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帰ってきたお兄さまが私の部屋にやってきた。


「レオナ、具合はどうだい?」

「少し寝て元気になりました。ありがとうございます」

「レオナを見舞いたいとアラン様がいらしているけど会えそうかい?」

「今は誰にも会いたくないです…」

「アラン様はとってもレオナを心配していたよ」

「…私のことを心配しなくてもいいのに…」

「レオナ、本気で心配してくれている人にそんなこと言ってはならないよ。いつも待ち合わせしている場所にレオナが来ないからクラスまで探しに行こうとしていたアラン様に偶然門でお会いして、休みのことを伝えたら心配だからと言って一緒に我が家に来たんだ。アラン様にお会いしなくて本当にいいのかい?」

「私のことを心配してもしょうがないのに…」

「逃げていて何か変わるのかい?今逃げたら明日はもっと逃げたくなるよ」


お兄さまは優しいが、的確な言葉を伝えてくれる。

このまま逃げていても仕方ない。


まずはアラン様にお会いしよう。

お話をしよう。

拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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