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第2話「御三家・ジンム」


「よいしょっと!とうちゃ〜く!」


「ここに来るのも久しぶりだな。」


「僕たちは実質まだ春休みみたいなもんだしね〜」


「………///」


「どうしたの?ルナ。」


「……リベルテに抱きついてたの通りすがりのお姉さんに見られてた……」


「いいじゃん別に、可愛い〜って言ってもらえてたよ?」


「それが恥ずかしいんじゃん……」


「そりゃ外でやってたら見られるよな。」


「うぅ………気をつけます……。」


「まあ別に自分が気にしなくて周りに見せつけてるわけじゃないなら構わないと俺は思うけどな。」


「人の幸せを見るのは楽しいしね。」


カアアァァァン!!!


「!……この音は……」


「剣道場の方からだな。」


「あぁ……絶対ミヤトじゃん……」


「近いし、先に会いに行こっか!」

「ルナは猫の姿に戻って僕の肩に乗っておいて。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


シュッ!…………


「っ……まっ……」


「……参りました………」


「勝負あり!」


「よくなってるじゃねえか。前やったときより断然いい。」


「それでも貴方には敵いませんね…」


「へっ、そんなにすぐ越えられちゃ俺の立つ瀬がねえよ。」


  すげぇ……もうこれで8連勝だぞ……

    ……あぁ……ミヤト様はやっぱ御三家の中でも別格だな…

   …はぁ!?ベルク様だって負けてねぇよ!…

 …ちょっと!ヴューガ様のこと除け者にしてんじゃないわよ!…


ガラガラッ!


「たーのもーー!!!」


「道場破りじゃないんだぞ。」


「にゃぁー……」


……おい…!あ……あの二人って……!

 ……なあ、

俺の頬をぶっ叩いてくれ。夢か確かm(((ドゴォッ

 ……壁にめり込んでる……

 …夢じゃなさそうだな……

「あはは!大げさだよ!よく見かけるでしょ?」


「わ…わざわざ顔出しに来てくださるのと廊下で見かけるのとでは話が別です!」


「リベルテにクリスじゃねえか!」


「おはよ!」「元気してたか?」


「おうよ!俺が調子崩すのはお前らになんかあった時だけだ!」


「にゃー…(流石の忠誠心だね)」


「御三家筆頭なだけはあるよな。」


「まあそれもあるが……何よりダチは大切にするもんだからな!」


挿絵(By みてみん)


神武宮都(ジンムミヤト)、もしくはミヤト・ジンム。

皇国に存在する3つの武闘派貴族「御三家」

・ジンム家

・テレジア家

・ ヴィルシーナ家

その筆頭とされるジンム家のなかでも、歴代最高と称される武士(もののふ)。大和刀を主として武芸百般。

金髪ポニーテールのイケメンなんだけど……エリスには珍しく普段からムキムキなんだよね。

……今は和服だから分かりづらいけど……

ん?何が珍しいのかって?

エリス族の男は「パンプアップ」っていう現象を意図的に起こせる子が多いんだけど、普段は細身な人が急にムキムキになったり体格がデカくなったりするんだよね。

まあ見た目の問題であって筋肉量はほぼ同じなんだけど。

ちなみに僕もできるよ。


「女の子も結構入ったんだね〜剣道部。人気じゃんか〜!うらやましいぞ〜このこの〜♪」


「どの口が言ってんだよ。

この前のバレンタインデー、忘れたとは言わせねえぞ。」


「チョコもらってたら1日終わったからね。」


「そろそろ対処法考えるべきかもな。」


「僕達は男の子からも貰ってるから単純に2倍なんだよね。」


「この女たら………人たらしめ。」


「褒め言葉として受け取っとくね♪」


「……にゃぅ……(君たちモテるもんね……)」


「エリスは多夫多妻がOKだから尚更な…」


「まあお前らの魅力をわかってくれる奴が多いのはいいけどよ。」


「……なぁに?やきもち焼いちゃったの?かわいいね♪」


「……そんなんじゃねえよ…。

……でももっとかまってくれ。」


「寂しいんかい。」


「にゃ〜……………にゃぁ?」


……ダッダッダッ…………


???「ハァ…ハァ……やっと見つけた!!」


「げっ!?」


「!?…こっ…皇王陛下に執権様…!おっ……おはようございます!!」


「おはよ!」「おはよう。」


「…何だミヤトお前なんかやらかしたのか」


「神武家当主もそろそろ交換かな」


「待ってくれそりゃァねえだろ!?だいたい替えが効くもんじゃ…」

「ミヤトくん!!」


「はいっ!!」


「そのっ……!……まっ前!バッ…バレンタインデーの時にくれたチョコレート……あ…あっただろう?」


「あ、あぁ……あげたな…。」


「あっ…あれだな…その……す…すごく美味しかった!」


「あぁ……そりゃどうm」

「だから!!」


「今度……つ…作り方を教えてほしい…!い…いいだろうか…?」


「………なんだそんなことか!全然いいぞ!」


パァァ……!「そっ……そうか!なら!よろしく頼む!でっ…ではこれで!!」


ダッダッダッ………


…………………


…ざわざわ……ざわざわ………


「ふふっ♪相変わらず生徒会長からモテモテだね〜!もう付き合っちゃいなよ〜!」


「何だまだ付き合ってなかったのか。ていうか、チョコつくったんだな。」


「あ、ああ………にしても嵐みたいに立ち去っていったな……」


「まあ……なんだ、ベルやヴューにはもう会ったのか?」


「ううん。これからなんだよね。」


「何だそうだったのか。なら早く行ってやれよ。あいつら寂しがり屋だからな。」


「…さっきデレてた奴がよく言うな。」


「な!?…そっ…それとこれとは話が別だ!…ほら、行った行った!次来たときは茶の一つでも出してやるからな!事前に言ってくれよ!ああともうちょい長居できる日に来いよ!!俺の家でもいいからな!」


「だー!わかったわかったよ〜!」

「にゃ〜……?(なんかちょい愛重くない…?)」


「ミヤト・ジンム」

  (神武 宮都)

生年月日:1999年6月4日

二つ名:金剛のミヤト

・種族:エリス(聖天)族

・性別:男性

・年齢:12歳(〜13歳)

・身長:178cm

・体重:70kg

・能力:なし

・宝具:妖刀「羅生門」

・武器:万能。よく使うものは刀、拳銃、煙玉、手榴弾、スタングレネード、鎖鎌、槍など。

・体質:肉体超化 爆発耐性 超タフネス 防御力超化

・ステータス

身体能力 S

格闘技術 A+

霊力量  C+

霊力技術 Bー

タフネス S+

精神力  A

総評   Aー

・戦闘スタイル:近距離パワー型(刃、肉弾戦)

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