表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖装士学園の異端者  作者: 綿砂雪
第一章
PR
19/118

第十八話 黒き厄災

「来いよバケモンが!学年次席の力見せてやるよッ!」


両手に剣を握りながら、アランは怪物へ駆け出した。


縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!鬟溘▲縺ヲ繧?k(食ってやる)鬟イ繧薙〒繧?k(飲んでやる)谿コ縺励※繧?k(殺してやる)縺?≦(ぅぅぅぅ)縺?≦縺?≦(ぅぅぅぅぅぅ)!!」


アランに応えるように怪物もまた奇声を上げる。

怪物が手を突き出せば、巨大な棘がアランへと伸びてきた。

数は三十本ほど。一発でも当たれば致命傷だが、アランは難なく全ての棘を切り払った。

この程度の攻撃ではアランに傷をつけるには及ばない。再び怪物との距離を詰めようとするが、同時に怪物も動いた。


怪物は両手を振り上げた。直後にアランの足元に魔力反応が生じた。

おそらく怪物の攻撃だ。察したアランはすぐにその場で大きく跳躍する。

その読みは当たっていた。アランが跳んだ直後、地面が爆ぜた。

巻き上がる砂塵(さじん)を突き破って大量の巨大な棘がアランへと伸びてくる。怪物の液体は地中に通すことも出来るようだ。


アランは空中で体勢を立て直すと、伸びてきた一本目の棘を身を捻って回避する。そして棘を蹴って移動した。

迫る大量の棘を逆に足場にして棘の間を跳ね回り、回避と迎撃を繰り返す。攻撃の物量は凄まじいが、それでも対応できる範囲だ。

剣に纏わせた雷炎と共に空中戦を繰り広げる最中(さなか)、猛攻の中に間隙(かんげき)をアランは捉えた。


「《跳躍(ストレイト)》」


アランは一気に加速し、棘の猛攻の中から離脱する。

さらに続けて、


「《炎弾(フレアガン)水弾(アクアガン)》」


水の弾丸と炎の弾丸をそれぞれ三十発ほど生成すると、それらを怪物へ射出した。

迫る弾丸を怪物は見上げる。それをどう感じたのか、怪物は手を翳した。

掌から溢れ出た黒い液体が半球状に展開され、怪物を守る盾となる。

だが、


「ハズレだよ、バーカ」


怪物に届く寸前で、炎弾と水弾が互いに衝突した。水弾は炎弾を蒸発させ、怪物の周囲に水蒸気を発生させる。

予想外の現象に怪物は困惑していた。その隙にアランは《跳躍(ストレイト)》によって怪物の後方に着地する。

おそらく怪物はアランに気づいていない。アランは剣を構え、怪物へ接近するが、


縺ゅ▲縺ッ縺ッ縺ッ(あっははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)


それでも怪物は笑った。振り返って手を翳すと、またもや大量の棘を伸ばしてきた。

驚くべきはその精度。霧の中だというのに、棘は完璧にアランの位置を捉えていた。


(アイツ、視覚に頼ってないのか)


霧の中でも位置を捕捉したという事は、あの怪物は視覚を頼りに相手の位置を捉えていない。別の方法で相手の位置を捉えている。

もとよりあの落書きのような目にマトモな機能があるとは思っていなかったが。


「邪魔だクソッタレ!!」


剣で迫り来る棘を切り払う。霧の中だが、魔力探知をすれば迫る棘と怪物の位置は分かる。

数十本は切り払ったが、猛攻は止まない。すぐに次の棘が伸びてくる。このまま正面から当たっていても埒が開かない。


「《浸透(フォール)》」


唱えたのは接地面に潜る土魔法。アランは地面へ足から沈むように潜り込むと、一気に地中を移動する。

今度は地面から飛び出てきた。それも怪物の背後だ。

怪物はアランに反応していない。どこが急所か分からないが、とにかく切る。蒼雷を帯びた『閃剣ライキリ』を怪物の首から腰にかけて振り下ろした。

刃はあっさりと怪物の体を切り裂き、上半身を切り飛ばす。

普通の魔法生物ならこれで死ぬ。そうでなくとも感電して動けなくなるはずだが。


縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!』


怪物は笑った。頭部を百八十度捻ってアランへ向けると、口から大量の黒い液体を吐き出した。

液体はアランに覆い被さるように拡散される。性質は不明だがあの液体に触れてはいけない事は直感で理解できた。

すぐにアランは飛び退いて液体を回避した。


「……感電もダメか」


分類としては、あの怪物は粘液種の魔法生物に入るのだろう。スライムなどと同系統だ。

粘液種の魔法生物には共通する特徴がある。まず彼らは普通に攻撃を与えても意味がない。体の大部分が液状である故に傷つくことがなく、体の一部を消し飛ばしても魔力があれば簡単に再生出来てしまうのだ。

