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小4男子、ビブリオバトる  作者: らと
第二章 小4男子は準備を図る
32/33

2-1-5「発表のヒントになる部分!」 ※解説

前の方をほとんど確認せず投稿しているので流れが変になっててもスルーの方向で(折を見て調整します)

司瑞「基本のルールはおさらいしたから……発表のヒントになる部分!」

観上「ここまで長かったね」

本庄「ヒント……コツみたいなこと?」

司瑞「そう、ここ気をつけてるとやりやすいぜってトコ! 本庄、いちど発表見てるじゃん? でもさ、『自由にしていいよ』って言われても困るじゃん」

本庄「たしかに……」

司瑞「てなわけで最初のポイントはこちら! デデンッ」


◆1-3-1の(なが)れを意識(いしき)しよう

本庄「いち、さん、いち?」

司瑞「ふふーん、なんだと思う? ヒントはね、発表の時間!」

本庄「発表の時間…………あ、5分が3つに分かれてるの?」

司瑞「その通り(いぐざくとりー)

 つかみで1分、内容3分、最後はまとめの1分だな!

 ……カステラ食べたくなってきたな?」

本庄「……なんで?」

観上「本庄、無視無視」

司瑞「えーと……これならさ、前フリ話しすぎて時間がー! みたいなコトにあんましならないじゃん?」

本庄「そっか、言いたいことをちゃんと話せるように……ってことなんだ」

司瑞「そう! 逆にさ? 『しゃべったのに時間まだある!』ってのも避けられるんだよな! ビミョーに話す長さ変えたりとか、もっとこれしゃべってイイかも? とか」

本庄「そっか、5分全部を使うんだもんね……。たしかにオレ、時間余ったら何しゃべっていいのかわからなくなっちゃうかも」

司瑞「そうそう。だからさ、たまにタイマー見とくといいぜ! しゃべる速さとか、そういうのでも時間変わるし。つっかえたりとか、セキ出て止まっちゃうとかあるかもだしな!」

本庄「なるほど……! えっと、メモとか……」

司瑞「ふふーん、そんなこともあろうかと……じゃーん! このプリント、おんなじコト書いてあるぜ」

本庄「あ、ほんとだ。いたれりつくせりだね」

司瑞「な! これくぐるんが作ってくれたの。気くばりが大根みたいにしみしみ!」

本庄「くぐるん?」

観上「ほら、昨日メイさんと一緒にいた……前髪の長い眼鏡のお兄さん。大学まで付き添いに行った……」

本庄「あ、あの人かぁ!」

司瑞「……本庄本庄、本庄っておでんだと何が好き? おれフランクフルト!」

本庄「変わり種おでんだ! オレは……なんだろう、たまごと大根かな……?」

観上「司瑞の説明にもタイマーがいるんじゃない?」

司瑞「一理アルプス一万尺だな……」

観上「まあ使うかは任せるけど……どうしたの本庄」

本庄「えっと……観上の好きなおでん、気になって……」

観上「牛すじ」

本庄「えへへ……なんかごめんね」

観上「謝るくらいなら最初から聞かないでほしいな」

司瑞「そう言いながらもどこか優しい言い方をする観上なのであった」

観上「司瑞、口にガムテープ貼るよ」

司瑞「おれにだけ塩対応!!!」

本庄「せ、説明聞けなくなっちゃう……」

司瑞「えっ本庄おれの心配してなくね!?」

観上「……僕が代わりにするけどいい?」

司瑞「ちゃんとやります真面目にやります」


(はな)したいポイントを3つにしぼろう!

司瑞「で、えーと……本庄、ここ、ここ」

本庄「えっと……

『話したいポイントを3つにしぼろう!』 ……3つだけ?」

司瑞「そう! ぐちゃぐちゃーってなんないように、話すポイントしぼっとこーぜってコト!

 詳しく説明しすぎて長くなっちゃうってのも避けられるし……あとさ、1コの説明ずっとしちゃうと、それで時間終わっちゃうし。だから『これだけは話したい』ってポイントしぼっとくの。そしたら『1-3-1』の3のトコで1分ずつしゃべれるからな!」

本庄「かしこい!」

司瑞「えへへー」

観上「司瑞が考えた方法じゃないでしょ」

司瑞「てへぺろ☆」

観上「かわいくないから」

司瑞「……まあ、聞く方もさ? いっぱいしゃべってるとさ、何が何だかわかんなくなっちゃうだろ? 投票する時になって『あの人なに言ってたっけ』ってなったら困るじゃん」

本庄「そっか、聞いた中から選ぶんだもんね」

観上「最初に『3つ』って言っとくのは、聞くほうが集中してくれるって効果もあるみたいだよ」

本庄「そうなの?」

観上「終わりが見えないと、面倒くさくなってこない? まあ5分経ったら終わるんだけど……それでも、今どの辺か分かってると聞きやすいよね」

司瑞「聞き手としての貴重なご意見だな! 長い話って混乱しちゃうしなー。本庄はどう? 長い話得意?」

本庄「えっ? ……えっと、がんばって聞く!」

司瑞「いい人ー!」


心配(しんぱい)ならメモを()よう!

