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亜人世界をつくろう! ~三匹のカエルと姫神になった七人のオンナ~  作者: みちゃき
第六章 英雄・奇譚編

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496 アカメレポートその2 姫神の基本情報


「姫神魔法」


 姫神は神器を手にすることで「転身」できます。

 転身すると姿が変わり超人的な戦闘力に加え種々のオリジナル術技(マギ)が使用可能になります。

 これは姫神特有の能力で、およそ在野の魔術師が駆使する魔法とは比較にならないほどにレベル差があります。

 まさしく専用の「姫神魔法」です。


 彼女たちはそうした魔法や特殊能力を戦いの中で会得していきます。

 彼女たち曰く、必要な時に必要な力の使い方を察するのだそうです。

 戦乙女としてのレベルデザインは秀逸で、脳や身体、あるいは細胞レベルで姫神の因子が息づいているのでしょう。そこの詳細な解明は現時点では難しいです。


 さて姫神は基本的に戦闘を重ねることで強さを増していきます。

 ですがそれを経験値の蓄積による為、と片付けるのはいささか早計です。

 何故なら姫神には爆発的に強化される二つの道があるからです。



挿絵(By みてみん)


「暴走と覚醒」


「暴走」とは姫神が安定した心を保てなくなった瞬間に暴発するパワーアップです。

 押さえきれない力が溢れだし制御不能に陥ります。

 こうなると理性を失い闇雲に力を放出するケダモノに成り果てます。

 力を出し切るなど一定の期間で正常に戻ることもできますが、その間の被害は心身のみならず、周囲一帯に甚大を極めます。

 さらに「暴走」を超えた「超暴走(フルドライブ)」に陥るともはや人間態を維持することもままなりません。

 一晩で盗賊都市マラガが壊滅した紅姫の火竜化事件は記憶に留めておくべきです。


 しかし何と言っても姫神の真骨頂は「覚醒」でしょう。

 まず押さえておきたいのが姫神の力の具象化にはそれぞれに〈旧きモノ〉と呼ばれる上位存在が宿っている点にあります。

 なんらかの切っ掛け(そのほとんどが感情の爆発による)を得ることで彼女たちはその上位存在の力を完全に引き出すことができます。

 こうなると通常の姫神では太刀打ちできません。

 その主な理由は常時張り巡らされる多重結界です。

 結界には二通りあり、


「守護結界」

 物理攻撃回避、防御力増強、魔法耐性、対炎、対冷気、対ブレス、毒防御、麻痺防御、精神防御(睡眠、混乱、魅了など)、嘘発見、罠感知、エナジードレイン効果無効。


「補助結界」

 常時回復、意気昂揚、恐怖除去、視覚、聴覚、嗅覚上昇、暗視付与、環境変化適応、体温維持、心肺能力向上、運動能力上昇、幸運値補正、重力制御補正。


 少なくとも覚醒するだけで上記の能力強化(バフ)が掛かります。

 当然より高レベルの「姫神魔法」を使用できるようにもなります。



「アサインメント」


 姫神は信頼のおける相手に自身の能力(アビリティー)を割り当てることが可能です。

 ただこの能力に関しては未だ不明瞭な点が多く、どれほどの能力を分け与えることができるのか、その上限(あるいは下限)は未知数です。

 そもそも「付与」「譲与」「貸与」「分配」と正確な表現も定まらず、明確な条件もはっきりとはしていません。

 この項目に関しては各姫神ごとの戦力分析にて再度検証しております。



「七つの道標」


 なぜ姫神は七人なのか。

 これにも諸説あるのですが、どうやら「世界創造」に関する七つの決められた要素から来ているようです。


 すなわち「再生」「傀儡」「破壊」「支配」「愛憎」「守護」「強欲」の七つ。

 少なくともこのシステムを造った創造主はこのように考えていたようです。

 彼女たちはこの道標に沿ったパーソナリティで世界に関わるとされます。



 次項では現状における各姫神の戦力を分析したまとめになります。


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