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23話 君のそういう所、私は好きだよ

「さて、まずは空腹を満たそうか?彼女の事もそうだが、純粋に君達との交流を深めたいと言う狙いもあるからねぇ。

御代は私が持つから好きなものを頼んでくれたまえ」

「マイよ。高いものから順に十品程頼むぞ」


容赦ない注文が飛び出す。それに対してルイさんは顔色ひとつ変えずにニコニコとしていた。ギルドの経費で落とすのだろうか?それとも彼自信もかなり高レベルの冒険者だったとの事だから、お金には困っていないのかもしれない。


「それで、君達はどこから来たんだい?」

「ミレイ村と言う小さな村ですよ」


なんだか面接の様な緊張感を感じながらも、事前の話し合い通りに答えていく。


「ほぅ。ミレイ村と言えば"竜喰(ドラゴンイーター)"のバド君達と同郷になるのかな?歳も確か十六で同じだったはずだね?」

「"竜喰(ドラゴンイーター)"って…。バドとソフィアとクリスのパーティですか?あいつらそんな大それたパーティ名つけてんのかよ。それでルイさんもしかして冒険者全員の情報を覚えてるんですか?」


そうだとしたら恐るべき記憶力だ。違う意味でバド達のパーティ名にも震えるものがあるが。


「まぁねぇ。アルテミスで活動しているパーティのあらかたの情報は頭に入ってるよ。その中でも特にバド君達は、将来有望だからね。………いやいや君達ほどではないが。

君達二人はどこで出会ったんだい?シオン君もミレイ村出身なのかな?」

「そうですね。ミレイ村から一緒に出てきました」

「ふぅん。それは少し僕の情報と違うなぁ。

バド君たちが言うには、彼等がアルテミスに来るまでの十六年間、シオン君はミレイ村にはいなかった。と言ってたんだけどねぇ」


これは………違う。明らかにルイさんは僕達の事を調べている。


「半年程前に、妾がミレイ村の近くにある森で捨てられたのじゃ。そしてアルと出会い、それから世話になっておる」

「へぇ。そうだったんだねぇ。それは大変だったねぇ。半年前にねぇ。ふぅん。ところでこれは私の予想なんだが、君達はまだ何か私に隠してるよねぇ?そうそうその顔だよアルフォンス君。君は隠し事には向いていない。全く、そそられるねぇ」


ギアチェンジした様にルイさんの目が更に光った。その表情に、言い知れぬ嫌悪感が背筋を駆け巡る。


「食事も来たことだし、食べながら私の独り言を聞いてくれたまえ。もし間違っていたならかなり恥ずかしいのだが、独り言なら大丈夫だろうからねぇ。

まず、君達は私にステータスを見せてくれた。しかしあのステータスでは腑に落ちない点がいくつもある。私が気になったのは、その隠された内容ではない。"ステータスを誤魔化す事ができる"という点だ。方法はいくつかあるが、やはり一番可能性が高いのはスキルだろう。【隠蔽】というスキルがある。物事を偽造することの出来るスキルだ。それならば、偽のステータスを作り出し、知られたくない事だけを隠す事が出来る。

そのスキルを持っていてもおかしくはないが、二人ともが【隠蔽】スキルを持っているなんて事があり得るのか?それともどちらかのステータスは本物と言うことなのか?

そしてそれよりも気になるのが、君達二人の関係だ。同郷のバド君達から聞いた所、降って湧いた様な存在のシオン君。そして君達は幼馴染みでもない、恋人とも、知り合ったばかりの新人同士とも言えぬ様な関係性。なんと言うかな………一蓮托生とでも表現すればいいのかな?まるで長年パーティを組んでいて、生死を別つ場面ですら背中を預けられる相手。そんな気配さえある。しかもそれは若気の至りからくる様な幼稚なものにも見えない。君達が半年以内に知り合ったのは間違いなさそうだから、私にはとても珍妙に見える。

また、そもそもシオン君は何者なのか?と言う疑問もある。君の感性は鋭すぎる。わたしの【胸像(ミラージュ)】をいとも簡単に見破るね?ちなみにね、今まで【気配察知】や【直感】持ち以外に見破られた事はないんだよ。しかもそれも"何となく違和感がある"程度でね。それなのに君は初めて会ったとき、真っ直ぐに僕のいる方を見ていた。そして誰かいると確信していた。すまないが私は、そこまで鋭い感覚を持っているものを………高レベルの魔物しか知らないんだよ。

これらから、私はあえてこの説を主張したい。妄言と言われるかもしれないが、それも受け入れよう。それはシオン君。君は実は………"人ならざる者"ではないか、と言う可能性だ。それならば契約した魔物使い(モンスターテイム)と同様に、アルフォンス君でもステータスを開ける。そうすれば【隠蔽】も有効となる可能性がある。そしてまだ出会って半年とは思えない君達の信頼関係にも説明がつく。

