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まぁ、頑張りましょうか。【学生編】  作者: 和水 璃雨
四章 学園編 高等部
936/2202

932話 ああ、何と言うか…。


「ふぁあ…良く寝た。」


ミルクココアの成果か、ただ単に昨日疲れていただけかは分からないけど…何か、いつもよりグッスリ寝れた気がする。体もスッキリしてるし。


ルナさんはまだ起きていない様だけど…まぁ、それでもいつもより遅く起きた気がするな。体のスッキリ感的に。


「…あれ、おかしいな…いつもより早い?」


体はスッキリしてるのに、睡眠時間が短いって…なんだろう、このやるせない気持ち…時間が早すぎて、散歩するにも微妙だし、かと言って課題をするのも微妙だし…と言うか、私もうすでに課題終わらせたし…。


「…はぁ、久しぶりにケータイで動画見ようかな…。」


最近、バタバタしてたし…好きな動画投稿者さんの動画も、結構期間を置いたから何本か上がってるだろうし。


動画再生時間が手頃なヤツを選べば、中途半端に見れなくてモヤモヤしなくても良さそうだし…まぁ、そんな手頃なヤツがあればだけど。(こう言う時に限って、再生時間が長くて面白い動画に当たるんだよねぇ…まぁ、今はまだ時間あるけど。)


随分前に登録してある有名な動画投稿サイトにアクセスして、自分のページから、お気に入りに入れてる投稿者さんの動画をザッと見ていく。


ん〜…私の好きな動画投稿者さん、結構更新頻度に並みがある人多いからなぁ…期待していた程はないみたい。


多少は上がっていた動画を見終わり…当たり前ながら、暇になってしまった私は、次はランキングから適当に見つけていこうとした矢先…ランキング上位に食い込んでいる、とある動画…そのサムネイルにが目に付いた。


「ん?この動画…投稿した日が浅いのに、やけに動画再生数が伸びてるな…しかも、このサムネイル…影の精霊?」


この…子供の落書きの様で、描くとなったら地味にバランス考えなきゃいけないアホ顔に、黒髪にバッテン印のヘアピンときたら…影の精霊以外に居るだろうか?いや、この動画に映っている影の精霊は、私が普段接している影の精霊の本体(オリジナル)って可能性も否定できないけど…。


「そこんとこ、どうなんですか影の精霊。」


「この動画なぁ…本体(オリジナル)やのうて、ウチが録ったんや。この動画サイトでも、普通のニュースでも取り上げられた、最近の話題作なんやで?」


話題作って…影の精霊の口から出てきたら、嫌な予感しかしないのが不思議だな。いや、これはある意味当たり前かもしれないな…影の精霊は、良くも悪くもトラブルメーカーだから。


「で、この動画の内容は?」


「一切動画説明文も動画タイトルも見んで、ウチに直接聞くんやなぁ…。」


「そりゃ、目の前に投稿者が居るなら聞きますよ…と言うか、影の精霊が作った動画を見たくないって言うのがあるんで。」


「ひゃぁん…そない冷たい目で見られたら…背筋あらへんのに、背筋からゾクゾクしてまうやんっ!!」


おおう…いつもはそうでもないけど、寝起きに影の精霊のそんな言葉を聞くのは辛いな…頭がまだ本調子に回ってないから、ダイレクトに頭ん中に聞こえてくるようだよ…。


「んで、この動画の内容は?」


「某日某所にて…巨大水竜が、海面から顔を出した瞬間の映像やで。おまけで、水中に潜って水竜の体を少しだけ映しとるけど…そんだけの動画や。」


…は、ははは。流石だよ影の精霊…そりゃ、ランキング上位に食い込み、再生数も伸びるよな…そんな貴重映像、こんな普通の動画投稿サイトに上げるなっての…。


「あ〜…コメント投稿欄には疑惑の声と困惑の声、そして確信の声が乱立してますね…。」


「この動画の検証スレ?ちゅうのも別個であるみたいやで〜。ホンマ、皆暇なんやなぁ…。」


暇と言うか何と言うか…って感じだと思いますよ?だって、普通に考えたらこんなモノを動画投稿サイトに上げるって発想湧かないでしょうし。




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