第一章
国境警備隊「第百一独立大隊」と登場人物
現在、国境は各国の外交的牽制により「表面上は平穏」を保っている。舞台となる砦は、最寄りの**【カールックック駅】から500km離れている。
大隊本部(総員 1,000名 / 歩兵のみの構成)
• 大隊長:【ヴェロニカ・オルロフ・エルツェン】中佐(34歳 / 女性)
• 下級貴族出身。貴族的な特権意識が薄く、非常に厳格なプロの軍人。誰もが認める美人。
• 大隊副官:【ユーグ・ソレボフ】少佐(32歳 / 男性)
• 商人出身。温厚な性格で、メガネをかけている。実務能力が高い。
各中隊の構成(1個中隊 200名)
【第三中隊】(主人公の部隊)
• 中隊長:【レオ】特務大尉(29歳)
• 出自: 帝国農民(農奴)出身。一兵卒から這い上がった「叩き上げ」の特務士官。
• 軍歴: 10歳で少年兵(第一期)として志願したゲリラ部隊の生き残り。当時25人いた同期は、現在レオを含めてわずか3名(他は戦死、病死、退役)。
• 志願理由: 父母を病気で亡くし、当時8歳の妹と6歳の弟を養うため(農奴時代の5倍の給料が出るため)。
• 嗜好: お酒は飲めない(下戸)が、煙草を深く愛する(愛煙家)。
• 副官:【クラリス・ ヴォルコンスカヤ・グランツ】中尉(24歳 / 女性)
• 中級貴族出身。身分差を超えて、叩き上げである中隊長を心から尊敬している。
【第一中隊】
• 中隊長:【マルタ・ケーラー】大尉(26歳 / 女性)
• 職人出身。非常に真面目な堅物。
• 副官:【ヒルダ】特務中尉(28歳 / 女性)
• 労働(労奴)出身。レオの少年兵時代(第二期)の1つ下の後輩にあたる、気心の知れた叩き上げ。
【第二中隊】
• 中隊長:【レオポルト・フォン・リューデ】大尉(25歳 / 男性)
• 上級貴族出身。名門のプライドが非常に高く、選民思想(貴族的意識)が強い。レオのような農奴出身者とは衝突しがち。
• 副官:【ロッテ・フォン・ナハト】中尉(26歳 / 女性)
• 中級貴族出身。貴族的意識は薄いが、「正規の軍人階級」に対するこだわりやプライドが強い。
【第四中隊】
• 中隊長:【カール・ホフマン】大尉(28歳 / 男性)
• 職人出身。こだわりが強く一本気な「職人気質」の軍人。
• 副官:【エリアス・カッツェネル】中尉(27歳 / 男性)
• 商人出身。頭脳明晰で、知的な人物。
【第五中隊】(後方支援・技術部隊:主計、食事班、軍医、工兵)
• 中隊長(兼軍医):【 ヘレーネ・フォン・アルンシュタイン】軍医大尉(32歳 / 女性)
• 中級貴族出身。医師であり、物静かで探求心の強い学者肌。
• 副官(主計):【レフ・ズラトフ】主計中尉(29歳 / 男性)
• 商人出身。大隊の胃袋と財布を支える、経理・計算のスペシャリスト。
主人公の家族関係
レオが10歳で命を懸けて志願したおかげで、妹と弟は帝国のエリート層へと成り上がっています。
• 妹:【マリア】(27歳)
• 帝国第一の規模を誇る大財閥**【フェルゼン商会】**の商会長と結婚。現在は富豪の妻。
• 弟:【ミハイル】(25歳)
• 帝国の治安と秩序を司る「司法省・警備局」に勤務するエリート官僚。




