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聖装士学園の異端者  作者: 綿砂雪
第一章
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第十七話 遺跡の真実

「はぁ……はぁ……な、なんとかなったな……ありがとう、お前らのおかげで助かったよ」


「何言ってるんですか、先輩がここまで指揮して結界を張ってくれてなかったら私たち皆瓦礫の下敷きですよ」


「そうっすよ!やっぱ師匠は超凄いっす!さすがは学年次席っす!」


「そ、そうか……まぁ褒めてくれんなら、ありがたく受け取るけどさ……」


珍しく素直に褒めてくるリデラと、相変わらず過度な期待を寄せてくるエレカ。褒められて悪い気はしないが、少々むず痒く感じてしまう。

そんなアランたちが今いるのは最下層から続く一本道の中。後ろを振り返れば瓦礫の山があり、その下にゼルヴァータが埋まっているのが見えた。

ゼルヴァータは動かない。今度こそ死んだのか、体が傷口から徐々に黒くなり、灰のように崩壊して消滅していく。


(あの死に方、四階層でも見たな……)


ゼルヴァータの死に方は四階層の魔法生物と同じ死に方だった。いや、死に方だけではない。挙動の異常さまで一致している。

四階層で遭遇した魔法生物はどれも挙動がおかしかった。そして死後は体が負傷した部位から黒く染まり、灰のように消滅した。

その普通はあり得ない挙動と言い、普通はあり得ない死に方と言い、どちらもゼルヴァータと共通している。何か関係があると考えるのが妥当だろう。

真っ先に思いつく関係性と言えば、この異常な容体に至った原因が同じであるという仮説だが……


「それはそれはとして、どうしたもんかなぁ……」


ここは洞窟のような場所だった。ロクな整備もされていない、本当にただの一方通行の洞窟。

おそらくパレス・ハトラートスが作った場所なのだろうが、一体どうしてこんな場所を作ったのか。


「とりあえず私は一旦ここで休むべきだと思う。皆頑張ったし、特にパイセンとか体ヤバいでしょ?」


「ああ、そうしてくれると助かる。お前らこそ体調は大丈夫か?飯とか食うか?」


「め、飯?先輩ご飯持ってきてたんですか?」


「あるぞ。ほら」


言いながら、アランは『虚空の手』から次々に食料を取り出した。

惣菜パン、菓子パン、チョコレート、クッキー……どんどん出てくる。


「他にも色々あるけど、食いたいヤツあったら食っていいぞ」


「いやいやいやありすぎでしょ……パイセンもしかして遠足気分で今日ここに来てた?」


「んなわけあるか。非常時用に食料を持って来たんだよ。普段はこんなに持ってない」


「持ってはいるんですね……」


「軽食程度の物ならな」


手袋型魔導器『虚空の手』は手袋の表面が専用空間に繋がっており、手袋に収納した物はそこに保管されるという代物な訳だが、この専用空間にはなんと時間経過の概念が存在しない。つまり空間内に収納した物が劣化しないのだ。

故にこうした食料品も詰め放題。アランも万が一遺跡を抜け出せないような状況になった時のためにと食料を持ってきたが、まさか本当に活躍することになるとは。


「そんなに大量に物を詰められるなんて、本当に便利な魔導器っすよね……どこでそんな魔導器手に入れたんすか?市場でもそんな上物売ってないっすよ」


「知り合いが昔にくれたんだよ。実際めちゃくちゃ便利だからな、俺みたいな武器使いにはこの上ない価値がある」


「いや確かに価値はありますけど。武器を持ち運びするための魔導器を用意するくらいなら最初から聖装具を使った方が良くないですか?」


「そりゃそうだけど、俺にも事情があるんよ。聖装具が使えない事情が」


「その事情が気になるけどねぇ。そろそろ教えてくれても良いんじゃないの?」


「ダメでーす教えませーん」


聖装士が聖装具を使わないメリットなんて無いに等しい。通常武器や魔導器よりも聖装具の方が遥かに強力だし、仮に破損しても再顕現するだけで完全復元が出来る。その上聖装具は契約主の意志でいつでもどこでも顕現可能、他の武器のように持ち運びを気にする必要もない。

こんなにも便利で強力な聖装具を持っていながらそれ以外の力に頼る理由など、アランの事情を知らない者には決して思いつかないだろう。わざわざ『虚空の手』と大量の武器を用意するくらいなら、最初から聖装具を使った方が良いに決まっている。

