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疑似的肉眼体験(立体映像)

「・・・大マジです、あの様な光景を見させておいてわざわざこんな嘘を付くとでも、そう思います?」


「っ…い、いや…そういうこと、じゃなくて…よ…」


陽太はそんな事を言ってはゆっくりとまた椅子に座りなおしてはコップを両手で持ち、そしてお茶を口に持っていっては含む明乃を見てはそう今起きたことが現実なのだと受け止めることが出来ていないのか先程紙吹雪となり散った紙を見ようと散った筈のその散乱した紙、なのか雪なのかそれを見ようと床を見た、だがそこにはもう紙吹雪など、雪などそんな物をもう存在していなかった


「っ!?え、あ、あれ…!?さっきまでの雪は…!?」


目の前、視界いっぱいに全体が白くなるほどに埋め尽くしていた筈の「雪」がもう既に無くなっていることに陽太は気づいては戸惑った、どこを見ても、天井、床、と部屋全体を見てもそんな雪が合った証拠など一つも残っていなかった事に陽太は戸惑っていた、そしてそんな戸惑っている陽太につられてか驚きのあまり呆然としていた雪奈も我に返っては陽太の言った通り部屋全体を見渡した、だが先ほどまでの視界いっぱいの、積もるんじゃないかというぐらいの雪はもうどこにも無くなっていた、溶けたわけでもなく、もはや「存在」すらしていなかったかのように跡形もなく残骸すらも残していなかった


「っえ、えぇっ…!?」


例え手品だった、としても目の前のこの光景はあまりにも凄過ぎるのか雪奈は両頬に手を当てては驚愕のあまりかそう微妙に悲鳴を上げては先ほどの雪、が無いのかと部屋の中を走り回っている、またそんな雪奈を見て陽太もまた動揺しては明乃を見ては問うた


「っ…な、なぁ、さっきまでのあの…雪の、紙吹雪みたいなあれは全部どこに消えたんだっ…?どこ見ても無いんだが…、溶けた、ってわけじゃないんだよな…?」


もし溶けていた場合、それは水となり部屋全体はびしょびしょに、つまり大惨事になっていた筈、だがその可能性すらもなくなっていた、何故ならどこを見ても濡れたようなそんな跡は無かったからだった。

そしてそんな事を聞かれた明乃は持っていたコップを机の上に置いては特になにか考えるような素振りもなく平然とした、いつもの表情を浮かべては言った


「・・・先ほど見せたあの光景は、用はホログラム、ホログラフィー理論を応用したような事、そう思っていただいて結構です、・・・あっ、そうですね…もっと簡単に言ってしまえば立体映像と言った方が伝えやすそうですね」


明乃はそう目を瞑っては言い、また少し面倒な表情を浮かべては肩を回しては立ち上がり伸びをした、そしてそんな明乃の言ったことを聞いていた陽太は目を細めては微妙に冷や汗掻いては聞いた


「…それってつまり…えっと、映画館にあるあの3○映像って奴の、それとそのホログラムを混合させて肉眼でさも合った事のように見せた、って事なのか・・・??」


なんとなく明乃の言いたいことが陽太はわかったのかその明乃が言ったことを両方組み合わせてはそう理論が出た、理論とまでは言えるわけではないが大体はこんな物だろうと陽太はそう思っては聞いた


「・・・大体そうですね、そう想像してもらえると助かります」


「!そ、そうか…」


明乃は瞑っていた目を微妙に開いては数秒考える素振りをしてはそう陽太を見ては言った、陽太はそう明乃から返答が返ってきては合っていた事に喜ぶと同時にこの「スクールボランティア」という組織の技術力に驚くと同時に呆れては心の中で苦笑いしていた


「・・・にしても驚きですね、やっぱり貴方って意外と頭良いんじゃないですか?」


「っ…褒めてもなにも出てこないからやめてくれ・・・」


突然話しかけてきたかと思えば突然のそんな明乃からの褒め言葉に陽太は驚くも褒め慣れていないのか苦笑いしては肩を落としては疲れたのかソファに身投げするようにしては思いっきり倒れた、そしてそんな陽太を見ては明乃は目を細めては言った


「私は貴方を褒めたわけじゃないです、感心しただけです、貴方が思った以上に「頭」がちゃんと正常に働いていることに対して」


「っ、う、うるせぇよ…」


嫌味なのかわからないが何故かそう「頭」と声を微妙に大きくしては示すように言ってきた明乃に陽太はそう苦笑いしては言った、またそう口に出すと同時に陽太も思っていた、何故か頭がかなり働く時と全く働かずアホな事を言ってしまう時の差が激しい事に、そしてそんな事を思っている内に


「あっ、あの…つまり、それって現実には存在しない、って事になるんですか…?」


陽太と明乃の会話を聞いていたのか雪奈は微妙に不安そうな表情を浮かべてはそう問うた、足が内股になりぶるぶると震えているその様はまさに小鹿その者だった


「・・・いえ、先ほどの光景、映像は単なる疑似的映像、視覚、そして感覚とさも現実で起こったかのように見せた錯覚にしか過ぎません、貴方自身、夜桜さんにはちゃんと能力があります、…まぁ、用は先ほどののは夜桜さんにはこの様な能力が備わっていますと疑似的映像で確認、体験してもらっただけ、こう言えば簡単ですか??」


