人嫌いですから
その少女は昔から、全く身に覚えのない記憶を持っていた。その記憶は夢の中に、おぼろげながらも時々現れる。やがて、それは前世の自分のものであると知った。同時に不思議な力を得る。なぜ自分だけがこんな記憶を持っているのか。得た力は何のためか。時と共に徐々に鮮明になってくる自分の記憶に困惑しつつ、少女はある日、旅に出ることに決める。ただ、絶世の美少女と謳われた少女には一つだけ問題があった。彼女は極度の人嫌いだったのだ。
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