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蘇我の姫  作者: たま


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うののサーラ

藤原京と飛鳥が世界遺産になるとか。

おめでとうございます。

「秋津島」書いてる時からサーラを出すかどうか悩んでましたが、出さなかった〜

彼女がどれだけ有間皇子にハマってたか!

18の時に私もハマって有間皇子の居所探しに地元研究者を訪問したり、「その処刑ルートを各駅停車で一駅づつ降りながら乗り継ぐ」と言う苦行行脚実行しました!

『日本』の名付け親にして女王、最古の推し活女子、持統天皇を書いてみましょう。

推しを失くした今だからこそ!書ける気がする〜

史実と異なるとの異論は受け付けません。

なんせ史実を編纂したのは、藤原家ですから〜ウソばっかりだよ┐(´д`)┌

「ねえねえ、叔父さん!お姉様と私とどっちが好き?」私は夫である叔父さんの首に裸のまま抱きつきながら聞く。

「そんなあ〜皆、好きだよ〜兄貴から皆貰った姫だし。」叔父は気恥ずかしそうに照れる。

素朴で素直で良い人だ。この人のそばを絶対離れない!なぜなら、彼はそばに居る人間にコントロールされやすい気質の人だから。

まだ印も来てないので妊娠は無理だが、私は皇子を産むと決めている。

姉の方が先に印が来てるが絶対負けない!

私が皇子を産むのだ。そして…


亡き母から父の非道さはずっと聞いていた。

祖父の兄(蘇我蝦夷) に母の従兄弟(蘇我入鹿)叔母(聖徳太子妻・刀自古)も全て殺されたそうだ。何とか親睦の証として母を父の妻に贈ったことで祖父の命は繋がったが、やはりミスを責められ自害を強要された。

祖父が自殺した後、母はずっと泣いていた。

サーラと姉は何とか母を元気づけたかったが、母は鬱ぎがちになり食べるのもヤメてやがて亡くなった。

父には母以外に沢山奥さんが居るので、父は対して気にしてなかった。なんなら1番お気に入りの妹が、現天皇の后にも関わらず、父のそばに朝も晩も居た。

現天皇は后の席を空席にしたまま(まつりごと)をし、役人の嘲笑の的だった。

実は現天皇の皇子にサーラはずっと恋をしていた。

何度か話したが、15歳の有間のお兄ちゃんは聡明で美しく優しくて…「絶対この人のお后なるのだ!」と10歳のサーラは決めていたのだ。

だが、母から聞いていた父の蛮行はサーラの眼の前でも行われた。

有間のお兄ちゃんを謀反の罪で捕まえて処刑して南紀の海にその遺体を捨てた。

大変人気があり遺体すら都に持ち帰れば、信仰の対象になる恐れがあると父・天智天皇が判断したからだ。

13歳となったサーラは心の中で決意した。

父をこの世から葬り、その全てを自分のモノにすると。

そして亡き有間のお兄ちゃんに捧げると。


彼女こそ、この国を「日本」と名付けた女王。

日本の王、持統天皇だ。

叔父さんに父から姉と共に贈られたが、サーラは誰より床上手だ。この国の真の王になり、有馬のお兄ちゃんを神様として寺院を造らなくてはいけない!

その野心の為には、大人の男1人くらい籠絡(ろうらく)できなくては!

13歳ながら叔父の大海人王子に抱きつき一瞬も他の女を寄せ付けなかった。

死んだ人は蘇らない。推しを失くした少女は、その痛みを決して忘れない。

『有間お兄ちゃんを信仰として今後何千年と人々が祈る日本の神にするのだ!』

サーラは決意する。

「叔父さん、抱いて〜サーラ以外とエッチしたら許さない!」と大海人王子の毛むくじゃらの胸に顔をうずめる。


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