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その後
翔太のキスは、思ったより長くて熱っぽかった。
何度も深く重ねられるキス。熱い吐息がかかって、唇が湿っぽくなる。
初めてなので、もっと爽やかなキスを想像していた。翔太の胸をタップして、押し退けながら身を引く。
顔を背けてから、ハタと気づいた。
ーーロマンチックなキスがしてみたい……、そう言ったのは自分だ。
ロマンチックの解釈は人それぞれだけど、爽やかより情熱的の方が、当てはまるかもしれない。
「ふふっ」
何だか笑ってしまった。翔太が赤くなった顔でこっちを見ている。
「……何笑ってるの?」
「ううん、リクエスト通りだなって」
「……じゃあ、もう一回」
「まだちょっと早いかも。するなら軽めのキスで」
顔に手が触れて、またキスされた。
やっぱり、想像より深いキスだ。それに、長い。
彼氏とキスがしたい、と思っていた。
想像とは少し違ったけど。
こんなキスも、悪くないかもしれない。
爽やかに締めようか迷いましたが、
ちょっとズレてる二人なので。
中高編も下書き中なので、またいつかお付き合い頂けたら嬉しいです。




