表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/100

星空を塞ぐ

制限時間:15分 文字数:419字

地球の自転・公転によって星は決められた時刻に現れる。

待ち合わせに約束通りに来てくれる。

でも捻くれた君はそれが嫌だって言ったね。

「あたしはリア充を邪魔してやりたいね」

そう言って、織姫と彦星に向かって指鉄砲を作った。珍しく七夕の夜空が晴れたっていうのに。

おかげで、ロマンチックなシチュエーションで告白しようとしてた僕は苦笑いだった。

君が星を見たのは、その日が最後になったね。

あれからはずっと病室の天井しか見ることができなかった。

「リア充はさ、待ち合わせでちょっと遅れて『待ったー?』『全然』とか言うんだろ、死ね!」

ベッドに寝転んで朗らかに悪態をつく君を、今でも思い出すよ。

「あ、あたし死んだら雲になるから。上に乗るとかじゃなくて雲自体にね」

思いついたように君は言った。

「素直に死んだ後お星さまになったヤツ等が地上のヤツと会えないように邪魔してやんの」

性格の悪い君は、僕が死んでもおとなしく待っててはくれないだろうな。

お題:僕の好きな雲

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