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カリーナ様とのお茶会が終わるところで、中庭に向かってくる人影が見えた。
「レオナ嬢!お茶会はそろそろ終わるのかい?馬車で送っていくよ!」
「アラン様、またいらっしゃっていたんですか?こんな場面、前もありましたわね。レオナ様をちゃんと送っていって差し上げてくださいまし!」
「いえいえ!私の家の馬車も来ますのでアラン様に送っていただくなんて申し訳ないので大丈夫です!それに用事があってこちらにいらっしゃっているのに私を送るなんて邪魔をしてはいけません」
「邪魔なものか!丁度終わったところだったから送ろうと思っていたんだ。カリーナ嬢もそのほうが安心するよ!」
「……そうですね…。ではお願いいたします…」
「レオナ様、アラン様は婚約者なのだから存分に甘えてよろしいのよ!」
「そうだぞ!婚約者を送ることは大切なことだから!」
「レオナ様、またお茶会に来てくださいね」
「カリーナ様、プレゼントありがとうございました!明日また学校で!」
アラン様にエスコートされて公爵家の馬車でカリーナ様邸宅を後にした。
「カリーナ嬢からはどんなプレゼントをもらったんだい?」
「お揃いの髪飾りをいただきました!明日学校にしていくのが楽しみです!」
「お揃いか!明日学校で2人に会うことを楽しみにしているな!」
「公爵家でのご用事はもう終わられたのですか?」
「父上がまだ公爵家にいるからレオナ嬢を送ったらまた戻るよ!」
「大変申し訳ございません…。やはり自分の家の馬車で帰るべきでしたね…」
「レオナ嬢を送りたくて送っているのだから気にしなくていい」
私を屋敷まで送ると、そのまま公爵邸に戻って行った。
カリーナ様と過ごすのに私は邪魔だったんだろうな…。
だから早く帰す為にも送ってくれたんだろうな…。
こんな捻くれた考えをしている自分が嫌だ。
拙い文章を読んでいただきありがとうございます。




