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小4男子、ビブリオバトる  作者: らと
第二章 小4男子は準備を図る
30/33

幕間・しっきーとおしゃべり

??「キョウっ」

司瑞「あ、しっきー!」

??「今日も元気だね?」

司瑞「うん! 今日もキョウ元気! (チョウ)元気だから!」


本庄(中学生……かな。ビブリオバトルに来てる人かな……?)


??「よしよし。……どうしたの、そのヒゲ?」

司瑞「兄ちゃんにもらった! どうこれ? 似合ってる?」

??「うん。――ふふ、すっごく似合ってるね?」


観上「……本当、妙に似合ってるよね。それ」

本庄「自然すぎて忘れてた(そういえば)!」

観上「……本庄、赤べこのマネ?」

司瑞「あ、観上と本庄おかえりー。もー、待ってたんだぞ、このー☆」

観上「しっきー来てたんだ」

??「うん、さっき来たとこ。キョウが見えたから声かけてたんだ」

本庄(余裕のスルー!)

??「――で、おヒゲ付けてなにやってたの?」

司瑞「アタック25!」

本庄「パネルめくってないけど!!?」

??「ふふ、そっちの子も元気だね。お友達?」

司瑞「そう、本庄! 本庄カイ! こないだ転校してきたばっか! でね? なんと、期待の新人ビブリオバトラー!」

本庄「……ほ、本庄カイですっ」

四木「四木(しき)アルトです。よろしくね」

本庄「…………」

司瑞「本庄ぼのぼのになってる」

観上「……本庄、年上の人苦手?」

本庄「に、苦手じゃないけど……ちょっと緊張(キンチョー)するっていうか……」

四木「そっか。……よしよし、そんなにカチーンってしなくていいよ」

本庄(わ、なでられた)

四木「ふふ、よしよし」

本庄「えへへ……」

四木「いい子いい子」

本庄(……あ、なんか、眠……)

四木「ふふ、よしよーし」

本庄(……すごく、ふわっと、あ、だめだ、これ、ねむ、く――)


・・・

・・


本庄「――(ひゃ)っ!?」


司瑞「お、やっと起きた」

観上「本庄、おはよう」

本庄「え、……あ、おはよう……?(え、なに今の!? 首のとこ――)」

司瑞「……まあまあ、まま、まあまあかけつけ一杯、ささ、ぐいっとね、ぐいっと」

本庄「な、なにそのお酒注ぐ人みたいな……?」


本庄(なんか渡されたけど……お酒じゃないよね、これ? ……あ、フツーにお茶だ……。――あ!)


本庄「これか――!」


\ピポピポピポ/


司瑞「いぐざくつりー! いやー、本庄戻ってこなかったからさ? 呼んでもすっげえふにゃふにゃしてるし、冷たいの飲んだら起きるかなー、って……――いやおれじゃない! ヒャってしたのは観上!」

観上「うん」

本庄(観上!!!!)

観上「はは、本庄怒ってる」

本庄「『はは』じゃないけど!!?」

司瑞「さすが観上、まったく懲りない悪びれない」

本庄「悪びれて!!?」

四木「えっと、……あの、カイ、ごめんね?」

本庄「あ、いや――! オレすぐぼーっとしちゃうから、だからっ」

四木「すごく気持ちよさそうにしてくれるから、なかなか止められなくて……えへ、つい――」

本庄(……つい?)

四木「気付いたらなんか10分くらい……えへへ」

本庄(オレ10分もなでられてたの!!?)

観上「……くく、本庄の顔……」

司瑞「観上チョーウケてる……」

四木「えっと……三人でなんかしてたんだよね? ごめんね、邪魔しちゃって」

本庄「あ、いや、違くて、オレ――」


観上「……本庄、疲れてるんじゃない?」


本庄「あ」

四木「そうなの?」

司瑞「……あー、本庄、いろいろ気合入りすぎて必要以上に疲れちゃうタイプかー。ガッテン、ガッテン」

本庄(勝手にガッテンされた――!?)

四木「そっか……もう少しウトウトする?」

本庄「だ、大丈夫です!(起きられなくなりそうだし!)」



司瑞「でさ! 昨日ビブリオバトル来てね、やりたい! ってなったんだけど、兄ちゃんな? 昨日都合悪くてさ、そんでね、今日(・・)も! ……あ、おれじゃないよ? ……今日もね、都合悪い(わりー)からさ? おれと観上で一緒に教えてんの! 兄ちゃんの代わりにっ」

四木「それじゃあ、キョウもシオンも先生なんだ。すごいね?」

司瑞「えへへ、それほどでも――」

本庄(……あ、なんか気づいた顔!)

司瑞「あるかな!?」

本庄(……ダジャレチャンス!?)

四木「あると思うよ。……あ、アルトだけに?」

司瑞「ふふーん」

本庄(司瑞、ごまんえつだ)

観上「――あ、伯爵来たよ」

四木「ほんとう!?」

本庄(今、見えない犬の耳としっぽがピーンってしたような……)

観上「……伯爵はしっきーに勉強教えてるおじ……ふふ、お兄さん」

本庄(本人に聞こえないところでイジった……!?)

司瑞「そうそう、年齢フショーでエレガントしてて吸血鬼っぽいからと、あと名字(みよじ)と名前縮めて『伯爵』。キムタクと同じだな!」

観上「『しらかわ』だから少し違くない?」

四木「えっと――じゃあオレ、そろそろ行くね? ふふ、ビブリオバトルのお勉強がんばって!」

本庄「あ、はい! さようなら……!」

観上「向こうの席に行くだけだけどね」

司瑞「だけだけどなー」

観上「……てことで司瑞、あんまり騒いだら――」

司瑞「し、静かに……なるべく静かに続きやろうな!」

本庄(……あんまり長く持たなそう)

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