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頁004

字母】風吹天(て)枝越(を)奈(な)良(ら)春(す)毛(も)柯八(は)哥也/

翻刻】風吹((ふき))て枝をならすも「柯は哥也」/

※「柯八(は)哥也」の部分、久松氏(大系)は「柯」を「何」と見て「何(いづれ)は哥なり」と翻刻したようだが、「亻(にんべん)」にしては明らかに不要な書き足しが多く、「木(きへん)」と言われた方が納得がいく。また、時雨亭本では「柯八(は)哥也」としか読めないことから、時雨亭文庫本に拠って訂すこととする。

本文】風吹((ふ))き(●)て枝を鳴(な)らすも「柯((えだ))は哥なり(也)」/

古文】風吹きて枝を鳴らすも「柯(えだ)は歌なり」



字母】止(と)天(て)曾(そ)禮(れ)末(ま)天(て)毛(も)哥奈(な)留(る)與(よ)之(し)/

翻刻】とて、それまでも哥なるよし、/

本文】とて、それまでも哥なる由(よし)、/

古文】とて、それまでも歌なる由、



字母】樸揚大師毛(も)見世(せ)良(ら)禮(れ)天(て)候登(と)/

翻刻】樸揚大師も見せられて候((さうらふ))と/

※「見せられて」の部分、陽明文庫本・時雨亭文庫本ともに「尺せられて」であることから、時雨亭文庫本に拠って訂すこととする。

本文】樸揚((ぼくやう)大師(だいし))も見(尺)せられて候((さうら))ふ(●)と/

古文】樸揚(ぼくやう)大師(だいし)も尺せられて候ふと



字母】可(か)也(や)左(さ)禮(れ)者(は)天地遠(を)宇(う)己(こ)可(か)之(し)鬼神/

翻刻】かや。されば、天地をうごかし、鬼神/

本文】かや。されば、天地((あめつち))を動(うご)かし、鬼神((おにがみ))/

古文】かや。されば、天地(あめつち)を動かし、鬼神(おにがみ)



字母】遠(を)毛(も)感世(せ)之(し)女(め)治世美(み)知(ち)止(と)毛(も)奈(な)里(り)/

翻刻】をも感ぜしめ、治世((よををさむる))みちともなり、/

※「治世」は「治ムル世ヲ」、つまり「世を治むる」を漢文体で表したもの。

本文】をも感ぜしめ、世((よ))を(●)治((をさ))む(●)る(●)道(みち)ともなり、/

古文】をも感ぜしめ、世を治むる道ともなり、



字母】群徳之祖、百福之宗也止(と)毛(も)左(さ)/太(た)

翻刻】「群徳之祖、百福之宗也」ともさ/だ

本文】「群徳((ぐんとく))の(之)祖((そ))、百福((ひゃくふく))の(之)宗((しゅう))なり(也)」とも定(さだ)/

古文】「群徳の祖、百福の宗なり」とも定



字母】左(さ)/太(た)女(め)良(ら)連(れ)邪正越(を)多(た)ゝ(た)須(す)事是與(よ)/

翻刻】さ/だめられ、「邪正をたゞす事|是よ/

本文】定(さだ)められ、「邪正(じゃしゃう)をたゞすこと(事)、これ(是)よ/

古文】定められ、「邪正(じゃしゃう)をただすこと、これよ



字母】里(り)知(ち)可(か)幾(き)八(は)奈(な)之(し)那(な)止(と)候爾(に)也(や)凡一切/

翻刻】りちかきはなし」など候((さうらふ))にや。凡((およそ))一切/

本文】り近(ちか)きはなし」など候((さうら))ふ(●)にや。凡((およ))そ(●)一切((いっせつ))/

古文】り近きはなし」など候ふにや。凡(およ)そ一切(いっせつ)



字母】乃(の)己(こ)止(と)成就春(す)留(る)爾(に)者(は)相應越(を)左(さ)/

翻刻】のこと成就するには、相應をさ/

本文】のこと成就((じゃうじゅ))するには、相應((さうおう))をさ/

古文】のこと成就するには、相応をさ



字母】幾(き)止(と)之(し)候奈(な)禮(れ)八(は)爾(に)也(や)伊勢太神/

翻刻】きとし候((さうらふ))なればにや、伊勢太神/

※伊勢神宮の内宮を意味する「だいじんぐう」または「たいじんぐう」は古文では「太」とも「大」とも書かれるが、現代では「大神宮」と書くため、今回はそちらに合わせることとする。

本文】きとし候((さうら))ふ(●)なればにや、伊勢太(大)神/

古文】きとし候ふなればにや、伊勢大神

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