アランもそれは理解しているし、むしろそうしたいとは思う。だが悲しいことにアランの聖装具はそんな願いには応えてくれなかった。


「て言うか結局お前ら飯食うのか?食わないなら俺一人で食べるけど」


言いながらアランが手に取ったのはチキンサンドイッチ。包装を剥くとパクパクと食べ始める。


「まぁ実際お腹空きましたし、食べていいならいただくっす!」


「おうおう、たんと食え。ただこの後も探索して動くから食べ過ぎには注意しろよ」


次いで食べ始めたのはエレカ。エレカもまた包装されたクロワッサンを食べ始めた。


「はぁ……なんか見てたらお腹空きました。先輩、私もいただきますね」


「じゃあ私も〜」


遅れてリデラとナタリアも食べ始める。リデラはメロンパン、ナタリアは卵サンドイッチを食べている。

そうして気づけばランチタイムが始まっていた。各々アランが持参した物の中から好きな物を好きなだけ食べ、疲弊した体を癒すのだった。




それから三十分後……


「そんじゃあ、そろそろ行くか」


ひとしきり食事をし、片付けも済ませた後、四人はようやく一本道の奥へと歩き始めた。

完全回復とまではいかないが、それでも体はかなりマシになった。これなら敵が出てきても戦える。



そんな中、アランの横にナタリアが来て小声で言った。


「ねぇパイセン、この先……」


ナタリアにしては珍しく真剣な声音だった。何かに警戒しているように見える。

アランはその正体を知っていた。


「分かってる。いるな……『バケモノ』が」


リデラとエレカには分からなかったのだろうが、ナタリアは感じたらしい。戦闘狂なりの直感というヤツだろう。

この道の奥から尋常じゃ無いほどの力を感じる。こんなにも(おぞ)ましい気配は今まで数えるほどしか感じたことがない。


「この気配、どう考えてもヤバいよね。パイセンの魔法で逃げられないの?」


「手段はある。だが向こうから来る魔力が邪魔して演算が上手くいかない。だから戻るのは無理だ。お前の聖装能力は……確か視界内にしか干渉出来ないんだったな」


「うん。そもそも私の《空間短縮(ショートカット)》は頑張っても百メートルちょいしか干渉できないから、どの道無理」


「そうか……なら仕方ないか」


応えるアランの横でナタリアは険しい顔つきをしていた。てっきり敵がいれば即突っ込んで行くようなヤバい奴かと思っていたが、ちゃんと理性的な判断も出来るようだ。こうした状況ではその冷静さは役に立つ。


