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6月9日 軽い揉め事と、イケメン外商さん。

 中庭で女媧さんと久し振りに太極拳をしていると、女の子が。

 蜜仍君に告白した子なのか、違う子なのか。


「おはよう、蜜仍君の同級生?」

《はい、あの、話がしたくて》


「まだ寝てるんだけど、軽く要件を聞いても良いかな?」

《いえ、あの、何時頃起きますか?》


「もう30分かな、待つ?」

《はい、ココで待ちます》


「じゃあ椅子をどうぞ、いつも何を飲んでる?ウチ大所帯だから何でも有るよ」

《麦茶の、温かいのを》


「おうおう、待っとってね」


 部屋に戻ると、既にショナが麦茶とお漬物をセットしていてくれた。

 こう、凄い人間の虚像が作られるんだろうな、ワシ大した事無いのに。


《ありがとうございます》

「もし、あの子に問題が有っての事なら言ってね、しっかりと反省させて泣くまで懲らしめるから」


《いえ、友達の事で、もう少し言い分を聞きたくて》

「あ、それは昨夜聞いた事の件だろうか。断る際に話し合ったと聞いたけど」


《その子は納得してましたけど、私が納得出来無くて》

「ほう、何か嘘でも言った?」


《いえ、でも、嘘かもと。女の人で年上で可愛くて、戦車も着物も好きって架空過ぎません?》

「そこかぁ」

『言うてやれば良い、お前だと』

《じゃの、普通の恋愛を体験出来るぞぃ》

《大丈夫、私達が何とかするよ》

『穏便にね』


 咲ちゃんにウーちゃんまで。

 悪魔の様な、神々の囁き。


 まぁ、蜜仍君には沖縄が似合うかもだしな、失敗しても良いか。


《断るならもう少し、現実味の》

「戦車も着物も好きだけど、そんなに珍しい?」


《え、でも、凄い年上の人だって》

「凄くて年上、ならワシかも」


《あ、あ、すみません》

「そんな珍しい?」


《その、整理し直しても良いですか?》

「おう」


 凄い年上の人が好き、と、勘違いが発生し、和装も工芸品も好きなのは分かるけど、そこに戦車が加わって大混乱だったらしい。


《すみませんでした、そもそも勘違いで》

「それで、珍しい?」


《同級生には居ないので、でも、多趣味だなとは思います》

「だよね、広く薄くよ」


《興味が薄い感じなんですか?》

「いや、浅いと言い難いから、薄氷に例えた感じ」


《そうなんですね》




 ショナさんに少し早めに起こされ、中庭に行くと同級生が。

 桜木様と話してる、納得がいかないからって。


「おはようございます、何か有ったんでしょうか」

「おはよう、早いね」


「問題ですか?」

《おはようございます、私の勘違いでお話に付き合って頂きました》

「学校で僕に聞けば良いのでは」


「凄い年上の人ってのが気になったらしいよ」

「そうでしたか、すみませんでした」

《いえ、じゃあ、失礼します》


「じゃーねー……蜜仍君、眠い?」

「いえ、すみません、ご迷惑をお掛けして」


「いえいえ、久し振りの感覚に君らの居心地の良さを再認識しました」

「ストレス値が高いからってショナさんに起こして頂いたんです」

「桜木さん、何か言われたんですか?」


「いや、まぁ、助かった」

「ショナさんがもっと早くに起こしてくれたら良かったのに」


「まぁまぁ、貴重な体験だったよ」

「桜木さん、何がストレスだったんですか?」

「話の噛み合わなさ、ですよね?」


「うん、ちょっと母親を思い出したわ」


 字面通り、文字通り受け取る子。

 里では勿論、桜木様やショナさんや皆で居ても感じなかった違和感、受け流せない小さなズレ。


「前は無かった事で。最初はちょっとのズレだって感じだったのに、どんどん気になって、正直僕もストレスです」

「あぁ、ショナ、あの話は」

「オセアニアの事なら大丈夫ですよ、里と環境が似てるので、元々知ってるんだそうです」


「想像したんです、僕も、もし似た場所が有ったらどうするか聞かれて。でも、それと少し違う感じだと思うんです、合わない種類が居るんだなって感じです」

「ワシと合う?」


「僕から見たら合いますけど、桜木様から見たらどうなのかって、普通に不安ですよ?」

「不思議、自信を持っても良さそうなのに」


「向こうはズレを感じ取れ無いらしいんですよ、だから僕も気付かないで、してるかもなって」

「ショナ、ワシに合わない人間が居たらどうしたら良い?」

「同じ環境なら、接触しない様にと助言しますが」


「蜜仍君、馴染むよりストレス排除優先」