ならばどうやって倒すのか。それは単純で、体内にある核を破壊すれば粘液種の魔法生物は即死する。


おそらくあの怪物にも核がある。だがあの怪物は全身が透視性ゼロの漆黒に染まっているため、外見から核を見つけるのは不可能だ。

こうなると魔力探知で体内の核の位置を見抜くのが常套(じょうとう)手段となるが、厄介なことに核の魔力反応が感じられない。全身に膨大な魔力を纏っているせいだ。


(一度どうにかして核に触れて、俺の魔力でマーキングするしかない……か)


観察して分からないなら手探りで探し当てるしかない。


縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)


怪物が手を振り上げた瞬間、怪物の足元に広がっていた黒い液体が一気に増幅した。

大量の黒い液体は黒い海となり、この空間の地面を埋めていく。


「《氷足(アイスフット)》」


黒い液体に飲まれぬよう、軽く跳躍しながら唱えた。直後にアランの足が黒い海に触れるが、その足が沈むことはなかった。

アランの足元の黒い液体だけが凍っていた。アランの足から放たれる冷気により、液体が凝固して足場を形成している。

これが《氷足(アイスフット)》の効果。足元を凍らせ、水上歩行を可能とする氷魔法だ。


(早速《浸透(フォール)》が使えなくなったか)


地面が黒い海に埋められているこの状況では、《浸透(フォール)》で地中に潜れない。不意打ちの選択肢が一つ死んでしまった。

しかしこの程度ならまだ問題ない。《氷足(アイスフット)》を併用すればこの黒い海も渡ることが出来る。

アランは怪物目掛けて黒い海を駆け出した。


縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)縺翫>縺ァ(おいでおいで)縺翫>縺ァ(おいでおいで)縺翫>縺ァ(おいでおいで)縺翫>縺ァ(おいでおいで)荳?邱偵↓驕翫⊂縺(一緒に遊ぼう)縺?≦縺?≦縺?≦(ぅぅぅぅぅぅぅ)!!』


歓喜の叫びと共に、黒い海から大量の棘が生えてくる。

今度は正面からだけではない。前後左右に真下、回り込んで上からも。棘の発生源たる黒い液体が辺り一帯に広まったことで、どこからでも攻撃が可能となってしまった。


「さっきから変な声出しやがって、気持ち悪いんだよッ!」


毒吐きながらもアランは怪物の猛攻を()い潜る。

幸いな事に一撃ごとの棘の強度は落ちていた。黒い海を出して体積が増加した分、怪物の膂力(りょりょく)が分散しているのだろう。

全方向から迫る黒い棘を切っては避けてを繰り返しながら、アランは怪物との距離を縮めていった。


讌ス縺励>縺ュ(楽しいね)讌ス縺励>繧(楽しいよ)縺ゅ▲縺ッ縺ッ(あっははははは)!』


アランの勇姿を怪物は哄笑(こうしょう)と共に迎え入れる。

手を振り上げると、怪物の目の前の黒い海から巨大な手が這い出てきた。高さは数十メートルはある。

狂気にして無邪気な笑いを轟かせながら、怪物はその巨腕をアランに振り下ろした。

巨腕の重量は計り知れない。防御魔法で受け止めるのは危険だそもそも今足を止めては黒い棘の餌食になる。

よってアランに止まる選択肢はなかった。そしてまた、逃げる選択肢もなかった。


「《大氷河(ブリザード)》!」


アランの足元から前方にかけて一気に氷が生成されていった。黒い海を伝って拡散する氷河は巨腕にまで至り、その巨腕の半分ほどを凍結させた。

巨腕は凍結した事で動きを止めた。その隙にアランはさらに加速する。

巨腕の前に迫ると、帯電した『閃剣ライキリ』を振る。


「《雷光波斬(ライコウハザン)》ッ!!」


刃から巨大な斬撃が放たれた。斬撃は氷ごと巨腕を両断し、さらに流れ出した電流が巨腕を爆散させる。

これで障害物は消えた。アランは巨腕の後ろにいる怪物に攻撃しようとするが。


「───いないッ!?」


何故かそこに怪物はいなかった。

どこかに移動した瞬間など見ていない。ならばどこへ行ったのか。

考えた瞬間、後方に魔力反応を感じた。その魔力はアランの背後へ高速で迫ってくる。

振り返りながら飛び退いた。直後にアランがいた場所へと、十本ほど黒いナニカが降ってきた。


まさに危機一髪。着地したアランが見たのは、前方四十メートル程の場所で空中に浮かぶ黒い杭だった。弾数は三百発ほどだろうか。

怪物はその杭の下にいた。まさか瞬間移動したわけではあるまい。おそらく黒い海の中を通って移動したのだろう。


(ならさっきのデカい腕はフェイント……攻撃じゃなく自身の姿を隠すための盾として使ったのか)


