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アンファミリア  作者: 童子ん氏
10/12

知りませんねぇ

明日友達の引っ越しを手伝うので初投稿です。

 次の日


 澄み切った空、今日は晴天、スポーツをやるには絶好の天気。


 そんな中彼らは演習場に集まっていた。


 演習場には野球の塁がセットされており、凛城の声が響く。


 「さぁ始まりました毎回恒例の話し合い(物理)!今回は野球ということで陸上装備派・空中装備派・水上水中装備派の三チームに分かれての戦いとなります!実況は私、この基地のロマリア新聞と広報も務めております凛城が、解説は指揮官の補佐を努めているミリアスさんが行います。どうぞよろしくお願いします」


 「よろしくお願いします」


 凛城がお辞儀をするとミリアスもお辞儀をする。


 「そして今回はゲストとしてこの方をお呼びしました!匿名希望の指揮官です!」


 「別世界からこんにちは、小学生の頃の習い事はサッカーテニス水泳、中学では卓球部、高校では軽音部、大学では経営学部だった指揮官です。どうぞよろしくお願いします」


 匿名希望であるのに指揮官と呼ばれてはもう誰なのかわかりきったことであるが、男はあの名前をマイクの大音量で呼ばれるのは何としても避けたかった。


 「今回指揮官には何かあった時のストッパー役でもあります。もしもの時はタイムと言っていただければ試合を一時停止いたしますので」


 男は今回見るだけでなく問題が起きないよう抑止としても呼ばれていた。


 「それでは選手入場です!」


 左右真ん中からそれぞれ行進してくるのは今回の選手達。


 それぞれ先頭に陸派空派水派のプラカードを持ったものがおり、その後ろに続々と列が続く。


 「まずは右から!陸上装備を支持する扇さんを筆頭とする陸チーム!」


 「扇さんを始め、皆パワーがある方々ばかりですね」


 「次に真ん中!空中装備を支持するストライトさんを筆頭とする空チーム!」


 「皆さんスピードに自信がある人ばかりです」


 「最後!水中水上装備を支持する千条さんを筆頭とする水チーム!」


 「攻守パワースピード、どれもバランスがいい方々が揃っていますね」


 凛城が紹介し、ミリアスがそのチームの特徴を言って行く。


 そうして三チームは位置に着くとそれぞれの代表が前に出る。


 「あれは何をやっているのですか?」


 男は気になりながら3人が固まっているのを見ながらミリアスに尋ねる。


 「ああ、今回三チームということで一チームはシードになるのですがそれを決めるため厳正なるジャンケンをしています」


 「はぁ!?ジャンケン?ジャンケンですか!?そこら辺何も決めてなかったんですか!」


まさかのことに男は驚く。


 「はい、急遽決まったことでしたのでそこら辺はどうするか最後まで決まらずジャンケンという形に落ち着きました」


 「なんつーところに落ち着いちゃったんですか・・・」


 「おっ、どうやら決まったようです」


 凛城の声を聞き男は彼女達を見る。


 千条が拳を挙げておりジャンケンに勝ったのは千条であることが分かった。


 「どうやら千条さんが勝ったようですね、シード権は水チームに決まりました」


 「すいませんちょっといいですか?」


 「はいなんでしょう指揮官」


 男は手を挙げると先ほどから疑問に思っていたことを言う。


 「なんでこんな名前が安直なんですか?」


 三つのチームは陸チーム・空チーム・水チームとさっきそこでつけたような名前ばかりであった。


 「それについては私が」


 そういうとミリアスは説明を始める。


 「今回ですが先ほども言ったとおり時間がなかったのです。それにより各チームでチーム名をどうするか決めようとしたのですがそれも意見が割れ決まらず、初めに仮で付けておいた名前になってしまいました」


 「なんてぐだぐだな」


 男が呆気に取られるうちにルール説明が始まった。


 「今回のルールは簡単です。攻撃と守りを交互に行いそれを9回やって得点が多い方が勝ちです!それでは準備をして下さい!」


 凛城がそう言うと三チームそれぞれ分かれ準備を始める。


 「ところで指揮官、攻めの反対はなんですか?」


 「え、受けじゃないんですか?」


 男は当然のように答える。


 「あっ・・・そうですか」


 「えっえっえっ、何!?ちょっと!怖いですよ!なんなの!ちょっとぉ!」


 凛城と男がそんな会話をしていると初めに対戦するチームが準備を終える。


 「そういえば指揮官は野球のルール知ってますか?」


 「え、私友達と三角ベースと授業でちょっとぐらいしかやったことないからルールは人並みぐらいしか知りませんよ?」


 男は小さい頃公園に集まってやった事を思い出す。

 

 ちなみに彼らの三角ベースは上投げありのバットありでやっていた。


 「そうなんですか、ちなみに私もです」


 「え、凛城さんも知らないの?じゃあミリアスさんは?」


 凛城が知らないことに驚きつつ、男はミリアスにも聞く。


 「はい、私も知りませんね。多分知ってることは指揮官様と同じぐらいですね、君主論なら少々覚えがありますが」


 ミリアスも知らないらしく首を傾げると男は急に不安になる。


 「え、じゃあ他の人は?」


 「多分知らないと思いますね、皆さん今回はほんとにノリと勢いで来ているので皆さんの知識は指揮官と同じぐらいではないでしょうか?」


 「え、ちょっ・・・タ、ターイム!」


 男は早速試合が始まる前から停止の合図を送った。

あと少しで年明けますね

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