もしも間違っていたなら本当にすまない。誠心誠意謝罪するつもりなんだが……………どうかな?」


彼の推理力に、そして【洞察力】にアルは顔が凍りつく。今日、この人はこの話を二人に突きつけに来たのだ。アルの顔には今"その通りです"と書いてあるに違いない。

しかしシオンは意に介した様子もなく、テーブルに並べられた料理の数々を食べ続けていた。この様子だと先程の話を聞いていたのかどうかさえ分からない。二人に見守られながら、ちゅーちゅーと果実ジュースを飲み終えると、何食わぬ顔で言い放った。


「そんな事より本題に入れ。あと五分程で食べ終わるぞ。食べ終わったら妾は寝るからの」


こいつすげぇ!これを無視できるのか!ルイさんもシオンのとぼけ方に、呆れたように、また感心したように笑った。


「君のそういう所が人間離れしてるねぇほんとに。……………ではそれは置いておいて、本題に入ろうか。ミア君の事なんだが。実は私もよく知らないんだ。彼女に直接問いただしたんだが、"プライベートな問題です"と協力を断られてしまってね。彼女とは長い付き合いだからねぇ。彼女が大抵の事ではへこたれない強い女性だと知っている。私が思うに彼女があそこまで思い詰める程の問題。あくまでも私の予想なんだが、可能性は三つ。

御家族の不幸、または恋煩い、そしてストーカーやセクハラ等の被害」

「なんですって!」


思わず立ち上がってしまった。周りの目がこちらに向くが気にならない。ルイさんも驚いた顔をしている。


「すまないアルフォンス君。声を落としてくれないだろうか?あまり公にしたい内容じゃないんだ。それにまだ私の予測の域を出ない話だしねぇ」

「す、すみません…」


確かにそうだ…。軽率だったと反省しながら席に座り直した。

ついムキになってしまった。こういう所はこれから直していかなければならない。しかし向かいに座るルイさんは咎めるような様子はなく生暖かい眼差しでアルを見ている。


「謝る事はない。君のそういう素直な所………私は好きだよ」

「良いから続きを話せ」


シオンの真面目なツッコミが入る。彼女からツッコミを引き出すなんて、彼はやはりただ者ではない。


「いやすまない。ついアルフォンス君の愛らしさに、もう少しで何かが溢れる所だった」


お巡りさんこいつです。こいつヤバい奴です。男の敵です。


「………ん?でもちょっと待ってくださいよ?確かギルドの受付の女性方は【変身】スキルの付与された指輪を持っているのでは?それならストーカー被害はないですよね?」

「おや?アルフォンス君それをどこで聞いたのかね?それは機密事項なんだがねぇ?まさかうちにそんな重大機密を漏らすスタッフがいるなんて」

「いえいえ、噂ですよ!噂!」

「とまぁ、アルフォンス君をイジメるのはまたの機会に置いておくとしよう………非常に残念だけどねぇ。

確かにギルドの受付嬢には、普段から変装するように注意喚起している、とだけ答えておこう。しかしどうやらその変装もなんとなく見破られる事がある様でね。度々有る事なんだよ。受付嬢達のストーカー問題は。可能性としては一番高いと思っている。

彼女は恋に落ちると思い詰めるよりきっと舞い上がるタイプだし、この宿を見る限り、身内の御不幸と言う可能性も薄そうだ。彼女がもしペットを飼っているなら話は変わってくるが。

………最近は四六時中思い詰めていて、あまり眠れていない様子だからね。私も気になってはいるんだが」


ルイさんの声音からは心配が伝わってきた。あのいつも明るいミアさんが、そんなに思い詰めているなんて。そんな様子、今日までおくびにも出さなかったのに。一言相談してくれたら………。いや………僕はまだEランクの冒険者だ。僕達に出来ることなんてほんの僅かだろう。

何か僕に出来ることは無いのだろうか?いっその事、護衛を買って出ようか。ただ単に事を大きくしたくないのであれば、逆にアルが低ランクだからこそ了承してもらえるかもしれない。


