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二十歳のお祝い Ⅳ

タツキさんとお酒を飲みながら談笑していたら、葵さんが私の元に来てくれた。


「美優ちゃん、改めて誕生日おめでとう」

「葵さん、有り難うございます。でも、ここに来ても良かったのですか?」

「ミヤビに変わって貰ったから大丈夫よ」

「ミヤビさんですか‥‥‥」


私は自然とカウンターに居るミヤビさんを見る。

やはり、何度見ても綺麗だと思ってしまう。


「美優ちゃん、ミヤビの事が気になるの?」

「え? いや‥‥‥」

「オーナーの私が言うのも変な話しだけどね、彼には興味持たない方が良いわよ」

「どうしてですか?」

「彼に傷つけられた子を沢山見てきたからね。でも、彼の本心を知っているから黙ってはいるけど」

「それって、教えて貰う事って‥‥‥出来ないですよね」

葵さんの顔を見れば明らかにダメだと言う事は分かる

。私は何を聞こうとしていたのだろう、聞いて何かが変わるとでも言いたいのだろうか。


結局、その後は葵さんとタツキさんと三人で他愛もない話しで盛り上がりミヤビさんの事は忘れていった。

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