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「マリアン・カーリヒルト、お前との婚約を破棄する!」


(何度めだろう…)


金髪碧眼“王子様”

レインハルト・エル・トヤムール第二王子がこっちを睨んでいる。


「どうした、カーリヒルト。言い分があればきいてやろう」


(私は何もしていないわ)


赤毛、瞳の騎士って感じのマッチョ…。アレン・スーウェルド 

茶髪、翠眼のショタ風美少年…。リキール・ジトニック

に両腕を掴まれ床に膝まつかされる。


(やめて!)


「わたくしは何も間違ったことなどしていないわ!平民上がりの女が、私の婚約者に手を出したんだから、注意してもおかしくないはずですわよ!」


(ちがう!私はこんなこと思っていないわ!)


目の前で私を睨んでる王子様レインハルトの腕に怯えるように掴み後ろに隠れる女生徒。

白銀のフワッフワヘアー、赤茶色の瞳…。………・ユージニア

レインハルトの斜め後ろにいる。

青髪サファイアの瞳メガネの秀才イケメン…。サウス・シュエリック


「注意だと?………の服を切り裂いたり、わざと熱湯のお茶こぼしたり、階段から突き落とすことがか!」


(そんなことしてない!)


「その女が、あとからしゃしゃり出てレインハルト様を横取りする野蛮な女だったからですわ!」


(違う!王子なんてどうでもいいの!)


「黙れ!………は俺の大事な女だ!お前みたいな穢い女とは違う!これ以上………を侮辱するなら貴様のを魔物へ引き渡してやる!」


(いや…絶対いやよ!)


「な!ふざけないでくださいませ!」


「ふざけてないどいない、貴様の様な女と婚姻するぐらいならば、彼女と共に侯爵家にでも落ち生活していたほうがよほどいい!父上にも彼女のことは認めてもらっている!」


(いや…お願いだから…)


「な!陛下まで…。なぜですの!なぜそんな平民の子が!」


「お前たち、この女を極牢へ連れて行け!後で処分を父上と考える。楽しみにしていろ!」


(夢なら…覚めて…。)


「覚えていないさい!この屈辱はいつか返してやるわ!………・ユージニア


「早く連れて行け!」


(ぃゃ……。……て、助けて…リオン…リオン!)


周りの生徒も、教師もカーリヒルトを睨みながら会場から連れ去られていくのを見届けていく。

後ろを振り返れば応じの後ろの席に陛下が座っている。

その隣には黒いローブを羽織りながら…只々冷たく憎悪と嫌悪の瞳がこちらを睨んでいる。


(そんな目で見ないで!お願い…、嫌わないで…。離れないで…。側にいて…!ねぇ!リオン!リオン!)



「こんなことして許されると思ってますの!私はカーリヒルト家伯爵令嬢ですわよ!貴方達許さないわ!」


(お願い…。お願い…だか…ら。リオン…。側にいて…。そんな目で…見ないでよ)


私は暗闇の中に足を引きずり込まれ、(()()()()が動いている声や景色を見ながら只々見ながら声にならない声を、涙を流すしかなかった。


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