表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/110

43話 縛りプレイ

翌日から、アル達は早速ダンジョンへと向かう事にしていた。


朝早くから準備して出掛けるが、準備といってもたいした事はない。基本的に必要な物は【保管(ストレージ)】に入れてあるので、容量を開ける為に余分な物をそこから出して宿に置いていくだけだ。


二人はダンジョンへと行く前に、冒険者ギルドへと向かった。

日差しは今日も厳しく、風は強い。


冒険者ギルドに到着すると、そこはやはり喧騒の渦だった。

しかしほとんどの者が、ダンジョンへと向かう準備をしている様に見える。アルテミスの冒険者ギルドみたいに朝から酒を引っかけているような人達はほとんどいない。これは土地柄の問題か、はたまたレベル帯の違いか。もしくはそれ以外に理由があるのか。

カウンターに詰めかける人達の中で、アル達は人が全く並んでいない窓口へと向かう。


「あら、あなた達じゃない。なぁに、困ったことでもあった?お姉さんに話してごらんなさい」


残念ながらと言うべきか、シャルロットさんの所に来る冒険者はほとんどいないのだろう。彼女は本当に嬉しそうに応対してくれた。

そして流石ギルドマスターと言うべきか、ダンジョンについての情報はかなり詳しく、抜けなく教えてもらえた。出てくる魔物の特徴や狙い目。有効な攻撃やそのタイミングも。

アルの中で彼女に対する評価が少し上がった。


「そうだ。クープに来るまでの道中で狩った魔物の素材って、買い取って貰えますか?」

「あら、もちろんよ?」


アルは【保管(ストレージ)】と言う名の鞄から、そこそこの量の素材を広げた。シャルロットさんの所に人が並んでいなくて助かった。


「これ、ロザリオ王国の方の魔物が多いわね…」

「あ………。そういえばこれってもしかして、国境越える時に税金とか払わないと駄目でしたかね?」

「あら、もちろんよ」

「げ。すっかり忘れてた…」

「嘘よ」


……………この人、やっぱり嫌いだ。


冒険者の場合、手持ちできる分の魔物の素材には関税はかからないらしい。そしてロザリオ王国の方でしか現れない魔物の素材に関しては、向こうよりかなり色をつけて買い取って貰えた。

そう言う事なら、今度からどこか遠出する時は素材を多めに持っていこう。と、ちまちました金策を企てるアルだった。


「アルよ、こやつに確認せねばならぬ事があるのではないか?」

「ん………?んー………あ、そうだった!シャルロットさん。昨日の夕方なんですが、ここの真上を飛んでる影を見ました」


それは昨日の(ドラゴン)の件だ。もしアル達が騒いで大事になったら嫌なので、シャルロットさんに直接聞いてみようと思っていたのだ。


「あぁ、アレね。もう数ヶ月前からなんだけど、一日に何回か上を飛んでるのよ。竜が」

「なんだ知ってたんですか」

「えぇ、国内外でもそこそこ大騒ぎになったわよ?特に何もして来ないから大丈夫だろうって言われてるけど。中には竜をテイム(調教)した帝国のスパイだなんて言う人もいるわね。

私は竜の気まぐれだと思うけどねぇ。ずっといてくれるんならそれをネタに街起こしでもしようかななんて考えてるけど」


どうやら竜は、校庭に迷い込んだ野良犬程度の波風しか立たなかったらしい。


「あら、珍しいわね。シャルのカウンターに人がいるなんて」


三人の内の誰でもない声が、背後からした。その言葉がアル達に対して向けられていると気付いて振り向くと、そこには目を引く女性が立っていた。


第一印象としては、お前の方がシャルロットっぽいな!と言った御嬢様みたいな感じの女の子だ。

歳はアルと同年代か、もしかしたら少し若いかもしれない。身長は百五十くらいで、ほっそりとした肢体にはほとんど筋肉はついていない。長い深緑のマントを羽織っており、手には拳大の綺麗な石がついた長杖。明らかに魔術師の装い。

くりっと大きな目からは金色の瞳が覗き、瞳と揃いの金髪はポニーテールにして後ろでその名の如く揺れている。


「あらおはよう、ジュリア。いつも通りの時間ね。貴女の方は少し休んだらどう?」

「そうもいかないわ。シャルだって分かってるでしょ。はいこれ、今日の分ね」


ジュリアと呼ばれた少女は、シャルロットさんに何かを手渡して去って行った。どうやら彼女もダンジョンに行くらしい。【鑑定】は使っていないが、ここのダンジョンに挑めると言うことはそこそこのレベルなのだろう。