そんな事を考えながらシオンを見る。彼女なら何か良い案を出してくれそうな気がするが………。彼女はアルと目が合うと、またジュースを二口ほど、ちゅーちゅーと吸った。


「【変身】の指輪は、Lv1ではそこまで完全に外見を変えることは出来ん。何となく面影が残ってしまう故、ストーカーにも見分けがつくのじゃろう。

アルよ仕方ない。あれをやって来い。今は金には困っとらんし、くれてやるがいい。もしストーカー問題ではないとしても、持っていて困るものでも無かろう」

「え?何を?」


とぼけた声を出すアルに、シオンは呆れ顔を返した。


「お主もしや………。今日手に入れたお宝をまだ確かめて無かったのか?」


アルはその言葉でようやく気付いた。【保管(ストレージ)】から今日バド達の前で手に入れた指輪を取り出して【鑑定】する。その内容を見ると、今度こそ席を立った。

そしてルイさんに軽く会釈すると、彼女の元へと駆け出した。







"竜の翼亭"から飛び出すと、アルは真っ直ぐ冒険者ギルドへと向かった。既に日は落ちており、辺りは暗闇だ。時間は九時を回ったところだ。ギルドの受付嬢がどのくらいまで仕事をしているのかは分からないが、行くだけ行ってみようと思う。もし家に帰っていたら、また明日の朝一番で行けばいいだけの事だ。


宿から冒険者ギルドまでは歩いて十五分程度。今の空いている街道をアルが走れば二、三分で着く。

たどり着いた冒険者ギルドからは、酔っぱらいの冒険者達がちらほらと出てきていた。と言うよりも、買取カウンターにいたマッチョな方々に、外に摘まみ出されている。

アルは彼等の所に近付くと、閉まろうとする扉の隙間から急いで声をかけた。


「あーちょっと待って!待ってー!すみません!ミアさんはまだいますか!?」

「何だ坊主。明日また出直せ。受付嬢はもうほとんどが帰ってる。残っているのは男だけだ」


もう帰っちゃったか………。また明日出直そう。


「そうでしたか………。ありがとうございました」

「ちょっとー?私の専属担当冒険者を勝手に帰さないでくれる?ウィリアムさん。それとも私は女にカウントされないって事かな?」


帰ろうと背を向けた所で聞こえたのは、探していた声だった。

ウィリアムと呼ばれた大男と扉の隙間から、ミアさんが顔を出す。


「アル君?私を探してたの?何か忘れてた?」

「い、いえ。その………何と言うか。少しプライベートな話でして」


ミアさんは不思議そうな顔をすると、ウィリアムさんに手振りで合図する。ウィリアムさんは一度疑うようにアルに目を向けたが、何も言わずに去っていった。


「仕事の話じゃないなら、すぐに荷物とってくるから待ってて?もう暗いし、一人で帰るの心細かったんだ。"竜の翼亭"と方向一緒だから、帰りながらでもいい?」


ミアさんは悪戯に笑うと、ギルドへと戻っていった。アルはそのまま冒険者ギルドの入り口近くで待っていたが、それから五分もしないうちに、アルは"知らない"女性に声をかけられる。しかし今度はすぐに、彼女がミアさんだと解った。その外見はまたしてもアルの知らない女性だったが、なるほど。確かに何となくミアさんの面影が残っており、完全に別人にはなりきれていないのだと分かった。


「おまたせ。じゃあ帰ろうか?」


ミアさんの借りている部屋は"竜の翼亭"から三分ほど離れた所だそうだ。よって冒険者ギルドからでも、十五分程度で着くとか。


「結構遅くまで働いておられるんですね」

「今日は遅番だったの。だいたいの受付は五時から七時の間に帰ってるよ」


十字通りを並んで歩くと、夜の少し冷えた風が心地よかった。二人とも半袖だが寒くはない。本格的に夏が始まってきたのだ。アルは家路までを誰かと歩くのはシオン以外では久し振りだったため、どこかこそばゆい様な感覚だった。そしてどうやらそれはミアさんも同じだったみたいだ。夕方の暗い様子はなく、闇に浮かぶ星の様に輝いて見えた。外見のほとんどは違っても、何となくミアさんだと分かる笑顔だ。


「そういえば毎回【変身】するのは違う外見なんですか?」

「まぁ………そうだね。何パターンかあるかな。やっぱり同じ外見ばかりだとバレやすいかなって思って」


やはりストーカーの被害にあっているのだろうか?そんな彼女の表情が少し曇る。


「えーっと…ですね。こうして突然伺ったのも、その話と無関係ではないんですが。ミアさんに大切な話があるんです」

「え?私に?え………な、何?」


大切な話と言うだけで少し緊張させてしまったミアさんに、アルはキラリと光る指輪を取り出して見せた。昼間にダンジョンで手に入れたミスリル製の指輪だ。しかしそれを見た途端に、ミアさんが酷く動転する。


