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第一話 創造の時
この世界では、全てが“スキル”で決まる。
強き者は剣士となり、
才ある者は魔導士となる。
弱き者は、それなりの人生を歩むだけ。
それが、この世界の“当たり前”だった。
──あの日までは。
誰も知らない、誰も理解できないスキル。
それを手にした少年は、やがて世界を揺るがす存在となる。
「それでは、スキルの開示を行う」
教会に集められた成人を迎える男女多数が司祭の声に耳を傾けた。
「自分は剣士に」また「私は魔導士に」冒険者を夢見るもの。
「僕は商売をして大金持ちに」などと様々な会話が聞こえる中、
この国、トニーノットウォーク王国のヴァルディウス家長男であるネロもこの時を待ち望んでいた。
幼少より自分のやりたいことは何でも叶っていた。俗に言うドラ息子である。
「自分は、皆より優れているから伝説級のスキルに決まっている」と豪語していました。
それから、教会に1人ずつあがり祈りを捧げスキルの洗礼が始まりました。
そして剣士、魔導士、狙撃手といったスキルが与えられていきました。
そして、いよいよネロの番です。
祈りを捧げスキル開示の時!