司瑞「あのさ、書川がメモ持ってきてたじゃん? ああいう感じでさ、まるまる『原稿』ってならないなら書くこと整理してくるの、アリだぜ!」

本庄「……そういえば、なんでビブリオバトルって言うこと書いてきたらダメなの?」

司瑞「いい質問ですねぇ~!」

本庄「池上さん!」

司瑞「もし原稿読むだけってなったらさ、ちゃんとこみみけーしょんにならないじゃん。

 ……あれ? こにぬ、こぬに、こににけ………………こにゅみねーしょんにならないじゃん」

本庄(なんか違う気がする……!)

司瑞「……えっとね、なんか原稿だけだとさ? 『その場にいるみんな』にしゃべってることにならないじゃん。

 うーん…………例えばさ、ドイツ語で原稿書いてくるじゃん。来たら日本の幼稚園生しかいなくて……なのにそのまましゃべるのダメじゃん? でさ、日本語で言い直してもなんか『われわれ団塊(ダンカイ)の世代は』とか書いてあるの。しゃべるのは自由だけど……でもさ? 幼稚園生、聞いてくれなくね? その本読もうと思わなくね?」

本庄「聞いてくれてる人たちに伝わるように、ってこと?」

司瑞「そう! 上手い人決める選手権じゃないもん。もしヘタでも、伝えようとするその気持ちがこにむ…………コミュ強への第一歩!」

本庄(略した!)

司瑞「まあでも本庄は大丈夫じゃね? 普段から相手のことちゃんと考えてそうだし。……おれずっと一人でしゃべっちゃうし……」

本庄「あっ、えっ、司瑞、大丈夫……?」

司瑞「いやなんか本庄に嫌われたらおれどうしようって」

本庄(メガネも一緒にどんよりしてる……)

観上「しゃきっとしなよ、面倒くさいな……本庄なんか言ってあげて」

本庄「え、えっと……。

 ……司瑞、あのね? オレ、司瑞は多分……嫌いにならないと思う」

司瑞「ほんと?」

本庄「うん。今『嫌だな』って思ってないし、これから嫌になる感じもないし……。えっと、ずっと友達だよ!」

司瑞「ほんとに? ズッ友? セリヌンティウス?」

観上「司瑞、早く服着て」

司瑞「秒でオチまでもってかれた!?」


◆みんなの(かお)()ながら(はな)そう!

本庄「え、えーっと、相手のことを考えて伝えるのが大切……なんだよね?」

司瑞「あ、そうそう。それな? 聞いてる人のことちゃんと見とく(・・・)の大事だからな!」

本庄「下向いてた(・・・・)ら声が届かないもんね」

司瑞「うーん……それだけじゃなくてさ? なんかこう……他人(ヒト)にしゃべってる時、頭にハテナ浮かんでる感じってあるじゃん。そんでね、テンション飛ばしすぎたかなーって思ったらゆっくりしゃべってみるとか、あんまり分かってなさそうだったら少し細かく説明してみるとか……。そういう『見る』も含めてだな!」

本庄(さっきの話と繋がるかも)

司瑞「心配だったらさ、途中で『分からない言葉とかありますか?』って聞いちゃうのもアリだぜ!」

本庄(そういえば書川の発表、『ピンボール』が小さい子(コルリちゃん)に伝わってなかったっけ……)

司瑞「逆に『ここウケてるな』ってトコはもっとしゃべってもいいし、ビミョーそうならハショるとかな。……まあそこは臨機応変(りんきおーへん)って感じかもな?」

観上「本庄のこともちゃんと見たら?」

司瑞「ほんとだ、(クチ)が栗の形になってる……。ゴメン、えーと……そんな難しく思わないでも大丈夫だよ?