「ふぅ………」


緊張を押し殺すように息を吐いた。逃げる手段が使えない以上、もうこの先に進むしかない。

リデラとエレカと共に二人は警戒しながら慎重に進む。だが道中で他の魔法生物に出くわすことも、罠が用意されていることもなかった。

ただ何も無い普通の一本道を進み続けること約十分、四人は遂にその場所に辿り着いた。



***



「これは……行き止まりっすか」


エレカが言った通り、そこは行き止まりだった。

上にも下にも奥にも道は続いていない。先ほどの広間よりも大きな空間が広がっていた。

つまりここが道の最奥。ならアランたちが感じていた力の根源たる存在もここに居る───はずなのだが。


「……いない?」


どこを見てもその存在は居なかった。この空間から確かに魔力は感じる、だが姿が見当たらない。

どこかに隠れているのか。空間内に踏み入ると、まず目についたものが一つ。

地面の中央に大きな魔法陣が描かれていた。何かの魔法を行使した跡なのだろう。所々が消えかけているのを見るに、随分昔に書かれていたことが分かる。

アランはその魔法陣を観察した。


「この魔法陣、どこかで……」


その魔法陣は見覚えのあるものだった。どこで見たものだっただろうか、確かこれは───


「あれ、()()何だろう。浮いてる……?」


思考の最中、リデラの声が聞こえた。リデラはこの空間の少し奥の方に居た。

不思議そうな顔をするリデラの目の前には『黒い球体』が浮いていた。球体は微かに魔力を放ちながら、空中で静止している。

もしかして魔導器だろうか。リデラは球体を掴むように、両手を球体の元まで上げた。













直後、球体が突然爆発した。

黒い球体から黒い液体へ。急激に膨張する黒い液体の中から一部の液体が硬質化して棘の形を成すと、リデラの喉元へと伸びてきた。

棘の先端は鋭利に尖っている。触れれば人間の体など容易く貫くことができるだろう。


「え…………」


リデラの意識は現実に追いついていなかった。突然目の前で起きた変化を受け入れられていない。

よってリデラにこの棘を回避する術は無く、ただその場に呆然と突っ立ったまま、喉元に迫る死を見つめて────




「《跳躍(ストレイト)》!!」




声が響いた瞬間、リデラの体は後ろからアランに抱きかかえられていた。それが功を奏してリデラはギリギリで棘を回避した。

そのまま高速で移動すると、アランはリデラと共には黒い液体から距離をとる。


「リデラ、大丈夫か!?」


「は、はい……なんとか……」


震え声でリデラが言う。全く予想しなかった攻撃、そして今自分が死にかけていたという現実。その恐怖が体に染み付いて離れない。


「何が、起こったんですか……どうしてあんな……」


「さぁな、けど見たら分かる。アレは……」


アランが前を見据えた先、黒い液体だった物がさらなる変貌を遂げていた。

そこにいたのは真っ黒なナニカだった。体型は人間と全く同じ、足元には謎の黒い液体が広がってる。

一見すればただの不気味な魔法生物だが、それが違うということはこの場の誰もが一瞬で理解できた。

あの怪物から感じる圧倒的な魔力と威圧感。間違いない、最下層に着いてから感じていた異常な力の根源はあの怪物だ。


その時だった。怪物がアランの方に振り向いた。

怪物には顔があった。真っ黒な顔には口を表しているであろう白い線と、目を表しているであろう白い丸が二つ付いている。まるで子供の落書きのような造形だ。


『………………』


小首を傾げ、不思議そうな顔つきをしたかと思えば、


『……縺ゅ▲縺ッ縺ッ縺ッ(あっははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!』


怪物が笑った。理解不能な声を上げながら、奇妙に奇怪に不敵に不気味に。笑った。笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑っ笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑ったた笑った笑った笑った笑った笑った笑った笑った


「っ!?」


瞬間、アランは死を直感した。その目で見られるだけで、その声を聞くだけで、全身を悪寒が駆け回る。


ダメだ、ここにリデラたちを居させてはいけない!


「お前らリデラを頼む!《風波動(ウィンガバースト)》!」


すぐにリデラを抱え上げた。そして未だに広間の入り口付近にいるエレカとナタリアの元へとリデラを風魔法で吹っ飛ばした。


「え、せんぱ──きゃぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」


突然吹っ飛ばされて悲鳴を上げるリデラ。そんな彼女を二人はしっかりと受け止める。


「師匠!」


「来るな!お前らは離れて───」


助けに来ようとするエレカを制しながら前を向いた瞬間、怪物の足元から巨大な黒い棘が高速で突出してきた。

右手前へと飛び込むことでアランはギリギリで回避した。だがそこへさらに棘が迫り来る。


「《身体強化(ブースト)》!」


即座に身体能力を上乗せして強化。上空へ跳躍して目の前から迫った棘を回避するが、今度は空中のアラン目掛けて再び棘が伸びてくる。

咄嗟に発動した《跳躍(ストレイト)》で壁へと移動。眼下の怪物を見下ろせば、その時には既に棘を伸ばしていた。

どこまで逃げても怪物はアランを追いかける。壁にいるアランを串刺しにするべく、何本も何本も棘が突出してきて止まらない。


「クソ!」


壁を高速で疾走し、追従する棘を回避する。そして思い切り壁を蹴って地面へと移動するや否や、すぐに怪物へと方向転換して《跳躍(ストレイト)》を発動。一瞬で怪物の左真横に回り込んだ。

怪物はアランの高速移動に反応できていない。左手を振りかぶり、その動作に合わせて『虚空の手』の掌から取り出した剣を握ると、怪物の首に振るった────が、剣は怪物の首を断てなかった。

硬質化でもしているのか、甲高い音と共に刃が弾かれた。切れないと断念したアランはそのまま怪物の横を通り過ぎる。

怪物から少し距離をとると、ようやく一息ついた。次いで、怪物もアランの方へと振り返った。

怪物は何もしてこなかった。無邪気に遊ぶ子供のような笑みを浮かべたままで、足元の黒い液体を触手のように(うごめ)かせている。


「黒い…液体……」


それを目にし、アランは一つの光景を思い出す。

先ほど五階層でゼルヴァータと戦った時だ。一度ナタリアに殺されたはずのゼルヴァータは蘇った後、自身の傷を黒い液体を出して修復していた。

あの時見た黒い液体はあの怪物の物と一致している。ならゼルヴァータが突然変貌した原因はアイツなのか……?


