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玉砕戦2691  作者: 小池すんた
第一章~涼、未来へ~
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第五話

やっとこの物語に女子が登場します。

14時の研修室。

そこでは、吾妻先生が授業を始めようとしている。さ、寝よう。

「えー、それではね。この軍の説明をしていこうかね」

そうだ先生。そのまま行って、俺を夢の世界へ連れてってくれ。

と思ったが。

「あっそだ。大事なこと忘れてたよ。あのね軍がね、大手端末メーカーの極東電子に受注してたね、君たち新参の軍人がね、1番楽しみにね、してたね…  そうそう、『戦闘補助端末(バトルサポーター)』がね2週間早く届いたんだ。上官がね、“こっちが預かっておくのもなんだから”ってね、早く配ることにしたんだ」

マジ?なにそれ?早く頂戴よ。

「でもね、この授業?が終わるまで配らないよ。うん」

ぎゃ。先生それはないよ。読者の皆、おやすみ。


では、いつも通り要約したもの記しておこう。今回は長くなるだろう。

涼たちが入隊したこの都宮軍は現在陸、海、空軍に分かれており、青年志願兵は陸軍の一番下の組織である。だが、ここで昇級の紹介状を書かれるか、22歳までいるかすると、個人の性質によって3つの軍のどれかに配属される。だいたいの兵士は後者で昇進する。

読者の皆さんが一番気になっているであろう、兵器の話に移ろう。

都宮軍の標準装備は2460年創業の日ノ本銃器が開発したM98ヨーバクだ。(海空軍も)なお、これは横にバトルサポーターを装着できるようになっている。また今の所、陸軍最大の陸上艦船は、2600年創業の日本造船が建造した水陸両用航空母艦「櫻」だ。全長1500m、全幅420m、高さ396mの、超巨大艦だ。だが、空母とはいっても20世紀に大活躍したアイオワ級戦艦並みの攻撃力を持つ。

海軍は、27世紀末最強の艦船と言われる択捉級イージス駆逐艦(日本造船製)を保有する。約600mもの全長がある巨艦だ。他にも、全長約800mの伊豆型空母を保有している。伊豆型空母は、「菊式カタパルト」と呼ばれる、細い船体の側面が薄く開いた後、放射状に延びる滑走路を採用している。これを上から見ると国章の菊に見えることからだという。

空軍は世界有数の航空機、艦船数を誇りその中でも戦闘機では日空戦機製の極天5000が最強と言われている。これは、第三次世界大戦で最多撃墜記録2853を達成した「撃墜王」である服部空牙大尉の

愛機であるF63天翔をどんどん改良していった物である。ちなみに服部大尉には戦士名(設定集参照)が与えられており、服部空牙・スカイバーナ・ストライカが本名である。空中艦は空母が無く、今世界にある空中艦は全て戦艦、イージス艦、フリゲイト、輸送艦のみだ。


「じゃ、最後にね。バトルサポーターを配ろうか。」

ああ、終わった終わった。これを待っていたんだ。そして全員に箱が配られる。

「じゃあ、本体を取り出して、側面の電源ボタンを押してね」

スマホみたいなのをポチ。

「そこからは画面の指示に従って設定してね。」

設定が終わる。

ピロリン!いきなり画面に美少女が現れる。

「初めまして!Mokaです!」

「えーとだね、これはねAAIと言ってね、アシスタントAIなんだ。様々な場面でサポートしてくれるはずだよ。じゃ、今日はこれで終わろう」

「ちょ、おまっ」

こうして2次元少女との生活が始まった。

ではまた次回。

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