表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/2846

現状から一枚上回るか、上回らないか

「…今私が言ったばかりなのにまさかここまでとは…正直驚きです…」


「・・・っえ、俺、な、なんかしたか??」


呆れているようで、でも余程珍しいのかよくわからないが明乃はそう言っては驚いた表情をしている、陽太はそんな明乃に慌てて自分の顔、体と見ては触った


「・・・いえ、もうなんでもありません、言った所で何かがあるわけでもありませんし、それにこれこそ最も時間の無駄なような気がします…」


明乃は頭に手を当ててはそう言い深く息を吸っては吐き竹刀を片手から両手に持ち替え構えた、そしてそれを見ていた陽太は急いで竹刀を持ち、構えた、とそこで


「っそ、そういや今からなにするんだ??」


陽太はそう言っては先ほど明乃が言っていた事を思い出してはおそらくはこれが、今からする事はおそらく本日最後の事なのだろう、そう予想した


「・・・あぁ、そういえば言ってませんでしたね、今からやる事、それは先ほど言いました通り本日はこれで最後です、つまりこれからやる事は本日、先ほどやりました事を全て全力で私にぶつけに来てください、貴方がどれだけ先ほどやった事を学んだか見させてもらいます」


学んだ、そうは言ったとしても数時間も掛けたのはでなかくたったの数十分、しかも学んだ事はかなり少なく学んだ時間も少ない事に陽太は


「っ…ま、学んだって言っても…俺はただ何回もこの竹刀を振っただけなんだけど…」


「・・・今回やった事、私が言った事をちゃんと聞いていれば先ほどの貴方とは一枚は違う、そう私は予想しています…まぁ、貴方が本当にちゃんと私の話を聞いていたら、の場合ですが…」


明乃はそう言っては陽太を見る目をギラリと目を鋭くさせては睨み付けた、陽太はそんな明乃の言った事を聞いては息を飲んだ、またその見てくる視線にも同時に息を飲んだ


「っ・・・一枚って、結構凄い方だよな…?」


一枚は違う、つまり先ほどの自分とは違い成長したという証になる、そう陽太は捉えては明乃を見ては確認するように聞いた、そしてそんな陽太に明乃は相変わらず表情を変えないで言った


「…はい、そうですね、まぁ、一枚もいけるとは私は待ったく思っていませんが…精々そのもう半分ぐらい、またはそれ以下でしょう」


「っぐ…」


見下ろすように見てきてはそう言い切った事に陽太は舌を巻いては絶対一枚はいってやる、そう思った、普通の人なら腹が立つなどという感情が思い浮かぶはずだが陽太はそのような感情ではなく悔しさからそう思った、と同時に一枚分とって明乃の驚いた顔、またもしかしたら褒めてくれるかもしれないなど、そのような願望からもあった


「・・・貴方が一体どんな事を思い、感じたのかわかりませんがその顔をこちらへあまり向けないでください…うざいです…気持ち悪いです…」


顔を反らしてはまるで見てはいけない物を見ているかのような、そんな視線を送ってきてはそう言ってきた明乃に陽太は慌てて顔を反らした、そして思った事はおそらく自分は今とてもニヤニヤとしているのだろうと、そう思った、と同時に少し言い返したくなったのか陽太は


「っそ、そっか、悪いな氷野、今さっきお前が言った通り俺って結構顔に出るみたいだな…今氷野に言われて気づいたけど結構俺…、うん、ニヤニヤしてたんだな」


皮肉とはまた違う返し方をしては笑みを浮かべた陽太、そしてそんな陽太に明乃は何を思ったのかわからないがそっぽ向けていた顔を陽太に再度向けては睨み言った


「・・・・・・それは私に対してなにかの嫌味ですか?またはお返しですか?」


「っい、いやいや違う違う!たっ…ただ本当に俺が、自分がニヤついていて笑ってた、というか微笑んでた事に気が付いたからそう言ったんだよ…」


睨まれた事に陽太は慌てて否定しては苦笑いした、陽太自身特になにか腹が立ったというわけではなくただ言い返してみたくなった、ただそんな純粋な思いからそう言っていた


「・・・かなり後付けしたような…無理して言っているようにしか聞こえないんですが…?」


「っき、気のせいだって…」


勘くぐるようにしてはじーっと睨み付けるように見てきた明乃に陽太は苦笑いしてはそう言った、そしてそんな陽太を見てか明乃は


「…まぁ、どうでも良いでしょう、ほんの少しだけ貴方の言った事に対して腹が立っただけですし・・・」


「っ・・・」


十分根に持っているかのような言い方をしては見てきた明乃に陽太は流石に苦笑いすることもできず一息しては視線を外しそっぽ向いた


「…少し無駄話が過ぎましたね、時間もあまりそうありません、早めに終わらせましょう」


「!あ、あぁ、わかった」


時間の感覚というものは不思議な物で嫌な時、苦しい時は時間が経つスピードが遅いものの、こうやって会話をしている時に限って、または何かに集中している時に限っては経つスピードが速いのか今時計を確認したところ、もう5時40分となっていた、つまり後20分もしたら6時なのである、だが幸いな事に中学の頃は6時まで部活だったが高校になってからは部活動時間は夜の7時までになった為そこまで急ぐ必要があるわけでもない、そう陽太は思った


「・・・ではいつでもいいので来てください」


「っあぁ…、わかった…!」


足の幅を広げてはそう言い構えた明乃に陽太は口内に溜まった唾液を飲み込み、深呼吸しては明乃の元へ一気に踏み込み突っ込んだ





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