「いや、そういえば……」


ゼルヴァータの異常に連なって思い出すのは四階層で見た魔法生物。彼らはゼルヴァータと同じく明らかに異常な挙動をとり、死後は体が黒くなって消滅した。

故にゼルヴァータも魔法生物も同一の存在の影響を受けていると考えていたが、ゼルヴァータがあの怪物の影響を受けているとしたら、四階層の魔法生物たちも奴の影響を受けていたという事になる。そこにどんな経緯があったのかは分からないが、影響されているということは魔法生物たちはあの怪物の支配下に置かれていたと考えていいだろう。

実際そう考えたら辻褄が合う事実もある。四階層、あそこには多種類の魔法生物が生息していた。

普通あれだけの種類の魔法生物が一箇所で生息しているなどあり得ない。だがあの怪物が四階層に居る全ての魔法生物の意識を支配して無理やり共生させていたの言うのなら、あり得ないことではない。

肉体が死後崩壊していたのも怪物によって異常な干渉を受けていたからだ。あり得ない力が不適合な肉体に注がれた結果、体は反発して崩壊。生きている間もその影響で挙動がおかしくなっていたと、そう考えられないこともないが、しかし───馬鹿げてる。

それが本当に事実だというのなら、あまりにも馬鹿げているじゃないか。

たかが一体の魔法生物が遺跡中の魔法生物に干渉して支配することなど出来るはずがない。そんなことが出来る魔法生物などそれこそ『封印指定クラス』の魔法生物だ。そんな怪物がこんなところに居るはずが…………




ああ、


「そういうことだったのか……」


やっと理解できた。この遺跡が、この研究所が作られた理由が。

下を向けば、そこに広がっているのは一つの魔法陣。これは四階層で見つけた封印魔法に関する本に記載されていた構造と似ている。おそらくこの魔法陣は封印魔法の跡だ。

ならここに何が封印されていたのか。何を求めてパレス・ハトラートスは封印魔法をそこまで必死に研究していたのか。


答えは、ただ一つ。



「この遺跡は……お前を封印するための場所だったのか!」



パレス・ハトラートスがこの研究所を作った目的、それは目の前のあの怪物を封印することだった。

誰かがこの封印に干渉することを避けるために、パレス・ハトラートスはこんな地下に研究施設を作った。そして誰かに封印についての詳細を知られないために、パレス・ハトラートスは遺跡に当時の資料をほとんど残していなかったと、つまりはそういうことなのだろう。


(え、じゃあなんでコイツ起きてんの?)


そう考えると必然その疑問が湧く。あの怪物はパレス・ハトラートスによって封印されていたはずだ。だが今俺たちの目の前に普通に生きて立っている。

長い時間の間で封印が自然と解けたのだろうか。いやだとすれば未だにこの遺跡に残っている理由が分からないが、まぁその辺は後で考えるとしよう。

ひとまず、これでこの遺跡の謎がハッキリした。どうやら俺たちは怪物の寝床に遺跡探索をしに来ていたらしい。


「………ッ」


思わず歯軋りした。

誰だ、遺跡探索の行き先にこの遺跡を選んだ大馬鹿野郎は。まさか師匠か?それともアリシアか?どっちにしても生きて帰ったら絶対に文句言ってやるからな覚悟しとけよマジで。

そんな怨念を抱きつつ、目の前の最悪な現状に目を向ける。

あの怪物は『封印指定クラス』の魔法生物だ。封印指定クラスの力は『単体で国一つを容易に滅ぼせる』ほど。うちの学年実力序列で言えば最低でもトップ10に匹敵するだけの力はあるだろう。さすがにリデラたちにこれを相手させるわけにはいかない。


「やるしかない……か」


覚悟を決める。こうなったら俺がコイツを倒すしかない。でなければ俺もリデラたちも全員ここで死ぬ。責任はめちゃくちゃ重大だ。

『虚空の手』に今持っている剣を収納した。代わりに取り出したのは新たな二本の剣。

一本は白銀色の剣、魔導器『閃剣ライキリ』。雷属性に特化した魔導器だ。

そしてもう一本は黒い柄と炎のような赤橙色の刀身を持つ刀、魔導器『劫刀(ゴウトウ)カグラ』。こちらは炎属性に特化している。

魔導器は貴重だからあまり使いたくなかったが、今ばかりは仕方ない。惜しまず魔導器を使ってやる。


(遺跡探索の前にシエルに武器のメンテナンスを頼んでおいて正解だったな……)


普段は常にどこかしらで寝ているような怠け者だが、それでもシエルの技術力は世界最高峰。手軽に武器点検を頼める優秀な技術者が身近に居て本当に良かった。やはり強い奴とは仲良くしておくに限る。

『閃剣ライキリ』を右手に、『劫刀カグラ』を左手に持つと、アランは戦闘態勢をとって叫んだ。


「来いよバケモンが!学年実力序列第二位の力見せたるワァァァァァッ!!」 


縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!鬟溘▲縺ヲ繧?k(食ってやる)鬟イ繧薙〒繧?k(飲んでやる)谿コ縺励※繧?k(殺してやる)縺?≦縺?≦(ぅぅぅぅぅぅ)縺?≦(ぅぅぅぅ)!!」

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