「え!?ま、ま、ま待って!アル君!私達そのまだお付き合いも始まって無いのに!?いや!その!別に嫌って訳じゃないんだけど何と言うか私は」

「ちょっ!ちょっと待ってください!ミアさん落ち着いて!」

「こう…!なんと言うか、そこに至るまでのお付き合いとかもすごい楽しいだろうなぁなんて思って、捨てがたいと言うかなんと言うか」

「変な意味じゃなくて!これはその今日ダンジョンで宝箱から出たもので!」

「そもそも私達その、少し年齢差もあるし。いやでもこれくらいの年齢差は最近では」

「これに付与されているスキルが、ミアさんに必要だと思ってですね!」


明らかに違う意味でとらえているミアさんに、アルも慌てて弁明する。アルの言葉をゆっくり十秒かけて理解したミアさんは、一層顔を赤らめて俯いてしまった。


「………あ、あ。あぁー!そ、そうよね!ははは!びっくりしちゃった!私ったらもうなんと言うかはやとちりでお見苦しい所を…。そ、それより何だっけ?そう!スキルだったね!一体何のスキルなの?」


少し時間はかかったが、落ち着きを取り戻した様だ。アルは指輪をミアさんに渡す。指につけてあげる様な事はせっかく払拭した誤解を再燃させそうなのでやめておき、ミアさんが出した掌の上に落とす。この指輪を装備した事はないが、付与されているスキルは【鑑定】によって既に知っている。アルは得意気にミアさんに伝えた。


「今、ミアさんが装備している奴よりも()()()()()()


ミアさんはぽーっと少し考えた後、ようやく気付いた様だった。アルの手を急に引くと、十字通りから少し外れた道へと入る。そして周りを確認すると、装備しているネックレスを取った。そしてすぐにアルの渡した指輪を装備する。一瞬だけミアさんの本当の姿が垣間見えるが、またすぐに違う外見へと変化していた。

そしてその外見とは、男性だった。髭面の無骨な冒険者っぽい外見だ。ミアさんの本当の姿とは似ても似つかない。

(彼女)は、鞄の中から手鏡を取り出すと、自身の姿を確認する。


「これすご、きゃっ!」


彼女が何に驚きの声を上げたのか。それは彼女自身から出る声だった。先程までは、やはり何となくミアさんと解る声だったのだが、今度は完全に野太い男の声だった。Lv2恐るべし。だが正直言うと、こんなごりごりの外見の男が、手鏡で自分の顔を細かく観察したり、胸がないことを確認したり、股間を恐る恐る確認している場面を見たくはない。

と、思っていたら。ミアさんはこの前デートした時の"ミシェル"の姿に変わった。


「アル君。こんなのもらえないよ。きっと売ったらかなりの金額になるものだよ?アル君の装備にあてた方が良いに決まってる」

「良いんです。僕より必要なのはミアさんでしょ?

ただその………。あ、あのミアさん?それで僕からお願いがあるんですが………。その【変身Lv2】のスキル説明では、スキルの効果非対象者を指定できるとあります。つまりミアさんが【変身】していても、ミアさんが指定した人物には普段のミアさん本来の姿が見えるようになるんです。

だから、出来たら………僕には普段のミアさんの姿が見えるようにしてくれませんか?僕は普段のミアさんの姿の方が落ち着くし、好きなので」

「あ、ありがとう。アル君………」


その直後にはミアさんは本当の姿に戻っていた。きっとアルを効果非対象者に指定したのかもしれない。


「うわぁ!」


そして何故か唐突にミアさんに抱きつかれる。素っ頓狂な声を上げてしまうが、ミアさんは離してくれない。ミアさんの匂いがアルを包み込む。そして薄着から伝わる肌の感触も。アルの顔をふわりとくすぐる髪も。

大人な彼女からすれば、ただのハグなのかもしれないが、アルには刺激が強すぎた。頭の中までミアさんで一杯になってしまう感じがした。


そんなに嬉しかったのかな?しかし何にせよ。了承して貰えたようだ。姿が違うと他人と話してるような気がして落ち着かないからなぁ。なんて無理やり違う事を考えて、アルは全身から奔流の様に伝わってくる知覚情報を脳の端に押しやろうと必死だった。



――――――――――その時だった。


十字通りの明かりに照らされていたアル達二人を影が覆った。アルはそれを視界の端で捉える。十字通りを背に、まるで二人の退路を塞ぐように人が立っていた。アルよりも大きい。肩幅からしても男だ。そして男の腰には剣が吊られており、右手が柄にかかっている。


「後ろに!」


アルは咄嗟にミアさんを後ろ手に庇い、剣を引き抜いた。剣が鞘から放たれた直後。激しい衝撃がアルを襲う。


………一瞬記憶が飛ぶほどの衝撃。一体何が?と思った瞬間には再び理解が追い付いた。その男が上段から振り抜いた剣を、短剣で受けたのだ。


間一髪。間に合った。

そう思ったのも束の間。

アルの左肩から、激しく血が噴き出した。

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