「良いんですか?僕、ショナさんみたいな態度になっちゃうんですよ?」

「それは、ダメですかね?」


「深い関わりがワシだけは嫌なんだが」

「ショナさんもマティアスさんも居ますし、ダメですか?」

「中で、先ずはマティアスさんに聞いてみましょうか」




 このハーレム、同じ系統の人間ばっかりなのか、興味無いと平気で壁をバカスカと作る。

 ショナも、マティアスも。


「それじゃあ向上しなくない?」

《その人が凄い重要な情報を持ってたり有益だったりすれば良いけど、大概は別に、その人じゃ無くても持ってる情報が殆どだし》

『時間は有限、もっと効率の良い人間と居るべきだろう』

『問題なのは友人の配偶者だったり、恋人だった時、付いて来る』

「ただ、その時になって始めて悩めば良いかと、コチラの環境も変わっているでしょうし」

「はい」


「友達100人」

《具体的な行動内容考えてみた?人付き合いで勉強が疎かになりそうじゃない?》

「知り合い100人、常に入れ替え制で良いだろうって母が言ってましたよ」

「ショナさんのお母さんの方が、まだ全然知り合いたいです」


「はぁ、一応ネイハムさんと学校の先生に相談してくれ、保護者が心配してたって」

『もう両方に送っておいた、回答が来たら教える』

《流石エナさんだね。じゃあ、いただきまーす》


 ショナ母、凄い、良いかも。




 僕の母の言い分で納得してくれたらしく、知り合い100人も実際に居るのかと桜木さんに聞かれてしまった。


「まだですが、マティアスさんは居たかと」

《だね、良い人生だったよ、家訓にしよう》

『白雨書いてー』

『分った』


 達筆だった、綺麗な字。


「上手いなおい」

《良いなー、流石に私は無理、って言うかヤル気無し》


「えー、あー、無駄か」

《読めるし、名前で充分じゃない?》


「まぁ、人生は意外と短いものなぁ」

《そうだよ、ハナも居るしあっという間だよ》


「そうか、じゃあ何をしたら良い?」

《家訓を決めよう》


 友達100人より、知り合い100人入れ替え制。

 どんな事でも悩んだら誰かに相談。

 感情表現は口頭で。

 合わない人間は避けた方が特。

 惜しまない。


「コレ、ワシに向けてない?」

《全員だよねー》

「ですね」

『俺らは無理だが、そのつもりで人と接する』

『それで良いよー』

《良かった》


《後は追々ね、環境も変化するだろうし》

「あ、桜木さん、外商の方が来るそうですが」

『惜しまないなら呼ばないとねー』

『行くか』

《はい》

《じゃーねー》




 外商、良い仕事をしやがる。

 銀やプラチナの蒔絵の重箱持って来やがった。

 しかも高蒔絵も、螺鈿細工入りも。


 図案出さないなと思ってたけど、品物持って来たの最速だし、そこでイメージ図出すとかヤルじゃない。


『買いましょう、全部、それと』

「箪笥、お願いしようかと」

「ですね、宜しくお願いします」


 家紋が水に柊蝶なんだが、この人の図柄はただの蝶なのがポイント。

 柊蝶、大きくすると蛾っぽいんだもの。


 それと桜、螺鈿をピンクで提案して来たのも良い。


 あ、金持ちが意外性を好むを地でやってしまってるのか、何だかなぁ。


『意外性と言うか、観察力かしら。月下美人以外にも混ざってるし、ちゃんと知識も有る、候補には最適ね』


 ソロモン母さん、ハーレム候補に入れる気か。


「ですね、僕ら的にも、最有力ですね」

「まっ」

『じゃあ、送って頂戴な』


「はい」


 幸いにも心配する様な事は無く、和菓子以外にもお漬物、洋菓子のクッキー缶も持って来てくれていたり。

 いや、顔も声も良いとは思うが、ワシ表に出して無い筈なのに。

 いや、ソロモン母さんに見抜かれたか。


 そしてクッキーの味見が終わると、靴の試着。

 コレは躊躇ってたのよね、ロキの靴がどうしても手放せなくて。


《親離れの時期じゃろう》

『それとも、まだ何か心配か』

「そう履く事も無いので、流石にどうかと」

《履き慣れてらっしゃらないそうなので、履き心地の良いモノをと、旦那様からのリクエストなのですが》


《ショナ坊の気持ちを無碍にじゃと?》

『履くだけ履いてもタダだろうに』

「じゃあ、試しはしてみます」




 最初は、古馴染みのお子様が急遽ご結婚なさると、上司から急いで資料を貰い。

 品物をかき集め、遠野へ。

 着物や嫁入り道具を持って行った先に、ご病気でもなさっていたのか華奢な女性が居た。


 既に何人かの外商を集め、僕が最後に。

 数点ご購入頂けて、また次もと。

