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95話 ブラックマウス ②


巣穴に入るとそこはなんとダンジョンだった。


なぜダンジョンだとおもったのかそれは、カラースライムのダンジョンと似たような雰囲気があったからだ。


壁に松明が設置されていて、その松明の先端に緑色の炎がパチパチと音をたてて、燃えている。


緑色の炎そんなの見たことないが、魔法でならあり得るかもしれないがカラースライムのダンジョン、

にも同じような不思議な松明が設置されているフロアがあったからここもダンジョンとおもった。


とりあえずこの巣穴はダンジョンと思って攻略したほうが良さそうだ。


迷宮都市ジーンには沢山のダンジョンがあるが、その他の所にもダンジョンは存在していて、迷宮都市ジーンはダンジョンマスタージーンが管理しているダンジョンだったが、

多分この巣穴は野良ダンジョンで一番奥にダンジョンマスターがいるとも限らないと思う。


野良ダンジョンの場合ダンジョンマスターが居ない事があるという話を冒険者ギルドで聞いたことがあった。


ダンジョンとダンジョンマスターとの関連はダンジョンを管理するのがダンジョンマスターだとジーンが冒険者新聞の記事に載っていたのを思い出した。


とりあえず巣穴のダンジョンをある程度進んでみると、ブラックマウスが三体現れた。


ゴブリンランサーやレインボースライムより弱いので楽々に倒した。


その後も大量のブラックマウスが出るだけで特に面白みのない階層だった。


約50体ぐらいブラックマウスを倒した辺りで、下の階層に行けそうな通路を見つけたので、降りてみると見た目の雰囲気は先ほどの階層と変わらないが、出てる魔物がブラックマウスではなくホワイトマウスだった。


ホワイトマウスを数匹倒した自分は、一旦巣穴ダンジョンを出ることにした。


行き先はもちろん冒険者ギルドで、ダンジョンの報告を行った。


ダンジョン報告をする時にギルドマスターが現れてダンジョンの扱いをどうするかを考えているようだ。


あの巣穴がダンジョンとは思わなかったのは、ブラックマウスを軽々と倒せる冒険者がこのギルドに居なかったからだ。


一応ギルドマスターは軽々と倒せる冒険者に該当するが、ギルドマスターはギルドの管理の書類仕事が主な業務で、前線に行けないから人数のカウントに乗らない。


冒険者ギルドは、巣穴に入らず出てきたブラックマウスを苦情していたから巣穴がダンジョンだった事は知らなかったようだ。


とりあえずダンジョンだったと判明した現在、ブラックマウスを駆除しても駆除しても終わらない理由はわかったが、この小さな冒険者ギルドが扱うにはダンジョンは重すぎると判断されたので、迷宮都市ジーンから数名冒険者を呼んで、調査させることになった。


あと発見者の自分も調査に参加するようにと言われた。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


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