 なんかさ、図書館(ここ)のってすごい大会とかじゃないし……えーっと、うーん――……。

 ……本庄さ、ルリルリのこと覚えてる?」

本庄「えっと、猫の……コルリちゃんのことだよね?」

司瑞「そうそう。あと、ラノベの話してたはやみーも……書川もだな。どうだった?」

本庄「あ、細かく反応を見たり、って感じとは違ったけど……みんなそれぞれいい発表だった!」

司瑞「うんうん。そういうこと!

 でもさ? 今の3人、前はちゃんと向いてた(・・・・)からな! 伝えようとも頑張ってるし、そこもちゃんと大事だぜ!」


◆コミュニケーションを(たの)しもう!

観上「どんなに発表が上手くても投票されるとは限らないしね」

司瑞「そうそう、兄ちゃんそれなー!」

本庄(て、手きびしい……!)

司瑞「書川もちょっとそれなー。発表ちゃんとしてるし、持ってくる本面白そうだけど……でも勝てるとは限らないしなー」

本庄(……なんだかすごく心配そう?)

司瑞「えっとさ? でもやっぱりさ、ビブリオバトルって一番になることだけが目的じゃなくて……えーと、あのな、はやみーな? 古いラノベの話、周りとあんまりできないんだって。流行ってるの読む人多いし、布教(フキョー)するのもしつこくなったらイヤだし、でも好きな本の話はしたいし……みたいな。

 ……でね、ビブリオバトルがあるよって聞いて、そこからこっちに来るようになってね……ビブリオバトル、すっごく楽しいって言ってた!

 何言っても持ってきてても、みんな5分は聞いてくれるし……それとね? 本の話したりとか、昨日みたく友達できたり……。んで、そこからさ、『もっといい発表するぞ!』って燃えたりするじゃん?」

本庄「いい流れだね!」

司瑞「そう! ……でもさ、それがさ? 勝つだけが目的だけになっちゃうと、なんか辛くなっちゃうから……あれだな。『ルールを守って楽しくデュエル』! ビブリオバトルは本の紹介コミュ……ニケーションゲーム、だからな!」

観上「……楽しく、がポイントだよね」

司瑞「そうそう! 観上いいこと言うな!」



司瑞「ざっとこんな感じかなー。本庄どう? 他に気になることあったりする?」

本庄「うーん……逆に『これは絶対ダメ』ってこととか……?」

司瑞「い~い質問ですねぇ~!」

本庄(誇張(コチョー)された池上さんだ!)

司瑞「じゃあとりあえずそこから! 徹底解説っ!」


◆ビブリオバトルのNG行為

司瑞「ビブリオバトルは、ルールに書かれてないことは基本なんでもアリ! 発表する人が『こうしたら興味持ってくれるかな』って思ったらさ、それはどんどん取り入れていいわけ。

 ……でもヒトが嫌がることとかしちゃダメだよ? 本庄はしないと思うけど、一応な!」

本庄「みんなで楽しめないもんね」

司瑞「そう! みんなが『楽しい!』『納得できる!』ってなるの、難しいかもしれないけど……そうだな、本庄はネタバレってどう思う?」

本庄「え!? ……たしかにすごく気になるネタバレ聞いたら、続きも気になっちゃうかもだけど、うーん……。実際こないだのビブリオバトルでも『パーフェクトフレンド』の話は気になっちゃったし……」

観上「目的は『読みたい』って思ってもらうことだしね」

司瑞「ちょっとだけ話すならいいって人は多そうだけど、多すぎたら聞きたくなくなっちゃうかもだし……あれだな! するかしないかは……あなた次第です!」


◆本の選び方

司瑞「他にはなんかない? ない? ある? やっぱない? ある?」

観上「うるさいよ」

司瑞「はぁい……」

観上「本庄、他にはある?」

本庄「えーっと……あ、本の選び方のコツ、とか」

司瑞「お! それ行っちゃう!?」

本庄(メガネごとキラキラになった!)

司瑞「『面白かった本』はそうなんだけど……あのな? 面白いって思った中で『見てくれる人が好きそう』ってので選ぶのもアリだぜ」

本庄「ウケそうな本……ってことだよね」

司瑞「そういうことだな! 他人のことを考えるのもコミュニケーション! ……だしな!!」

本庄(あ、言えた!)

司瑞「でも考えすぎてもダメなんだよなー。なんかね、意識しすぎてもダメだけど……」

観上「いけると思ったらやってみればいいんじゃない?」

司瑞「言おうとしてたやつ!!!」

観上「作戦立てて勝つときもあるし、他が強いことだってあるし、読んでほしいって気持ちが伝わって勝つのもまあ……あるんじゃない?