 品物を片付け車に戻る途中、大奥様から何か質問は無いかと聞かれ、花の好みは娘さんなのかどうかを尋ねた。

 そうして寒色系がお好みとは聞いていたが、敢えて螺鈿にピンク色を入れさせて頂き、今回の商談でオーダーを取れた。


 そして凄く失礼なのだが、使用人だと思っていた方がお嬢様の旦那様だった、お若くて落ち着いてらっしゃるので、つい。

 その旦那様から靴をと。


 履かせて立って頂くと、小さい。

 増量中だそうだが、足も身体も華奢で、手も足も小さい。


 そして靴を履かせる時も、立って頂く為に手を差し出した時も、顔を真っ赤にさせて。


 どうして、ご家族は2人きりになどしたんだろうか。

 店の大事なお客様、しかももう既に人のモノなのに。




 何故、ソロモンさんとショナが2人きりにしたのか分った気がする、何かを試す為だ。

 落ちた瞬間だか何かに、外商さんからキラキラが発生してしまったし、どうしよう。


 灯台は、弱まった筈じゃ。


《くふふふ、灯台が本領発揮じゃな》

『身体が真に元に戻った、本気の灯台の力。だそうだ』

《あの、ご家族の方は、いつお戻りに?》


《話し合わねば帰らんと、くふふふ》

『コヤツを試すも帰らせるもお前次第、区切りが付くまで帰らぬそうだ』

「直ぐ帰って来るかと」

《そうですか、歩き心地を試す為に、お庭へと思ったのですが》


 ショナの気持ちを無碍に、だが。


「でも、底が汚れるだろうし」

《コレなら増量にも対応出来ますし、試供品と思ってお試し下さい》


「じゃあ、少し」


 笑顔が眩しい。

 お嬢さんのフリなのに、恥ずかしい。




 中庭から裏庭へ、良く手入れのされた庭。

 そして僕の好意に気付かれたのか、全く顔を見てくれなくなった。


 こう対応されてしまうと、余計に気になってしまう。

 いっそ突っぱねられてしまいたい。


 なのに。


《どうでしたでしょうか》

「有り難う御座いました。でも、本当に凄い増量になるので、今度でお願いします」


《あの、何かお気に召さなければ、もし僕が担当で嫌な場合は、直ぐに仰って下さい。他にも外商は居りますので》

「いや、別にそう言うワケじゃ、大丈夫です、はい」


《では、また、もう少しお安い靴を揃えさせて頂きましょうか、履き慣れる為に》

「はい、お願いします。すみません、お金持ちの行動に慣れて無いので」


《良く有る事なので、ゆっくりで大丈夫ですよ。ちゃんと好み等を伝えて頂ければ、良いモノをお値段に関係無くご紹介するのも、私共の仕事ですので》


「あの、じゃあ、友達のプレゼントとかも」

《はい、大丈夫ですよ》


「じゃあ、性別関係無しに使えるアクセサリーで、色はピンクか白が好きで」


 仕事は好きだけれど、仕事を投げ出してしまいたい。

 コレでココは止めよう。

 後は誰に、引き継ごうか。




 危うくなる事も無く、スーちゃんへのプレゼントの助言を頂き、無事に解散となった。

 キラキラ凄かったな、危なかった。


「桜木さん、酷ですね」

「え、あ、お帰り、ごめん」


「ただいま帰りました。彼に何かを試せば、長引かせなかったそうですよ」

「へ?なんでそうなる?」

『独身で好みや趣味も理解してくれる、良いお相手だと思ったんですけどねぇ』


「いや」

「しかも桜木さんの好みの顔と声、向こうにも好意が。蛙化しちゃいましたか?」


「そん、新婚でそんなんする?」

『自覚出来てましたよね、灯台の本領。まぁ、そう言う事です』


『だから、もっと増やさないとダメなんだよー』

《鏡で見てたけど凄いねぇ、キラキラまで見えるし》

《きっと、今頃は胸がキュウキュウですね》

『だろうな』

「え、いや、皆で観察て」

「それもですけど、どうしてダメだったんですか?」


「君が怒るとこ?」

「彼の為でも有るんです、今はさぞお辛いだろうなと」

《まぁ悩んでも、結局はハナに会っちゃうだろうねぇ》

《真っ赤で可愛かったですよ》

『さ、昼にしようか』


 お着替えしてお蕎麦と天ぷら。

 何か、嵌め方が凄くなって来たな。




 今なら凄く分かる。

 僕も職業と桜木さんの事で悩んだから、凄く分かる。


 そして本領発揮の灯台は、本当に凄かった。

 危なかった、ソロモンさんが側に居たので何とかなったけれど。


 外商の彼は凄い自制心の持ち主だったし、是非にもハーレムに加えたいのに。

 桜木さんがゴネている。


「だって、どう辻褄を合わせるのよ」

『予備に橘と鈴藤も有るので経歴も作り放題ですし、お任せ頂ければ良かったんですよ』