ただの粘液種の魔法生物がそこまで高度な知能を有しているとは思えないが、あの怪物はやってのけた。『封印指定クラス』ならおかしな事ではない。

怪物は杭を撃ち出した。(おびただ)しい数の漆黒がたった一人に向けて迫ってくる。


「《爆撃連投(マシンガンボム)》!」


アランも魔法で迎撃に出た。現れた百発以上の爆発性を込めた火球が、迫る杭へ放たれた。

杭と火球が空中で激突しては爆発していく。その中をアランは突っ切って進むが、全ての杭を撃ち落とすことは出来ない。

そこで《風域結界ウィンガシールド》を発動する。自身に当たりそうな杭は生成した風の結界で逸らして回避する。

強引なやり方だが、それでもアランは怪物との距離を縮めていた。

しかし、その時。


縺ゅ▲縺ッ縺ッ縺ッ(あっははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!』


怪物が右腕を横に突き出した直後、怪物の右手の五指が一瞬にして数十倍の長さに伸長した。伸びた五指は鋭い刃のような形に変形している。

怪物は凶器と化した右手をアラン目掛けて勢い良く振るった。


「おいおいマジかッ!?」


アランは軽く跳躍することで、鋭利な五指を回避した。空振った五指はこの空間の壁に激突し、壁に深い溝を作った。

直撃していたらと思うとゾッとするが、


「《豪雷一極(ゴウライイッキョク)》」


瞬間、アランは空中から急加速した。目にも止まらぬ速さで怪物の眼前へ迫る。

怪物はアランの動きに追いつけていない。その隙を逃さず、アランは激しく帯電する『閃剣ライキリ』で怪物の体を腰から斜めに切り上げ、両断した。

だがまだ怪物は消えない。攻撃は怪物の核には当たらなかったらしい。

ならば──。


「《劫斬炎舞(ゴウザンエンブ)》」


劫火を纏う『劫刀カグラ』を『閃剣ライキリ』と共に高速で振り回し、怪物の体を木っ端微塵になるまで切り刻んだ。

瞬く間に怪物の体は灰燼と化して消滅する。すると空中に一つ、紫色に光る小さな四角形の物体を見つけた。

間違いない。これが核だ。


「これで終いだッ!!」


振り上げた『劫刀カグラ』を核へ振り下ろした。刃は灼熱と共に空を裂いて核へ迫り、そのまま両断する、はずだった。

直後、アランの想定を超えることが起こった。

刃は確かに核の寸前まで迫った。だがそれ以上先に進まないのだ。核を守護するナニカによって、刃が受け止められている。


(核に結界!?)


驚愕するのも束の間、足元の黒い液体が膨れ上がった。

このままでは飲み込まれる。核を切ることを断念し、アランは後方へと飛び下がった。

膨れ上がった液体は核を飲み込み、変形する。再び真っ黒な人型の怪物が現れた。

復活した怪物は変わらず笑みを浮かべている。たった今命の危機に瀕した事実など、まるで意に介していなかった。


(こりゃ参ったな……)


アランは悩む。まさか核にまで結界が張られているとは思わなかった。それも《劫斬炎舞》を発動中の『劫刀カグラ』ですら切れなかったことから、かなりの強度であることが分かる。

これは生半可な魔法では破壊できない。やるならもっと高火力な魔法が必要だ。それも核を一瞬で破壊できる程の。時間を掛ければ先程のように怪物が復活してしまう。


(つくづく面倒だ。『封印指定クラス』は伊達じゃないってか)


