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切れない縁はエンコ詰めとか言ってたらマジモンの詰みが来た

逃げ場の無い穴の底で馬乗りにされた挙句、証拠写真まで出されて詰みが確定してるのはどこのどいつだぁ〜い?


イッツミー! 詰みなイッツミーってかやかましいわ消し炭にするぞ。 ガスコンロで。 料理失敗した紅葉ですか?


「…………」


速攻魔法『現実逃避』を発動していたが、紅葉の永続魔法『無言の圧』は俺の『現実逃避』を無効にする。 スペルスピードスペックでは圧倒しているハズなのに…!!


「あ、俺そういや今日はどうしても外せない用事が」


「……ダウト」


「実はこれから対面で受け取る荷物が」


「……ダウト」


「今めっちゃトイレに「ダウト」…………」


咄嗟故に杜撰とはいえ、俺の言い訳が何もかも封殺された。 紅葉が直感で看破してくる。 それは前々からか。


「……まだある?」


「…………」


考えろ……紅葉の眼が怪しく光ってる気がするけど命がある間に次の言い訳を考えるんだ! 適当デタラメ嘘八百なら得意分野だろ俺! 改めてよく分かるカス適正。 やっぱ俺社会的にここで何もかも終わるべきでは?


「…………殺せよ」


奏士くんお手上げ。 当選確実くらいバンザイしちゃう。 違う点は手をおろせないこと。


「……全部正直に話したら奏士のお願い聞いてあげてもいい」


アレもしかして紅葉に全権握られた? しかも「教えて」から「話せ」に変わってるし。 更に話しても「聞いてあげてもいい」という不確定具合。 なるほどクソゲーか。


あれかな。 腹割って話したら頭蓋割ったりするのかな。 尻は割らないで欲しいな。 既に割れてるから4分割されちゃう。 検死で爆笑されちゃう。


「……そもそもお前、全部思い出してるなら俺が何か言う必要無くね?」


「……それはそれこれはこれ。 私の知らない部分を奏士は知ってる」


「洗いざらい胃の中まで吐けと?」


「……そこまでは吐かなくていい」


「胃の中を吐けと?」


「……1番要らないのが残った」


よし徐々にこっちのペースに戻せてきた。 最後の最後まで諦めないとかは俺に無いけど、みっともない悪足掻きはするからね。 徹底的に。 恥も外聞も無い。 そんなものは資源回収に出した。


「……悪足掻きはもう終わり?」


ふむ。 どうやら俺の思い違いだったらしい。 最初から俺が1人で踊ってただけで何も戻ってはいなかった。 奏士くん踊るのも得意だぜ。 モチの四暗刻で三文芝居も得意。 ツモじゃねぇか。


「まだまだ切れる手札はあるぞ」


「……時間の無駄だからさっさとサレンダーして」


無慈悲にも全ハンデスされました。 紅葉相手だと墓地活用できないからハンデスは弱いんですけど。 多分紅葉の効果欄に「相手は墓地のカードを使えない」とか書いてあるわ。 いやまぁそれが普通なんだけどね。 現代カードだと相手の場すら手札だから。


まだまだ悪足掻きを続けたかったが、不毛なやり取りにダイレクトアタックで終止符を打たれたので対抗アステリズムなり革命0なりなんなりで抵抗したかったが、よく考えたら全ハンデスされて手札0だから切れるカードなかった。


じゃあもう諦めるか。 奏士くん悪足掻きするけど辞める時は本当にスパッと辞めるタイプなんだ。 意気消沈とも言う。


「…………分かった。 お前の言う通り、全部話そう」


「!……本当?」


「今約束したからな。 嘘はつかん」


「…………」


紅葉はひとしきり俺の眼を見た後、ゆっくりと離れた。 どうやら紅葉の嘘発見器には引っかからなかったらしい。 あー重かった。 マジで。


紅葉のせいで痛む腰を抑えながら起き上がり、軽く土を払う。 あーもう背中が土だらけだよ。 白シャツなのに。


まぁ明日から夏休みだからいいか。 どうせもう着ない制服だし。


お互い向き合って座る。 俺はもう汚れてるからいいけど、紅葉は土の上に直座りええの? スカートと靴下汚れんで。 洗うの俺なんですけど。


さて、ここからは少しくらい真面目モードになろう。 たまには奏士くんも人間らしさ見せないと。 普段から良くも悪くも人間らしいけどな。 真人間って意味で人間らしさ見せないとね。


覚悟を決め、今の今まで暇してた奏士くん第2人格に接続する。 こいつを生み出した本来の目的は話し相手でもノリと勢いでもなく、記憶の譲渡だ。 嫌な記憶とか思い出したくない系のものを預かってもらってます。 時々受け取り拒否されるけど。 別人格って言うとアレだけど、要するに喋るAI搭載した内蔵できる外付けHDDみたいなもん。


…………よし見えた。


意を決して記憶の引き出しを開ける。


今日まで誰にも見つからないようしまい込んで鍵をかけた記憶。 正直意識すればいつでも思い出せるから鍵かけた意味ないけど、ペットボトルの蓋があるのとないのとじゃ違ったりするじゃん? つまりはそういうことだ。


日付も、時間も、状況も、声色さえも。 何もかもが鮮明に思い出せるあの頃の記憶。 俺がまだ何も出来ない無知蒙昧な無能だった記憶。 それは今と変わりないか。


あ〜マジでやだ。 何が楽しくて態々嫌なこと思い出してまで人に話さなきゃならんのか。 全ては俺が失敗しただけなんだけどさ。 こればかりは責任転嫁できないの辛いなぁ。


さぁ次から回想タイム入るぞ! 俺のモノローグはしばらくお休みだからここで堪能してけ! おい真面目モードとやらはどこ行った? フライアウェイしたんじゃね?

はいどーもみなさんこんにちはこんばんはずっとサヨウナラ

タルタロスの真似しておいてタルタルソースが苦手な作者です。 タルタルソースマヨネーズ以外抜きなら好きなんですけどね。 これはもう苦手なのはタルタルソースではなく生玉ねぎ。 生玉ねぎは食べたあの日の夜中、トイレと2時間はランデブーしたので嫌いです。


ではこの辺で ちなみに私は最近、ロリが好きなのか、幼女体型が好きなのか、未発達ボディが好きなのか分からなくなってきました。 ロリコンの名折れです。 まぁ私はロリコンでもある人間なので然程問題はありませんが。





PS まーた保存前に読み込み入って書いていた途中のデータ飛んだんですけど私なにかしましたでしょうか。 2000文字くらい巻き戻ったんですけども。

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