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触手勇者(途中打ち切り)  作者: 刃羽器霧
前振り的なアレ
8/12

旅立ち

前回のあらすじ


作者「ヤスヒコじゃなくてヨシヒコじゃねーかぁぁぁぁ!!!」

 ヤスヒコをしばいてから1年が経った。

 昨日ようやく戴冠式が終わったのである。内乱のあった国としてはかなり早い。もちろんある意味終戦宣言であるわけで、首脳部が早めたのは間違いないわけだが。


「これで晴れて出立だなあ」


 シオンはしみじみとつぶやいた。


「感謝している」


 隣でミアータがそっけなく言う。


「おおー! ついに出撃ですにゃ!」


 ミアータの反対側では猫耳の女の子が腕を振りかざして叫んだ。


 にゃ、にゃ、にゃ、……と声が反響する。ここは風呂場だ。

 一戦を終えて3人でひとっ風呂浴びているさなかである。


 この1年でシオンは人間の世界を見て回った。いちおう約束が会ったのでこの地を拠点にしてマッハ20で飛び回るという旅というには味気ないものだったが、旅行と考えればまあまあ良かった。


 終えてみた感想は「ブスが多い!」というものだ。


 多少誤解があるので解説すると別に美人がいないわけではない。

 ただシオンは死の秘宝の頃のハーマイオニーではなく賢者の石の頃のハーマイオニーを好むタチである。

 そもそもコーカソイド系の顔の美人を美人と思うにはシオンは日本人に慣れすぎている。


 結果、王族を見ても「ブス」となるのだ。


 なんだかんだで気に入ったのはミアータ姉妹と猫耳の少女――リンクスだけだった。


 彼女は町中で鞭打たれていたのを助け、そのまま連れてきている。どういう経緯があったのかはシオンは知らない。リンクスに聞いていないし、確認する前に相手は殺した。


 2人ともロリ系なのはまあつまりそういうわけである。


「結局、魔族には会わなかったしな」


 右手でミアータの、左手でリンクスの胸を揉みながらシオンはこれからの予定を話す。


「とりあえずここから一番近い『入り口』から侵入する。2人にしてもらうことは心構えだけだ」


 リンクスの胸はミアータよりもさらに一回り小さい。揉み甲斐のある胸である。


「なにか質問・確認は?」


「「なーし!!」」


 2人が声を揃えて応える。



 目指すは美人の女性魔族である!!

ちゃんとプロット練らないといつまで経ってもつまらないのでちょっと更新止まります。

2月中には復活したい。

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