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第一王子の誕生日にカリーナ様が婚約者に決定したことが発表された。


カリーナ様なら王太子妃として十分発揮できると判断されたものだった。


私はすぐにカリーナ様にお祝いの手紙を書いて公爵邸に持って行ってもらった。


この発表で多くの貴族たちからお祝いをされているだろうから少しの間忙しいだろう。


予想通り、翌日カリーナ様は学校には登校しなかった。

昼休みに中庭で1人でサンドウィッチを食べているとまた侯爵令嬢たちから話しかけられた。


「遂にカリーナ様が第一王子の婚約者に正式に決まったのにあなたはまだ離れていないのね!そろそろ立場を弁えなさい!」


黙ったまま下を向いた私に、

「何か言いなさいよ!何も言うことが出来ないなんてあなたもそう思っているのではなくて?」


「あなたが付けている髪飾り、カリーナ様とお揃いよね?カリーナ様なら映えるのにどうしてあなただとくすんで見えるのかしら。可哀想に」


そんなこと言われなくてもわかっている。


そこにアラン様が現れた。


「カリーナ嬢が贈った贈り物をレオナ嬢が似合っていないということは、似合わないものをカリーナ嬢が贈ったことになるが?」


「そういう意味では……」


「それにカリーナ嬢がレオナ嬢と一緒にいたくないとでも言っていたのかい?そうじゃないなら余計なお世話じゃないか?」


「………」


侯爵令嬢たちはそそくさと立ち去って行った。


「レオナ嬢、このようなことは前もあったのかい?この前元気なかったのもこれだったのかい?」


「………対処できなかった私が悪いんです…」


「そんなことないよ!何かあったら頼って欲しい。婚約者なんだから!」


「ありがとうございます…」


アラン様のことも言われていたことは言わないでおこう。



拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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