飛んでくる物体に対しての処理速度
そしてそんな顔真っ赤にしては俯いている陽太に明乃は特にそんな事に気づく筈もなく言った
「…貴方は今きっと気づく事もなかったと思いますが…、いえ、多少は気づいていると思います」
「・・・?えっ、なにが、だ?」
竹刀をぶんぶん、と音が出るぐらいに軽々と振り回してはそう言ってきた明乃に陽太は俯いていた顔をあげては聞いた、と同時にあの重たい竹刀を軽々とまるでバトントワリング、とでも言うのだろうかそのバトンを振り回すかの如く軽々と回しいている事に陽太は驚いていた、想像はしにくいかもしれないが、そしてそんな事を考えている中明乃は振り回していた竹刀を床に突き付けては止め言った
「…貴方は今先ほど耳を抑えていました、何故ですか?」
「っえ、そ、そりゃ俺が氷野にちょっと待ってくれって言う前にいきなり耳をなんかが掠めた、というか擦れた感じがしたから、それで…」
陽太はそう出来るだけわかりやすいように耳を触りながら言った所である事を思い出した、それはちょっと待ってくれ、そう言うと同時に何か明乃が不自然な動きをした事を思い出していた
「・・・っま、まさか…」
「…その表情から察してわかったようですね、まぁ余り期待はしませんが…言ってくれますか?もやしさん」
ある事を想像しては冷や汗を浮かべ苦い顔をしては明乃を見た陽太に明乃はそんな陽太の顔を見てはなにか大体は予想ができた、だが陽太のバカさについては何度も体験している為か竹刀を突き付けては目を細め皮肉を混じ合わせ言った
「っもやし言うな…ま、まぁ…この予想があってるかわからないんだけど…」
「…言ってみてください、正直貴方の事について私は全くわかっていません、正直貴方は未知数すぎて一体どんな事を言ってくるかわかりません、なので一体どんな事を言うのか期待する一方で全く期待をしていない、そんな気持ちです」
先ほどの陽太の思っていたよりも運動音痴、というより筋力不足に足して体力が平均以下、また中学の頃は部活に入っていた、しかもそれが陸上でありながら経ったの一年少しでここまで体力が低下しているという事、この二つの予想外に明乃は驚く半面どんな事が起こるのかと期待の一面もあった
「っそれって褒められているのか褒められていないのかよくわからない、な…」
褒められているようで全く褒められていないというなんとも言い難い思いに陽太は苦笑いしつつポジティブに受け取っておこう、そう思い褒められていると、そう受け取った
「・・・そんな事は貴方自身で勝手に都合良く受け取ってください、私は全く褒めた覚えはありませんが」
明乃はそう言っては早く言えと言わんばかりに陽太を睨み付けては足を揺らしている、いわゆる貧乏ゆすりというのが想像しやすいのかもしれない、そして陽太はそんな明乃の態度になにか察したのか
「っあ、あぁ~…そう…えっと、それじゃあ俺が思った事は…まぁ、あの時、一瞬すぎて全然なにが起こったのかわからなかったけど俺の耳になにか当てたんだろ??」
陽太はそう少し自信げに言っては大体予想が付いているのか、というよりもそれしかないが明乃が持つその竹刀を見た、特になにか小細工が施されているわけでもないが明乃の場合なにかしら変な事はできるのだろう、そう陽太は思った
「…そうですね、合っています、・・・正直貴方のその予想が合っている事に関しては半分以上も全くもって期待なんかしていませんでしたがまさか合っていたとは思いませんでした…なにか不正でもしましたか?」
余程陽太の言った事が信じられないのか明乃はなにか怪しい物を見るかのような目で陽太を見た、そしてそんな目で見られた陽太は
「っふ、不正って、そ、っそんな事できるわけないだろ!どんなふ、不正だよっ!」
