この世界の伝説
現在から3000年をさかのぼるはるかな昔、
世界は天使と悪魔がおりけして接触せず過ごしていた。
天使は人族創りを慈しみ。
悪魔は魔族を創り慈しんだ。
時は流れ、2つの種族が住む土地の中心にひとつの樹が芽生えた。
その木は土地を潤わせ、生き物を癒やした。
天使と悪魔は消してこの樹を穢してはならないと、契約を結び己が族に伝える。
やがてそこは聖地となり、聖樹メーナルと呼ばれた。
いつしか、邪悪な野心を持った人族、デイエルマと言うものがが聖樹メーテルを穢した。
聖樹メーテルを穢した事に魔族は怒り、起こしたのが古代戦争と言われるものであった。
数千年と魔族と人族は争い続けたさなか。
人族が異世界から召喚した金髪碧瞳を持つ少年、勇者セシル。
魔族が異世界から召喚した黒髪黒瞳を持つ少女、賢者マオ。
彼らはいつしか争いを嘆き、悲しんだ。
勇者セシルと賢者マオは共に聖地に向かい聖樹メーテルに契約を結び、聖地を封印し戦争を終結させ、世界を救った。
時は流れ、勇者セシルは人族を繁栄させ、豊かに暮らせるよう国王になり、子孫を残していく。
封印された聖地に賢者マオは暮らし、その傍らには賢者マオと同じ漆黒の毛に月の様なムーンストーンの瞳をした黒猫がいたという。
天使と悪魔は賢者と勇者以外の世界にいる全てのものに火、水、風、血、光、闇のみ使えるようにした。魔法は全てのモノに恐怖をもたらし、傷つける。そして再び聖地を穢し支配しないように。封印を解くことができぬようにしたという。
勇者セシルと賢者マオが出会った場所には枯れることのない、「桜」呼ばれる樹が何百年と残っている。
この桜というのは今この学園にある、癒やしの時広にある" 八重桜 "です。
賢者マオは決して伴侶を持たなかった。
その為、黒髪黒瞳を持つものはその後リオンの時代までけして現れなかったそうです。
ですから…、リオンは周りから恐れられている。
魔族のものではないかと…。
でも、彼はたしかに普通の人間で…、私には大切な存在…。
私がどうなるのかわからないけど…。
叶うならリオンと共に…生きて行きたいと思ってます。