 ……でも、司瑞の言うように勝ち負けだけじゃないから」

司瑞「そう! 仲良くなるのが最終目標(サイシューモクヒョー)だし!」

観上「投票で手が上がらなくても、読みたい人はきっといるしね」


◆コツ、どのくらい気にしてる?

司瑞「まーいろいろ言ったけどさ、気にしすぎても良くないからな! こーいうことに気ぃとられてワタワタしちゃったらさ、それって本末転倒(ホンマツテントー)じゃん? ……おれもあんまり気にしてないし」

本庄(たしかに、司瑞は気にしなそうかも……)

観上「『1-3-1』とか考えないよね」

司瑞「ないな!」

観上「話したいこと絞らないし」

司瑞「だっていっぱいしゃべりたくない? 話してるとさ? 『あ、これ喋ろう』って思いついちゃったりするし」

観上「その割には話したいこと忘れたって言うこともあるよね」

司瑞「メモしても見ねえしなー」

観上「みんなの顔とかちゃんと見てる?」

司瑞「……見てなくもなくってよ?」

本庄(ロコツに目そらしてる!)

司瑞「そういうことです」

本庄(い、いいのかな……?)

観上「気にする人はとことんやるし、やらない人はやらないから……まあ、本庄が安心できる方でいいんじゃないかな」

本庄「わ、わかった……!」

観上「……本庄はずっとこっち見てくれてるけど」

司瑞「まぶしすぎて直視できない……」


◆まとめ

司瑞「んじゃー、最後に今日(キョウ)のまとめ!

どんとしんく! ふぃーる!」

観上「司瑞、本庄困ってる」

司瑞「んー、そうだな……。

あのさ、みんな違う方法で好きな本紹介してたじゃん。……きっちりしてない(・・・・・・・・)でしょ? みんな『お手本』の喋りじゃないじゃん。書川とか、作り込もうとする人もいるけど……でもさ、別に『上手い人が勝ち!』ってワケじゃないじゃん?

『したほうがいいこと』はあるかもだけど……できたほうがいいかもだけど、できないことってやっぱあるじゃん。やりたくてできなくても『次はこうしよう』って思えたらいいと思うし……。でもさ、できなくても誰も怒らないし、悪く言ったりもしないからさ。

 だからね、最初は心配かもだけど……でもなんとかなるぜ! マジでヤバくなった時は兄ちゃんたちも助けてくれるから!」

本庄「あ……ありがとう、司瑞!」

司瑞「うむうむ、がんばりたまえよ」

本庄(あ、教授って呼んだほうが良かったかな?)

観上「あんまり頑張りすぎないでね、本庄」

本庄「うん。観上、ありがとう」

観上「…………」

本庄(なんか『本当かな』みたいな顔された……)

司瑞「よし! それじゃー、今日(キョウ)(ジュ)業はこれでおしまーい! それじゃあきりーつ!」

本庄「……はっ、つい体が勝手にっ」

司瑞「礼、着席!」

本庄「あ、ありがとうございましたっ!」

司瑞「……以上、司瑞キョウがお送りしました~!

 チャンネル登録、高評価、そしてツイッターのフォロー! よろしくお願いしま~す!」

本庄「や、やっぱりYouTuber……!?」

分かりにくかった部分や良かった部分があったら教えてほしい!

(コメント欄、ウェブ拍手バナー、その他下記の宛先などにお送りください)


長めメッセージ(FC2メールフォーム)

http://form1.fc2.com/form/?id=888722


短めのメッセージ(お題箱)

https://odaibako.net/u/revosiemit


───────


◆投稿当時の後書き

この作品、もしや投稿ペース年一回か?(挨拶)

前のほうの投稿分チラッとは確認したけど一旦とはいえ書きたいように書きすぎて読みにくいんじゃないかと冷静になってきた。読点とか改行の数も気になっちゃう。

あと茶番の多さとかも整理したいな……。区切りのいい部分で切る傾向があったけどもう少し統合しても良さそう。1つが長すぎてもアレだしセーブ地点感覚で……と思ってる部分あったけどなんか3タップしたら戦闘入る黎明期のシナリオ系スマホゲームみたいになってる気がする。

いろいろ模索はしつつ形だけでもちゃんと完結……できるのか……!!?

勝手なスペシャルサンクス:あらゐけいいち先生(下書き開くの辛くなってたけどYouTubeの生放送を聞きながらこの部分加筆修正しつつ投稿まで行けたので)


◆2023/08/14

「まとめプリントの出元に関しての記述」「ネタバレに関する箇所でのパーフェクトフレンド発表についての記述」が抜けていたのを確認し加筆修正

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