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年齢制限はありません!!

真田は、夢をみていた。


「さなやん、さなやん」


女の声が聞こえる。だが周りは暗闇でその声はどこからしているのか聞こえない。

一生懸命体を動かそうとするがなぜか自由がきかない。

なにが起こっているのかわからなかった。


しばらくすると、その空間は海に変わった。美しいコバルトブルーの海だった。

静かな波の音が聞こえる

目を細めると、浮き輪にのった女の子が手を振っている。

真田は、その女の子に導かれるように海にはいっていく。

だが、どんなに進んでもその女の子に近づけなかった。


というより、女の子がどんどん自分から離れていっているのだ。


しばらくすると、その女の子は全く見えなくなってしまった。




やがて、真田はゆっくりと目覚めた。

見たことのない部屋だった。


ふと横をみると、サナがスヤスヤと寝息をたてて寝ている。真田はようやく事態を把握した。真田は昨日のことを思い出そうと記憶をたどる。


真田がサナの元へ戻ってキスした後、サナの部屋にはいり、ベッドに二人して倒れこみながらすこし話していたのは覚えている。だが…その後の記憶はない。ハッとなり布団の中を確認する。

二人とも昨日の服をきている…ようはそのまま寝てしまったのだと真田はホッとした。よく考えれば当たり前だった。真田はサナとの最初のデートから数日ほとんど寝ていなかった。


「しんちゃん、おはよ…起きたの?」


サナが目を覚ました。大きな目が半分ほど空いて、こちらを見ている。


「おはよ!ああ、起きた…」


真田は体を起こす。だが再びベッドに引き戻された。サナは真田が起きるのを全力で阻止した。サナの体がぴったりと真田にくっつく。真田に完全に抱きついている状態だった。


「もうちょっと寝ましょう…」

「おいこら!起きろ!サナ!!」


真田の静止を振り切りサナは再び眠りに落ちていった。


いままでに受けた中で最高の意地悪を真田は恨まずに入れなかった…








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