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俺と彼奴の3ヵ月  作者: <br />
第三話
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_ _5




「お前顔真っ赤じゃん」




 慌てて蒼海が俺から離れる



 下半身への圧迫がなくなり、取り敢えず安心



 けどどうしようこれ本当


 中途半端に刺激したおかげで、ちょっとつかかなり苦しい




「そんな涙目になるほど嫌とは思ってなかったから、ごめん」


「…え?俺涙目になってる?」


「滅茶苦茶。本当そんな嫌だと思わなかったから、ごめんな」


「いや、別に嫌じゃないからそんな謝んなよ」




 今までだって普通に抱きついてきたじゃん



 そういうと、蒼海の顔が更に曇る




「【今まで】と【今】は違うだろ?」




 蒼海は「俺が一週間前に言ったこと覚えてる?」と聞いてきた



 …そういや告られたんだっけ俺




「…覚えてるけど、忘れてた」


「どっちだよ」




 真逆の返答をする俺に蒼海が苦笑いを見せる




「言われた内容は覚えてるけど、蒼海が俺にそれを伝えたことを忘れてた」




 あまりにもお前が普段通りに接してくるから



 そう付け加えると、蒼海は思い切り溜め息を付いた




「なんだよ」


「あーあ。折角翠が怖がらないように、と思って接してたのに、怖がる以前にまさか告白したことを忘れられるなんてな」




 翠がそういうやつだってのを忘れてた



 蒼海はがしがしと頭を掻く




「まあ警戒されて、チャンス失うよりはいいか」


「いやまあうん」




 今度から強引に行くから



 とか言われても俺何も言えないし




「つか本当顔赤いから。取り敢えず口に入ってるチョコ出せ」


「…え」




 蒼海が俺の口の前に手を出す



 こんなおいしいものを出すなんて勿体無い




「嫌だ」


「俺の分、後で何個かやるから」


「解った」


「即答かよ」




 蒼海の呆れた声を聞きながら、口の中の物を半分出す



 と、そこで、蒼海が素手なのを見てチョコを口の中に戻した




「おい、なんで引っ込めたんだよ」


「お前素手じゃん。汚いからティッシュくらい持てよ」


「今更別に汚いも何もねえから」


「いや俺がいやだから」




 相変わらず細かいなあとか言いながら、蒼海が机の端の方に置かれていたティッシュ箱から、紙を数枚取り出す




「ほい」


「ありがとう」




 ぺっと、溶けかけのチョコを口からだした




「「え?」」





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