《実は双子で、結婚相手を探してたとかね。相手も忙しい人だし、実は海外居住者だって事にしたりとか》

『ぶっちゃけハナの浮気を心配する外野への意趣返しも含んでる、ごめんね?』


「あぁ、あああ」

『こわれた』

『ネタバレが早過ぎかと』


『だって可哀想なんだもの、ごめんね』

「でも僕は本気ですからね、凄く良い人でしたし、経歴も良いですし」

「こう、君を疑う日が来るとは思って無かったわ」


「好きだからです、好きだから外に出ても楽しく過ごして欲しい。その為のハーレムでも有るんですから」

「あぁ、またお外に出れないのか」

『ううん、して無いから全開だっただけ、多分毎回こう』


「いや、でもまだ」

「先生にご確認頂いては?」

《それとも私にしとく?》


 問い詰める気なのか、桜木さんは無言でネイハム先生の家へと空間を開いた。




 問い詰めるつもりが、何故。


「何故」

《もう色々と知っていますので》


「わし、自制心、よわい?」

《強い方ですよ、寧ろ自制心に振り回されないかと心配している位です》


「だからって何でこんな」

《君の意図に関係無く灯台は効果を表す、そして本人にはコントロール不能だとも。検証は1回では完璧だとは認められませんから》


「あぁ、あぁ」

《どうでしょうか、ドリアード》

《まだまだじゃな、もういっそ複数人ぐふ》


「複数人て」

《私とロキとかどうでしょう》


「それを見てるだけとかは」

《無理でしょうね、あのロキに私ですよ?》


「あぁ、言い包められて終わるな」

《非常事態の短期決戦用に、可能性が有るとだけはお伝えしておきます。それと、君には多少意図を知らせないと上手く事が運ばない事が再確認されましたが、外商の彼はどうしますか?》


「持っていき方が凄いな、保留にしたいんだが」

《長く苦しめるのは酷かと。嫌な理由を仰って頂けますか?》


「子供の事がちょっと、考えられないので」

《お子様は望まれて無い方だそうですが》


「ダメ押しが、酷い」

《旅行をとても楽しんでらしたと、白百合さんからも、エナさんも白雨さんも、祥那君からも報告が有ったんです。ですので、週末迄に解決出来なければまた来週、再来週と延びる可能性が有る。それは誰も望んではいないんですよ》


「仮にだ、でも、向こうが子供が欲しいとなったら」

《女性になって頂く事を条件に、呑め無いとなれば咲雷神が記憶を朧気にして下さるそうです。そうやって、恋心を薄めて下さると、お約束して頂いてもおります》


「その、弄ぶ感じはちょっと」

《寧ろ良い思いだけをするんですから、喜ばれはすれど、キレられる事等は無いかと》


「もう1押し」

《恋愛でも何でも、要望をお出しになって良い立場なんですが、そろそろ自覚をして下さい》


「ちょ」




 本当は囲えるならば灯台でも何でも良い、例え外に出なくても、今ココに居るならと。

 そう思っていても、手を放してしまう。


《もっと要望をきちんと伝えないと、もっと酷くなりますよ、分かりましたか?》

「ふぇぃ」


《良い子ですね、それと皆さんにもご褒美を考えておくんですよ、与えるのも貰うのも》

「はぃ」


《良い子だからなのか、灯台の効果なのか、コレはどっちだと思いますか》

「両方と認識しておきます」




 格ゲーで言ったらボコボコにされた感じ、エロい意味で。

 そして1日1人から、2人へ。


「ただいまー」

「おう、おかえり」


 蜜仍君から紙を渡された、担任からの手書きの手紙。

 既にかなり出来上がった死生観等も有るので、妥当だと思いますと。

 ネイハム先生からも、妥当の一言メールが。


「ですので、我が道を往きますね」

「おう、反論文が思い付いたらまた言うわ」


「大歓迎です、ふふ」


 お夕飯は中華、ショナの怨念が込められてそうな青椒肉絲、白雨のシラスチャーハンと既製品の海老焼売。

 ぷりぷり。


 そうしてお夕飯を食べ終え、マティアスと浮島へ。




《もうお説教は受けたんでしょ?》

「おう」


《じゃあ、復唱してみて》


 ネイハムから連絡が来て、杞憂だと返信したけど。

 今なら心配した理由も分かる、凄く愛おしくなる反応。


「真面目に話してるのに」

《ちゃんと聞いてるから大丈夫。それで、ご褒美は決めた?》


「むり」

《そうだね、後でゆっくり考えようね》


 真面目だからちゃんと話してくれる所も、まだ自信が無くて不安がる所も、全部。

 好き、愛してる。

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