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家庭教師

リオン様がいらしてくれ萌を堪能させてもらった次の月、お母様に頼んでいた家庭教師の方が来られました。


サファイアの瞳、流れるような青い髪は一つ後ろに紐で縛られている。

横髪が長いので耳の横に軽く流し黒い眼鏡をつけているこれまたイケメン家庭教師だ。

彼はマナーと歴史を基本教えてくれる。


「マリアン様始めまして、今日からマリアン様の家庭教師となるセストと申します。マナーと算術、語学を教えていきますのでよろしくお願いします」


そう言い頭を下げる、セストにマリアンも淑女の姿勢で挨拶をする。

前世で日本の礼儀作法海外貴族の作法や社交ダンスを学んだ事もある為、実際はそんな問題はないのだが…、この世界とあちらの世界では違うかもしれない。ならば一からまた覚えていけばいいと思っての行動でしたのですけど…。


あれから三ヶ月立ちます。

えぇ…実は一週間が過ぎたあたり、メイドやお母様がいないときなど妙に近くベタベタと触ってくるのです。

そして今日、今現在も何故か真横に来て肩を触ったり、手を触ったり…。

それに朝から授業が4時間休憩無しでぶっ続けですわ…。

それに……。


「マリアン様!素晴らしいです!4歳とは思えない語学力に算術、作法です。所々間違えてしまう所もありますが、私が教えることは殆どないぐらいです!」


なぜこの人はこんなに興奮しているのでしょう。

目を光らせ鼻息荒く近づいてくるのをやめて頂きたいです。

ジリジリ近づいてくるこの駄イケメン誰かなんとかしてくだい!

泣きそうな顔をしながら心の中で悲鳴を上げていると、不意に部屋の戸が開く。


「…何をしている。」


リオン様は私の顔と今の様子を見ると冷えた瞳でセストを睨んだ。


「貴様に何をしていると聞いた。」


有無を言わせない…零度の声。

セストはリオン様に睨まれたじろいでおります。



はぅ!萌えキュンボイスですわ!!

一人でそんなことを考えながら潤んだ瞳でリオン様を見つめていると、リオン様は私の前まで来て背中にかばってくださいました。


あぁ!!もう死んでもいいかも♡

はっ!いやいけないわ!今死んだら激甘ラブ結婚生活ができないもの!

でも幸せ…。

私はリオン様の背中に頭をくっつけ嬉しさのあまり震えてしまいました。


リオン様はそのままセストを睨みつけたまま何かを呟いたかと思うと、青い顔したセストが走り去っていきましたの。


何があったのでしょうか?


その次の日からセストさんは来なくなりました。

代わりに来られた方はリオン様専属執事をしているという方でしたわ。

それから、レッスンや勉学があるときはリオン様も一緒にすることになりましたのあれからもう一年ほどになります。


幸せ100%ですわ♡




勿論、学ぶ範囲は違いますけど、前世の記憶が大いに役立ってますもの平気ですわ(笑)

リオン様専属執事の方も私の伸びように関心を持ち様々なことを教えてくださいました。

まだ5歳と言うのに、あり得ないほどの記憶力と知識力、マナーと褒めてくれますの!


リオン様を見るとたまにふっと口元を少し上げ笑う姿も見られるのもたまりませんわ!!


そうそう、私とリオン様が順調なのもあるのか、5歳になったすぐあたりで弟と妹の双子が生まれましたの!


ユースレス(男)

青い髪にルビーの瞳。母様似

レネット(女)

赤い髪にルビーの瞳。父様似


の可愛い子達ですの!

そういえば。

説明忘れてましたわ!


お母様は赤い髪にルビーの瞳、お父様は青い髪にアウイナイトの瞳…。

そして私は二人の間を取ったようなピンクアメジストの髪にアメジストの瞳をしております。

さてこれで説明はいいですわね!


そんなこんなで、明日はいよいよ私6歳の誕生日。

リオン様は12歳、学園に入るお年になってしまわれました…。

私の誕生日は新花月(3月)です。

リオン様はよく月、百咲月(4月)に入学になってますわ。


寂しいです…。



そんなことを考えていたらパーティーが始まる時間になってしまいました。

き、緊張します。

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