明乃にしては意外とバカに等しいありえない事を投げかけてきた事に陽太は思わず笑いそうになる所をなんとか堪えては半笑いしながら言った
「・・・いえ、貴方の場合一体どんな事をするか私にはわかりませんので・・・後、一体どんな想像をしているかわかりませんがその顔、大変不愉快です、先ほど私は金欠気味と言いました…またそれと同時に貴方に一回でも当てた場合奢ってください、そう言いました、ですがそれは一本などとそんな回数は一言も言いませんでした、なので今ここに追加します、貴方のその大変不愉快な顔に足して十本分、奢ってもらいます」
「っは、はいっ!!?」
かなり陽太のその顔、表情が気にくわなかったのかプイッ、と顔を背けてはそう言い切った明乃に陽太はその無茶な要求に思わず大声を出した、一本やく120円、または130円、それを十本分、つまり下手をすると1300円分も払う事になるのである、これは陽太にとってかなり痛い金額だった
「・・・なにか、文句でも?」
陽太のその反応に明乃は反抗的態度、そう捉えたのか明乃は振り返っては目で脅した、勿論陽太はそんなふうに見てきた明乃を見ては思わず反射的からなのか口から出ていた
「っあ、ありません・・・」
一体なにがどうしてこんなに怖いのか、と陽太はそう言っては心の中で思った、陽太が見たその視線はまるで逆らった場合なにかされる、そのような視線だった、そして陽太のそんな反応を見てからか
「…まぁ、私もそこまで鬼でもありません、それにそこまで飲みもしません…ですから特別に今回は八本減らしましょう、二本奢ってください」
「っえ…っあ、ありが、とう…?」
背を向けてはそう言ってきた明乃に陽太はどう反応したらいいのかわからずそう言うと同時に太っ腹、助かった、そう思っていた、陽太自身そこまで金があるわけでもなく、でも全くないわけでもなかった、だが飲み物にお金を掛けるというのが陽太はあまり好きでもなかった、大体飲み物に関しては親が買ってきていた為なのかもしれないが
「・・・そこはもっと素直に感謝すべきですよ…同い年である私はともかくこれがもし年上の方だった場合なに言われるかわかりませんよ」
一体なにが言いたいのかよくわからないのか陽太は首を傾げてはとりあえず頷く事にした、だがそれと同時にふと思った事があった
「っい、いや今さっきのはただ氷野が俺を脅してカツアゲしてきたよー」
陽太自身ただ思っていただけだったがつい口出ている事に気が付かずそう最後まで言おうとした所で何かが顔に飛んできた事に気づいた、とは言ってもそれは当たった後の事なのだが
「っ…くぅ…な、なんだ…?」
痛さのあまり鼻を抑えては涙目になりながら顔に飛んできた物を掴んだ、それは先ほど明乃が渡してきた防具だった、何故こんな物が?と思っていると
「この程度の物を避けらないとは情けないですね、今のがもし実戦だった場合貴方の顔は無くなっていた所でしたよ、またカツアゲではないです、罰ゲームです、そこら辺勘違いされては困ります」
汚い物を振り落とすかのようにパッパッ、と手を叩きながら明乃はそう言った
「っこ、こんな速度…避けられるわけ、ねぇだろ…」
もはや投げる瞬間ですら見えないものをどうやって避ければ良いのだろうか、そう陽太は思ってはその防具を持ち上げた
「…それは慣れでしかありません、全ては慣れです、体で直接実感するしかありません、まぁ反射神経、動体視力に関しては人それぞれですが…、それに飛んでくる物に対して頭でわかっていたとして、体が動かなかった場合なんの役にも立ちませんがね、特に貴方の場合両方クソ以下ですが」
「っそ、そこまで言うかよ…というかそんなに酷いのか…」
哀れみなような眼で見てきてはそう言ってきた明乃に陽太は少し怒りを感じるもそれよりもそれだけ自分の動体視力、反射神経が低い事に少し落ち込んだ
題名って考えるのかなり難しいんですね