結局、竜に関しては何も分からないと言う事だった。この数ヶ月、近付いてくる様子もないので安全だろうと言う事らしい。


そんな所でアル達も素材のお金を受け取ると、冒険者ギルドを後にした。アルにとっては二つ目のダンジョンへと向かう。

新たな挑戦の始まりだ。







ダンジョンの入り口は本当に街の中心にあった。

家やら店やらの建物が密集する中に百メートル程の範囲を石壁で覆ってある。さながら闘技場の様だ。その中の一番奥に、ダンジョンへと続く階段はあった。たまに階段から一、二匹上がってくることが有るらしく、この街の騎士団員が二人、見張りについている。


入り口はかなり広かった。三メートル程の幅がある巨大な階段。アルとシオンは遠慮なしに階段に近づくと、下を覗き込む。


相変わらずの臭いだ。血と錆の、鉄分を多く含んだ生暖かい風が抜けてくる。何の躊躇もなく一段目を踏み出したシオンに続いて、階段を降りていく。


このダンジョンは全十五階層。適性レベルは23から30で、二層下に降りる毎に敵の適性レベルが1上がっていく。十五層が迷宮主の部屋だ。


長い長い階段を降り終えると、やはり少し開けた場所に出た。アルテミスと同じだ。しかし天井はこちらがかなり高い。そして目の前には早速別れ道が五本も伸びており、その一つ一つは五メートルくらいの道幅がある。

ここのダンジョンの特徴として、階数は少ないのだが一層分がとてつもなく広いのだ。この台地そのままと言っても過言でないほどの迷宮が広がっているらしい。


「まずは一層の魔物を全種類狩っておくかの。うーん………うむ。情報通り三種といったくらいじゃろう」


この階の適性レベルはアルと同じ23。レベルアップまではこの階層で十分だ。くんかくんかと鼻をすましたシオンは、迷わず五本のうちの一本に入っていった。一分も歩かないうちに、最初の敵と遭遇(エンカウント)する。なだらかなカーブの先から姿を見せたのは、真っ黒い犬の様な魔物だ。ヘルハウンドと言う名前で、大型犬程の大きさ。数は三匹。


「まだ一層なのに三匹セットとはね」


アルが両手に短剣を抜いた途端に、三匹は襲ってきた。

動きはフォレストウルフと同じ狼に似た四足獣。その足運びや飛び付く瞬間の溜めの動きはかなり把握している。


一匹目の飛び付きをタイミングを見計らいながら躱す。二本の【斬撃(スラッシュ)】で斬りつけると、呆気なく空中に臓器がばら撒かれた。


残りの二匹はそれを見て、二匹同時に飛び付く溜めの姿勢を見せた。その動きは知っている。またタイミングを合わせて回避に集中する。あわよくば一匹仕留めたい。


が、二匹は飛び付いて来ず、アルに向かって大きく口を開く。

その口内に見えたのは火花。その瞬間にやっと、シャルロットさんから聞いた情報を思い出した。


二匹の口から豪々と噴き出されたのは炎のブレス。二匹分のそれはアルの全身を焼き付くすには十分な火力。以前にヒュドラから受けた時の嫌な記憶がフラッシュバックする。


「やっ…【(シールド)】」


幸い、ブレスは二秒程度。

目の前で役目を終えた壁が散っていく。少し火傷をしたみたいだが、動きの妨げになるような物ではない。


「慢心を絵にかいたようじゃの」


返す言葉もない。


今度はアルの方から接近し二本の短剣で斬りつける。両手に短剣を持つ戦闘方法。双剣術や、二刀流とも言われるそれが、アルの新しい戦い方だ。単に新しい剣が出来たから二本使おうと言う訳ではない。アルの中でこれが最も強くなれると言う不思議な考えがあった。

拙い剣捌きで必死にヘルハウンドを斬りつけるが、隙を縫ってヘルハウンドの爪もアルに傷跡を作る。


「子供のチャンバラじゃの」


これについても返す言葉もない。

二本の剣を扱うと言う経験はほとんどない。体の動かし方は、記憶に残っているかつてのリザードマンさんがお手本だ。


かすり傷を少し負いながら、なんとか倒しきった。


「これでは使い物にならん。まだ一本の方がマシじゃ」


おっしゃる通りです………。

だがこれは本当に難しい。もしかしたらアルには才能が無いのかもしれない。少しだけ自信が無くなる。いくつかの修羅場をくぐり抜け、剣の腕前は少しずつあがってきている様な感覚があったので尚更だった。


