恋か歌かは選べない
王国は悲しみに包まれていた。王国を一代で発展させた王が病に倒れたのだ。人々は祈りを込めて歌う。ただ、王妃だけは民と違う歌、明るいワルツを歌っていた。『恋か歌かは選べないーー』それは誰もが知る悲恋劇の代表曲。悲劇のヒロインが死の間際に歌う歌。そんな彼女を「あまりに不謹慎」と咎める王子に王妃はそっと昔語りを始めるのだった。これは、ふとしたことからすれ違ってしまった夫婦のとあるワルツにまつわるお話。
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