☆ 今 ま で の あ ら す じetc ☆
一章あらすじ。
父は遠い貴族に売られ、母は裏切られて(裏話)奴隷となり、その息子であるルネックスは相変わらず父と母を尊敬しながらも、いじめられる日々が続いていた。
そんな彼に恋焦がれる少女が居たりしたのは、彼はまだ気付いていなかった。
しかし、ある日突然出現したブレスレットの中に吸い込まれ、ルネックスは大精霊の少女、フェンラリアと出会う。
父の真実、フェンラリアの真実、そして聖神の存在を知った彼は、村を出ようと決意する。その中でも、彼は冒険者になると目標を立てていた。
村長に交渉したところ、村長に勝てたらという条件を付けられた。何故かというと、彼に恋焦がれていた少女、フレアルが彼についてゆきたいと言ったからだ。
そのころにはルネックスの仲間になっていた、この村では禁忌とされた鬼族の少女シェリアは、彼が勝つと信じて疑いはしなかった。
そして彼は村を出て、反乱を抑えたり奴隷少女カレンを買ったり新たな目標を立てたり、あちこちでの救助を行うのだった。
※兵士たちの知り合いがたくさんできた。(当時国王)コレムとも仲良くなった。
二章あらすじ。
聖神が動いた。ディステシアが被害に遭った。ディステシアは、一章の時から主人公らを支え続けていた精霊管理神である。
怒りを湧き上がらせた一同は、動いた。ある者はこれ以上仲間を悲しませないために。ある者は恩を仇で返したかもしれない事実に哀しみ、ある者はただただ絶望し、ある者は救うために―――。
奴隷征服計画。ルネックスらはその計画の名をそう言った。一章で出会った奴隷商人ハイレフェアやコレムに協力してもらい、奴隷制度をなくす。
その奴隷達を解放し、育成し、最強の兵と仕立て上げる。その最中、全員のメンバーに何かしらの『訳ありポイント』があることが分かった。
さらに最強となるために動くルネックスは、アルティディアに存在する世界の殆どに声をかけて征服した。中には戦った世界もある。
ただ、これで準備万端とは言えない。そんな時に―――、
三章あらすじ。
神界を攻略することを決めたルネックスらは、早速問題にぶち当たる。聖神の襲撃とフェンラリアの並ならぬ怒気と恨み。
協力を申し出た大賢者テーラ。そしてぶつけられるのは、今では確実に実力不足だという事実。
なのでセバスチャン、ゼウス、テーラの三人にそれぞれついて訓練を始めた。テーラはルネックスにつきっきりで訓練をしてくれるそうだった。
ただ、その理由は彼女が強すぎてルネックス以外が相手をすると死ぬ確率が高い(裏話?)というものだったが。
そして彼らはテーラの集めた仲間と共に、神界へ上る準備を始めたのだった。
魔王が覚醒し、勇者が現れ、大英雄の弟子だと判明するのが初盤戦前期。十二女神と戦ってメルシィアを尊敬して彼女を見送り、天使がほぼ全滅するのが初盤戦後期。
限界の突破、証の称号を貰い受ける。そして聖神の過去が判明する―――、そして。
四章あらすじ。
今まですべてが味方したルネックス組ではなく、聖神組に味方をする者達がいた。闇の原点、冥界の主、アデル。ナタリヤーナ。シエル。
様々な犠牲者を出しながらも、鬼神グライエットや大魔神セイジの協力により、シエルを撃破することに成功する。
そしてロゼスらと交戦しながら、アデル達はシエルのように心が腐りきったわけではないことに、全員が気づき始めた。ルネックスは彼女を助けようと決意する。
その中でアデルを味方に付け、代償とするかのようにフェンラリアが落命。その前に落命していたリーシャとリンネを追いかけた。
二度と戻れないことを自覚したまま、ルネックスは最終覚醒を遂げて―――、
戦闘を終えた。
喪失感を感じながらも、きっと喧騒でまみれているだろう人界へのゲートに乗り込む。
五章あらすじ。
すべての世界を安定させるために、アルティディアの中でも主戦力となる様々な世界に、貿易を申し込んだ。幸運なことに、今までのルネックスの実績と称号のおかげもあり見事に了承された。そしてフレアル達や英雄たちをそれぞれの世界の管理をしてほしいと申し込んだ。結果的に残ったのはルネックスとシェリアのみである。
そしてもう一度人間界に帰還し、山にゆくことを決意。その前にギルドなどに寄っていこうと思い、ギルドへ行くとアテナと呼ばれた少女と戦闘になる。
彼女との戦闘を終えた後、ルネックスとシェリアはグロッセリアに頼まれた、妹に魔女の証を渡してほしいという任務を始めた。
スティセリアと出会い、ユーリシア一同と出会い、魔の森の色々を撤去する。そこで出会った魔王になりたい幼女ルカはテーラに預けることとなった。
王城―――大帝国王城に戻り宴会をする中、二人をある影が付け狙っていた―――。
六章あらすじ。
大罪の能力を持った大商人グロックとその執事ダイムが襲い掛かって来た。それは丁度、ルネックスが山へ行ってから少し経った頃のこと。
彼らを手なずけ、去った後、二人は彼らの背中を見送ってこれ以上の進化を誓う。
まだ、目標が達成できていない。
そんな時、歴史改革を成そうと必死になろうとしているテーラからメッセージが届く。シェリアに告白しろ、と。
二人が更なるレベルに達した時、彼はついに告白を果たし――OKを貰ってリア充デビュー。
それからまたまた二人のレベルが上がった時、ルネックスの机にある招待状が届く。四天世界の四天王が集う場所へゆける招待状。
それは、ルネックスの最後の目標―――、伝説となるための最後の一歩だった。
彼は狙い通り伝説となり三千世界の頂点に君臨するが、改めて世界のシステムの恐ろしさを思い知った―――。
―――エピローグ―――
という流れでした。
いやあ、あと一話で完結ですよ。作者は寂しいです。
ということで、専門用語を解説しておきますね。キャラも専門用語も増えすぎて何がなんだか……。
聖神:悪徳の限りを尽くした悪人の名称。実は悲劇のヒロイン(!?)。
英雄:ヒロインや相棒と呼ばれる、勇者の最も近くにいる者、そして勇者に協力する者を総じて英雄と呼ぶ。これまた選ばれし者だけが貰える称号って言う、、、。
勇者:世界を変えられる資格を持つ、それぞれの世界で、今まですべての世界の歴史を見て最も多くても五人までしか存在できないそれぞれの世界の頂点。
そして頂点同士が集まる四天王の中でも頂点になれた者こそが伝説。
ヒーローとも呼ぶ。本来は光を放って生まれるよ(ココ重要)
三千世界:すべての世界をまとめた名称。乱星国は含まれていない。全宇宙で三千個しか世界がないというよりは、そこまでしか観測されていない。世界のシステムがどう思っているかは別にして。
乱星国:乱れた星の国。すいませんちゃんと説明します。定まった軌道を歩まない、実は無限の可能性を秘めた国。歯車軸とシステムの悩みの種。
歯車軸:世界の動向を定める軸となるもの。世界のシステムが作り出したものだが、これに反抗できる世界は乱星国のみ。
世界のシステム:三千世界から歯車軸の全てを掌握する最強。乱星国以外は全て掌握し管理することができる、複数意識の集合体。残酷無比。
……etc
まぁ、この物語で最も気を使うべき単語はこれらでしょう。
ということで最終話もお楽しみください!
僕のブレスレットが最強だったのですが