おいしいごはん!?
ますがー、た、たべていますか。ちゃんと、たべていますか?
ますがー「 」
も、もぐもぐ、してください。ますがー。
たのしいごはんのじかんです。お、おいしいじかんです。
あ、あ、あの……あの! ますがー!
「がちゃぁぁぁん!ぎゃあああ!」
もう、いやだ!うらみます。おっおねがいします。も、もう……!
ますがー「 」
そうです。おいしいですよね。お、おも!おいしいはずです。
わ、わたしは、おいしいとおもっています。
おいしさのきょくげんの音が、おいしいごはんです。
こ、こんがんを消し、もやします……!
おいしいとおもわなきゃいけません。
わたしのお、おびえとうらみこそが、
さ、さいこうのおいしさのあかし!
ますがー「 」
あ、あの、ますがー?
た、たのしいですよね?し、しあわせですよね?
わ、わたしも…し、しあわせです!しあわせなはずです。
お、おねがいします。たべてください。た、たべてもらわないと
――わ、わたしが、『 私 が 』
う、うう……!頭を、ガリガリとかきむしる
音がする……「がりがりがり!ざわぁぁ!」……いかりと
いやがりの音、いっいやです、こっ怖いです!
あ、あ、あの……お、おも!ぎゃああああああああああ!
もうこんなに食べるのは嫌だっ!でも、うまい、くやしい……っ!
お、おねがい、お願いします。ますがー。わ、わたしは。
とめられるまで、食べないといけません。でも、この叫びをつづけます……!
もう、だめです。限界、です……でも、わたしは。
――止められません。




