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新・北風と太陽
制限時間:15分 文字数:438字
ここは朝の向こう側。
明日の太陽が山の向こうで出番は今か今かとスタンバっています。北風が話しかけました。
「君さ、そんなに頑張らなくっていいんじゃない? 冬なんだしさ」
「いいや! 冬こそ太陽は人々の希望にならなくてはいけない!」
「そりゃ、昔の太陽は有難かったかもしれないけどさ、今って暖房器具が発達してるからそこまで太陽必要ないと思うんだけど」
「貴様がそれを言うか! 我々はご先祖同士が旅人の脱がしっこという熱い戦いを繰り広げたライバルだというのに!」
「えへ」
北風はひゅるんと一回転して気まずそうに笑いました。
「またやるー? 脱がしっこ」
「今の貴様じゃ相手にならんわ。まずは貴様の軟弱な根性を叩き直してやる」
太陽は闘志をメラメラさせました。
「え、ちょっと、僕に向かって照りつけてどうする気? うわアッチ!」
北風は燃える太陽に追いかけられ、ぴゅーぴゅー逃げていきます。
「直接バトってどうするのさぁー!」
地上は太陽光発電&風力発電で今日も快適なのでした。
お題:進撃の太陽 必須要素:鬼コーチ
でした