その時、怪物が黒い海に沈んだ。黒い海を通ってどこかに移動するつもりだ。

だが先程アランは『劫刀カグラ』で怪物の核に触れた。微量だが、怪物の核にはアランの魔力が付いている。

これで簡易的な目印になる。今なら怪物の姿が見えなくとも位置は追えるはずだ。


すぐに自身の魔力を探った。黒い海に紛れて一点、怪物につけた自身の魔力が感じ取れる。魔力は急速にこちらに迫ってきていた。

背後に回り込むつもりか。それともまた適当な攻撃でフェイントを挟んで不意を突くつもりか。

これは───。


「目の前か!?」


縺ゅ▲縺ッ縺ッ縺ッ(あっははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!』


アランの目の前の黒い海から怪物が現れた。しかも怪物の両腕はいつの間にか剣の形に変わっている。

怪物は剣と化した左腕をアランへ振るった。アランは体を後ろに逸らして剣を回避すると、すぐに反撃に出た。

怪物もまた対抗する。互いの刃が衝突し、火花を散らして弾き合っては、また互いに剣を振る。

雷炎と漆黒が剣戟を繰り広げる中、アランは気づいた。


(コイツ、近接戦闘が出来てる?)


何故か怪物は近接戦闘が出来ていた。太刀筋も間合いの管理も完璧とは到底言い難いが、それでもこなせている。

とても魔法生物とは思えない器用さだ。不意打ちとして近接戦闘を仕掛けるには十分な技量だが、所詮はその程度。

二人の剣戟の均衡は、剣を交える度に崩れていった。


優位に立ったのはアランの方だ。戦闘技術も身体能力もアランの方が遥かに上。付け焼き刃の怪物の剣技など敵わない。

徐々に怪物の体勢が後ろへ傾いていく。姿勢が悪化したことで対応は遅くなり、威力も落ちる。

その隙をアランは逃さない。


「《凍結(フリーズ)》」


怪物の体が凍結した。これで少しは動きを止められる。


「近づいたのが間違いだったな!《牙炎咆刀(ガエンホウトウ)》!」


『劫刀カグラ』の刀身から巨大な劫火が吹き出た。

顕現するは獄炎の一太刀。振り上げた『劫刀カグラ』を怪物の心臓部に隠された核へ振り下ろした。

劫火が怪物の頭部を砕いた。そのまま刃は心臓部の核に迫り、すり抜けた。

同時に核の位置が心臓部から横に逸れているのを感じた。切られる寸前で核の位置をズラしたらしい。


怪物の体を破壊した瞬間、衝撃で怪物の核が飛んで行ってしまった。

すぐに追撃に出ようとしたが、怪物の方が早かった。核を中心に黒い液体が溢れ出し、それが人型を形成する。

復活した怪物は依然無邪気な笑みを浮かべている。怪物の興奮はより高まりを見せていた。


──嗚呼全く、あの人間は何なのだ。

己の全ての攻撃を無傷で凌ぎ、さらに攻撃を当ててくる始末。核に至っては二度も破壊されかけている。

あの人間は強い。嘗て見たどの人間より面白い。

特に興味を惹くのはあの奇怪な技だ。色鮮やかで、美しさすら感じるその力───是非とも我が物にしてみたい。


縺ゅ▲縺ッ縺ッ縺ッ(あっははははははは)縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ縺ッ(はははははははははは)!!』


怪物が笑う。戦いの中で得た発想から、怪物はより強く輝く己の欲望をぶちまけた。


襍キ縺阪※襍キ縺阪※(起きて起きて起きて)襍キ縺阪※襍キ縺阪※(起きて起きて起きて)襍キ縺阪※襍キ縺阪※(起きて起きて起きて)襍キ縺阪※襍キ縺阪※(起きて起きて起きて)!!縺ゅ▲縺ッ縺ッ縺ッ(あっははははははは)!!』


哄笑と共に怪物が腕を振り上げる。黒い海は怪物の興奮を表すように激しく波を打ち、ここにその願望を顕現する。


『『ガァァァァァァァァァァァァァァァッ!!』』


響き渡ったのは龍の産声。怪物の後方、黒い海から巨大な龍の首が現れた。

それも一体では無い。二体目、三体目と次々に現れ───最後には十体もの龍の首が出揃った。

龍の体表は全て漆黒に染まっているが、外見はそれぞれ違った。


(あれは……ゼルヴァータか?)


並ぶ龍の首の中には、瞬嵐龍ゼルヴァータの首まで存在した。まさかあの怪物、干渉した相手の力まで我が物に出来てしまうのか。

龍たちは口元に魔力を集約させる。炎や嵐、冷気や雷など、それぞれが異なる属性を口元から漏らしたかと思えば、


『『ガァァァァァァァァァァァァァァァッ!!』』


直後、咆哮と共に破壊の息吹が放たれた。

迫り来る大砲撃。その脅威を前にアランは、


「なんでありかよ、バケモノめ……」


吐き捨てた瞬間、砲撃が彼の姿を()き消した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