「お主が何をしようとしているのかはだいたい分かった。本気でできる様になりたいならば妾の言う通りにせよ」

「………わかった」

「妾が良いと言うまで、このダンジョンを左手片手剣だけで攻略しろ。右手には鞘に納めた剣を持った状態でじゃ」


シオンの目は本気だった。

アルが本気だと言ったから、シオンも本気で言ってくれている。幸か不幸か、シオンが今まで言ってきた事で、間違っていた事は無い。


「左手だけ………。分かった。右手の剣は抜かない」


アルは右手の剣だけ鞘に戻すと鞘の留め具を締め、剣帯から外して右手に持つ。右手は持つだけ。攻撃するのは左手。


「それから字を書くのも左手で、飯を食べるのも左手じゃ」

「え!?どうしてそんな…」

「何か文句が………?」

「いえ、ありません」


こうしてアルの第二のダンジョン攻略は、縛りプレイとも言える形で始まった。


その後、ヘルハウンドの集団には十回以上遭遇した。基本的には三匹程度の群れで現れ、一匹または二匹が突進。残りが火のブレスと言った連携をとってくる。

突進を躱しながら斬りつけ、間髪入れずに奥のヘルハウンドへと接近する事で、火のブレスは防ぐことが出来た。しかし左手での短剣操作は思ったより難しく、なかなか威力の乗った斬撃とならない。そのために余計に傷を負うことも多かったが、素早さと言う点で、アルの回避能力はヘルハウンドを凌駕している事により致命傷は無かった。


ステータスでカバーしているが、実際には左手で武器を扱う事自体の難しさに難渋している状態だ。筋力が無いと言うよりも、体重の乗せ方が分からない感じ。


ちなみにヘルハウンドからは毛皮と火炎袋がドロップする。

火炎袋は火をつけると爆発すると言うなかなかに危険な物で、それ自体が投擲武器として使われる事もある。その他には加工すれば提燈(らんたん)等の原料にも出来るらしい。


ヘルハウンドのドロップ品からは、【火耐性Lv1】のスキルを獲得できた。


一層ではヘルハウンド以外に二種類の魔物が出現する。ブラックバットとアラクネだ。

ブラックバットはその名の通り、真っ黒な蝙蝠(コウモリ)で、鋭い牙と爪を持っている。牙と爪まで黒いと言う徹底ぶり。動きがかなり速い上に、ヘルハウンド等と一緒に出てくると真っ黒に真っ黒が重なって本当に見え辛い。


そしてアラクネは、一言で言えばでかい蜘蛛だった。大人一人が這いつくばったのと同じくらいの大きさがある。その最大の特徴と言えば、攻撃手段として使ってくる粘着性の糸だ。お尻の丸い所から噴出してくる糸に触ると、くっついてしまって本当に放れない。この粘着性は魔力を通している事で生じているらしく、本体を倒せば粘着性が無くなると言うのが救いだった。こちらにお尻を向けると言う攻撃の予備動作に慣れてからは糸に絡めとられる事は無くなったが、その六本の脚は相当に硬く、左手で攻撃を通すのは至難の技だった。


ブラックバットは牙と爪を。アラクネは糸をドロップする。

【吸収】すると、ブラックバットからは得られなかったが、アラクネからは【裁縫Lv1】のスキルを得た。


戦闘スキル以外のスキルを得たのは初めてだったので、なんだか不思議な心境だ。実際には戦闘に関わりの無いスキルの方が圧倒的に多いとされているので、今までが"幸運"すぎたのだろう。

にしても糸を使って攻撃するからって【裁縫】………。

これからもしも裁縫をすることがあれば、あのアラクネのお尻から噴射される糸を毎回思い出してしまう様な気がして、少し落ち込んだりもした。


その日は結局、夕方近くまでダンジョン内を練り歩いた。

ここのダンジョンにも隠し部屋は存在する様で、今日は一つ部屋を見つけた。宝箱が置いてあり、開けると【早起き】のスキルがついた指輪だった。まさに外れである。


外に出ると、また夕陽が射し込んでいた。ダンジョンを出たらすぐに街の中と言うのがとても新鮮な感覚だった。そして何より、めちゃめちゃ楽だった。


アルテミスでは街からダンジョンまで数十分歩かなければならなかったが、ここではその必要が無いのだ。


アルは普段使わない左手で剣を振っていたためか、いつもより、と言うより恐らく右手で戦うよりも、かなり疲れていた。戦い慣れた魔物ではなく、初めて向き合う魔物だからと言う事ももちろんある。だから余計に、移動時間が少ないのは助かった。