決して頭が悪いわけでもなくアホの子なわけでもないが明乃の言っていることがあまり理解ができていないのか雪奈は眉に皺を寄せてはそう難しい表情を浮かべていた、そこで明乃は雪奈の表情に思わず目を細めては腰に手を当ててはそう簡単に説明した。そしてそこで雪奈は明乃の言ったことを理解できたのか笑みを浮かべては言った


「はい!理解できました!、って、え、えぇ…!?つ、つまり、そ、それって…わ、私って、人間、じゃないって事なんですか…?」


明乃の言ったことを半分信じていた一方で嘘くさいと思っていたのか雪奈はそう明乃の言われた事を再認識しては顔を真っ青に、まさに病人なんじゃないかと疑うぐらいに真っ青にしてはそう言った


「・・・いいえ、貴方はちゃんとした人間です、ただ単に超能力を持っている人間か持っていないただの平凡的かつ普通な凡人人間か、ただその差だけです」


明乃は目を瞑ってはそう半分微妙にただの人間をボロクソ気味に言ってはそう言った、だが明乃が今言ったその差、はかなりの物だと聞いていた陽太は思った


「…それってかなりの差があるような気がするんだが…?」


「…確かにその差は歴然としています、ですがただの普通の人間に核兵器などそのような武器を与えた場合は平等と言えます、かなり強引的な事に足して意味不明な説明、想像かと思いますが夜桜さん、受け止めてください、貴方はただの普通の人間、ですが能力を持ってしまった、いえ、違いますね、能力を持っている人間そう受け止めてください、大丈夫です、それを持っていて特になにか生活に支障が出るというわけではありませんから」


不安な表情を浮かべては瞳を揺らし俯く雪奈に明乃はそうどこか強制しているように見えた、決して悪いことではなく絶対に安心、してもらわらないと困る、そんな風に陽太には見えていた、そしてそれを見ていた陽太はなんとなく言いたいことが浮かび言った


「・・・そういや、氷野」


「?なんですか?」


陽太はある事を思い浮かぶ明乃を呼んだ、呼ばれた明乃は後ろを振り向いてはそう陽太を見ては言った


「・・・いや、別にそんなに大した事じゃないんだけどさ、昨日氷野お前いきなり夜桜のその…なんか氷の霧みたいな奴だったのに手、弾かれた後、すっげえ焦ってたけど、あれ、どうしたんだ??なんか・・・お前、別人みたいになってたけどさ…」


陽太はそう昨日の事を思い出しては聞いていた、豹変ぶりが尋常じゃないぐらいに暴走していた明乃に陽太は恐怖を抱いていた、その為今聞いていた、そしてそう聞かれた明乃は数秒どこか遠くを見るような眼で見ては言った


「・・・貴方もわかっているかと思いますが夜桜さんはとても素直で純粋な方だと私は思うんです」


「っえ、う、うん」


「っん…?」


突然明乃が雪奈の事を褒め始めたことに陽太は置いてけぼりにされそうになるもなんとかそう頷いては返事した、また突然自分の話題、しかも褒められたような話題に俯いていた雪奈は顔を上げては瞬きした


「…思念力、字の通り思いが念になる力、そしてその思いの源は頭の中からの発生源、感情は人それぞれです、素直な人もいれば素直になれない人、またそのどっちでもない中間な方、といます、まぁこれは説明として…思念、思いは念によって相手に伝わります、しかもそれは思いが深いほど濃いほど相手に伝わり、そしてその思いを聞いた相手はその深さ、つまり強さに感化され支配されます、用は昨日の私は夜桜さんに心を感化されあのような暴走状態になりました・・・本人は無自覚でしたけど」


明乃はそう言っては後ろで両手を合わせては不安そうな表情を浮かべる雪奈に目線を合わせてはそう言った、またそう見てきた明乃に雪奈はふとなにか感じ取ったのか怖い、そう思っては目を瞑っては明乃の横を回っては陽太の後ろに回っては陽太の後ろに隠れた


「っえ、ちょ、よ、夜桜?」


「っ…」


雪奈は陽太の後ろに回ったかと思えば陽太の腕にへばりつくようにしては片目だけこっそりと出しては明乃を見た、また突然そんな寄ってきた雪奈に陽太は驚く一方で雪奈が震えている事に気づいていた


「・・・すみません、夜桜さん、少し昨日の自分の事を思い出してしまって…」


「っぃ、ぃぇ…」


雪奈はそう申し訳なさそうな表情を浮かべては謝ってくる明乃に驚く一方で怖いのか顔を引っ込めては陽太の後ろに隠れた、陽太はそんな二人になんとも言えなくなりとりあえずなにか聞いておくかと思っては問うた


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