで歩いて行く。
「さあ、茶番は終わりです。戻りましょう」
フィーは否定することも頷くこともせずに俯いている。
「……自分の足で立てないのなら担ぎますよ?」
ふと、フィーが俺の方を見た。口を僅かに動かした。
その言葉は、助けて? それとも、俺の名前? 分からない。
嵩都がフィーの視線を追った。
「……ああ、亮平が心残りなのか。なら、その心残りを断ってあげましょう」
くそっ、動こうにも体がしびれて動けない。
「止めて!!」
嵩都がヴァルナクラムを構える。多分、真空波で俺にとどめを刺すつもりだろう。
嵩都は明らかに手加減している。先の例えがそうだ。俺程度、殺そうと思えば何時でも殺せるんだ。だから……近寄ることもなく、真空波なんだ。
「やらせるな! 全員、死んででも嵩都を止めろ!」
『オオッ!!』
筑笹が声を上げると気絶していた皆が一斉に雄叫びを上げて立ち上がった。
「行け、亮平! ここは俺たちが食い止める!!」
瞬時に俺に回復魔法が掛かった。しびれも消えた。
「くっ……うぉおおお!!」
俺とフィーは同時に北門に向けて走り出した。
「……はぁ」
次の瞬間、嵩都がつまらなそうに溜息を吐いた。
「いい加減にしろよ、お前等……」
そして黒い何かが嵩都の体から放出された。
それが纏わりつき、内側に収納されていった。
「ハァアア!! これでも食らえ!!」
そこへ耳障りな機械音を響かせながら機械兵器ナガジェラスが嵩都に刃を向けた。
――、一瞬がコマ送りのように見えた。
次いで爆発音がして赤い血が飛び散った。
ナガジェラスはクルミのように二つに割れて中央のコックピットがなくなっていた。
そしてさっき居た位置よりも数m先に嵩都がいた。
俺はナガジェラスが斬られたという事実が今更になって分かった。
瞬時の判断か斎藤は脱出していたようだ。
コックピットが後ろ向きに排出されて嵩都の前方数十m先に轟音を立てて落ちた。
嵩都が壊れた人形のように首を垂らしながらこちらを向いた。
「くひゅっ、ひはは、はははっははっ、ハハハハハッ!!!」
壊れたテープのように狂った笑い声をあげた。
そして髪の色が金色に変わり、目が暗いこの空でも分かるほど赤く爛々と輝いている。
「あ――っ、そうだよ。初めからこうすれば良かったんだ。そうさ、全員気絶させれば万事解決だわ。ふひゃひゃひゃひゃ!! 舞え、切り刻め、真空波!!」
無慈悲な風が舞う。
いつか見た破壊の嵐よりも凄まじい、一方的な蹂躙が始まった。
度々応戦する奴らもいたが、全てが無意味だ。
武器は、動く前に全員の手から全てが叩き落とされた。
魔法は、嵩都の手から放つ光に飲み込まれた。
頭上から降り注ぐのは殺戮の光。放たれるごとに仲間たちが地に伏していく。
わずか数秒で全員の闘志が無くなり、心が折られた。
あの筑笹ですら一秒未満で駆逐された。
「ひゃはっ!」
「がはっ――」
次の瞬間に嵩都の蹴りが俺ごと城壁に叩きつけられた。
フィーは圧倒的な絶望と恐怖を刻み込まれた表情をしている。
「……あー、苛々する」
笑い声が止み、そう言いながら嵩都が俺に近付いてきた。
俺は金縛りにあったように動けなかった。見ると目の白い部分が赤黒く濁っている。
「……亮平も、もういいだろう? お前は十分よくやったよ。お疲れさん」
絶対の命令。逆らう事さえ許されない神の宣告。
嵩都の手套が俺の首に差し掛かる。
「止めて……ください……戻り……ますから」
フィーが嵩都の腕を必死の形相で掴み、懇願する。
「お前……まだ戻ってなかったのかよ」
嵩都は先程の優しさは何処へ行ったのか、人格が変わった様にフィーに言った。
「戻り……ますから……」
「ああ、分かった。分かったから早く失せろよ……」
フィーがただただ、俺の助命をしてくれていた。
「……くっ……」
俺は城壁に寄りかかったまま動くことさえもう出来ない。
くっそ。せめて、そのステだけでも見てやる。
俺は鑑定スキルを発動させて嵩都をターゲティングする。
朝宮嵩都
HP 432000000000
MP ∞
攻撃力 ∞
守備力 ――――
一瞬、意識が消し飛んだ。
嵩都が鑑定スキルを妨害した性だろうか?
数値は思い出そうにも思い出せそうにない。
嵩都が額に手をあてて濡れた髪を鬱陶しいというように逆立たせた。
「ああ、まだ立ち上がろうとする」
俺の腹にヴァルナクラムが突き刺さった。
嬲るかのように何度も突き刺し、斬りつけていく。
「ぐあああああ!!」
俺は思わず悲鳴を上げた。嵩都はフィーの方を向いて言った。
「なぁ……俺はさ、さっき戻れって言ったよな? しかもこいつらが立ち上がった時に希望を持った顔をしたな。全然本心じゃないよなそれって。いけないよなぁ……そういうとこってさ、もっと早く決断するべきだよな。そうすれば亮平が痛い目見なくて済んだのにさ。あーあ、可哀想に。王女様のせいで皆が苦しんで死んでいく。酷いよな。とんでもない奴だ。本当、国相手に逃げようとかよく考えたよな。実に馬鹿の発想だ。脱走なんて上手く行かないのが普通だ。たかがちょっと強いだけの人間を連れて来て俺に戦わせるとかどんな鬼畜だよ。ひでぇなぁ、ひどいよなぁ。お前一人が幸せになるために皆が傷つく。ああ、理不尽だよなぁ……。でも仕方ない、それが世界であり、現実だ。だから諦めろ。諦めろ。諦めろ。現実を受け入れろ。それは最初から分かっていたはずだ」
嵩都が言葉を切り、フィーの首を無造作に掴む。
「カッ―――」
「クハッ。いいねぇ、実に良い」
嵩都はフィーが苦しむ様を楽しむようにじわじわと力を入れている。
獲物を嬲り、甚振り、苦しむ顔を楽しんでいる。
やがてフィーの腕が力なく下がり落ちた。
「や……やめろ……」
嵩都が愉悦の表情から一転、ゴミでも見るかのような視線で俺を射抜き、ヴァルナクラムを俺の腹から抜いて地面に突き刺した。
視界がぼやける。手も足も動かない。寒い。血を流し過ぎたか?
「――これ以上は死ぬな。眠れ」
嵩都の目が赤く光り、意識を刈り取られた。
グラたん「引くわー」
嵩都「……」
グラたん「超敵役ですね」
嵩都「……」
グラたん「この悪魔ー」
司「わっ、何この娘可愛い!」
グラたん「……えっ?」
司「アスト、この娘貰って良い?」
嵩都「……(頷く)」
司「ありがとー。それじゃ、拷問部屋行こ?」
グラたん「お断りします」
司「(俵担ぎにして)可愛いのって、ついついイジメたくなっちゃうんだよねー」
グラたん「か、会話が成立してないですと……」
司「ねぇねぇ……剥いて行くよ」
グラたん「事後承諾!? やっ、ちょっ、まって! 次回予告が――」
嵩都「次回、後味の悪い終わり+α。後は好きにしてくれ、俺は帰る」
司「お疲れ様~。ふへへへへ」
グラたん「いぃぃやぁぁぁああああ!!」