「まぁ初日としてはこんなものであろう。ここには三ヶ月くらいはいる予定じゃからの。その間左手だけで生活すれば多少マシになるであろう」

「ストレスで全身が痒くなりそうだよ」


ドロップした素材を売りに冒険者ギルドへと向かう途中。

またしても空には竜が飛んでいた。本当に定期的に見る事が出来るらしい。この街の人達は普通だと思っているが、本当に凄い事だと思う。もっと大々的に観光地化すれば良いのにと思うのだが、どちらかと言うと皆怖がって寄り付こうとしないのだとか。


「あなた達………。これ二人で?」


いつかも聞いた様な言葉だ。シャルロットさんの所に行き、今日の戦利品を換金してもらう。彼女を選んだ事に他意はない。やはり誰も並んでなかったからだ。


シャルロットさんは二人の出した素材の量に驚いたが、アル達にとって本日狩ってきた量は、"そこそこ"だ。

今日はほとんどアルだけで戦っていた。それに利き手と反対の左手でだ。もう少し左手と敵に慣れてくれば今日の倍はいける。

それでも換金したら七万ギル近くはあったので、生活するのには十分過ぎる程であった。やはりシオンと二人だと折半がないため、他のパーティより稼ぎは良い。


「シャル。これもお願い」


そこに、ちょうど今朝も会ったジュリアと言う女の子がやって来た。彼女の背後には揃いの防具を着けた巨漢が三人並んでおり、全員が重そうなバッグを持っている。どうやらその中には大量の素材が入っていたみたいで、シャルロットさんの前に次々と並べだした。量としてはアル達と同じくらいだが、その中には重そうな金属板等もある。確かそれがドロップするのは八層よりも下の階層だ。


―――――――――――――――

名前:ジュリア・アレクサンドリア

職業:魔術師

Lv:26


生命力:2600

魔力:2650

筋力:2400

素早さ:2550

物理攻撃:2550

魔法攻撃:2750

物理防御:2650

魔法防御:2750


スキル:【魔力消費軽減Lv2】【魔力回復上昇Lv1】【社交性】【礼節】【ダンス】

    【土魔法】…【土槍(アーススピア)】【岩壁(シェル)】【岩縛棘(ロック)】【武器精製(クリエイト)


武器:魔久の杖【魔法威力上昇Lv3】

防具:雷鳥羽のコート【魔法防御Lv4】

その他:ダイアモンドのチョーカー【致命傷回避Lv4】

―――――――――――――――


アレクサンドリアさんと言うらしい。どうやら平民ではない様だ。持っている装備からしてもお金持ちだろう。レベルは26とかなり高い。昨日のベルモンドがここのトップかと思ったが、どうやら違う様だ。一緒にいる巨漢三人もレベルは26。


「ふん?」


ジュリアはアル達をみて鼻を鳴らす。顎を無理に上げたその姿勢から、どうやら見下されているらしいのだが、その身長からでは物理的に見下すのは限界が有りそうだ。年齢さえ、もしかしたらアルより年下かもしれない。


「貴方がた。見ない顔ね?最近来られたの?」

「ええ。つい昨日ここに到着しました」

「あら、貴方。口の利き方を弁えているわね。大抵の人は初見で私を侮るのだけれど」


良かった………。やっぱりこの人自尊心(プライド)高いタイプの人だ。こう言う人には丁寧に、波風立てない様に…


「生意気な小娘じゃ。金で強さを買うタイプじゃの」

「ちょっとシオンさんっ!?」


一瞬でジュリアの顔に青筋が立つ。どちらも百五十センチしかない様な身長で、龍虎の如く睨み合い始めた。


「待った待った待った!すいません!すいません!こいつ天の邪鬼で!思ったことと反対の事しか言えないんですよ!」

「妾は別に」

「さっきのを訳すと、なんて高貴な人でしょう!その装備もかなりの品のはず!きっと実力も高く、稼いでらっしゃるんだわ!って言いたかったんですよ!」


シオンの口を抑えながら捲し立てる。シオンから凄い睨まれているが、ここでこの人と揉めるのはとてつもなく面倒事になると思ったのだ。


「………ふぅん。まぁ良いわ。弱いくせにこんな所までやって来て、せいぜいダンジョンの養分にならないよう気を付けるのね。あと言っておくけど、私の邪魔だけはしないでよ。私はあんたらに構ってるほど暇でもお人好しでもないから。行くわよ!」


ジュリアはなんとか矛を納めてくれた様だ。

その時去っていったジュリアの後ろ姿には、何か鬼気迫るものを感じたのだった。


「いふゅまれ、おひゃえもむんにゃ!」

「いでぇっ!噛むなっ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