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魔術使い

すみません。

ねぼけててタイトルミスりました。


「夜?」


「はい、夜といいます。」


口元が妖艶にゆがむ。まるで三日月のように、、、


「仕事のために街に出てきたらすでにこの有様でしてね。どうしようかなと街を歩き回っていたところお二人を見かけたので声を掛けさせてもらいました。」


「ふぅん。この状況はあなたが作り出した訳じゃないってこと?」


「そうなりますね。ワタクシの保有する魔術に現在【夢】はありませんから。」


「夢?」


何の話だとばかりに首を少し傾げた少女にテイラーは杖をもてあそびながら片手間で回答していく。その間も少女の剣の切っ先は彼に向いたままだ。


「君も魔術を保有している者なら知っていると思っていたのだが知らないか。なら君はいらないな。」


そういってテイラーは少女に背をむける。


「待て!お前は何か知っているな!吐け!」


そう怒鳴る彼女の様子に溜息を吐きながらしぶしぶといった様子でテイラーが振り返る。


「君、いや、お前。俺を警戒するならもうちょっと距離離したほうがいいぜ?この距離じゃああってないようなものだからな。」


その言葉に疑問を覚える前に喉を掴まれ、地面に押し倒されていた。ね?と微笑む彼がこちらを覗き込んできていた。


「離せよ。」


その時、背後から抜刀したリアンが切り上げるように剣を振る。


それを身のこなしだけでよけたテイラーはへぇとだけ呟きリアンのロングソードに包帯に包まれた視線をやる。その剣は少し赤く光り輝いておりその光によって少し刀身が伸びているようだった。


「ねぇ。あなたの言っている魔術っていうのはこういう特殊な魔法?」


そういって少女はこちらへ向けて両手で何かを絞めるような動作をする。すると、テイラーの首が絞められているような気がして首に触れる。しかし、そこには何もなかった。しかし、やはり絞められている感覚がする。


「なるほどね、これが君の魔術か。」


何かに気づいたように顔を歪めて少女を見つめた。

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