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第134話 アストラ・ゼロの行方
目を開ける。
「レオン!」
セレナが俺を抱きしめる。
「よかった……!」
「セレナ……」
「急に消えるから……心配したんですよ」
俺は周囲を見る。
全員いる。
そして――。
「女神様」
「はい」
「アストラはどこにある?」
女神は少し驚いた。
「やはり気づきましたか」
「俺の神剣は消滅したんじゃない」
「その通りです」
女神が空を指差す。
そこには巨大な星があった。
「アストラ・ゼロは――」
「神界そのものになりました」
「……神界?」
「あなたの力を世界から切り離すことで、世界を安定させたのです」
つまり。
俺が力を失ったわけではない。
力が――。
「俺の外にある?」
「はい」
俺は笑った。
「なら、いつか取り戻せるんだな」
女神は首を振った。
「必要になったときだけです」
「なるほど」
そのとき。
神界の鐘が鳴った。
――ゴーン。
女神の表情が変わる。
「……まずい」
「どうした?」
「神々が目を覚まします」
「神々が?」
「そして――」
「あなたを敵と認識するでしょう」




