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まぁ、頑張りましょうか。【学生編】  作者: 和水 璃雨
三章 学園編 中等部
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73話 役割決め。


何度も言うようですが、サブタイが難しい…。




「えっと…砲撃魔法とか後方から攻撃の支援ができるもしくは得意な人は挙手して下さい。」


手をあげたのは、由榎さんとカネレさんだった…まあ、なんとなく納得。


「では、お二人はそのまま後方支援をして下さい。…他は、えっと回復とかが得意な人…はディオさんで決定ですね。保健委員だし。」


「保健委員ってのは何か関係あるのか?」


保健委員は回復系の魔法が得意でなければなかなかなりにくい委員会だし、何かディオさんを見ていると白衣の天使ぽいなぁと。…口が裂けても言わないけど。特に後半。(ディオさんが不機嫌になるだけなら良いんだけど、下手したら殺され…ゲフンゲフン。)


「いや、特には…。では、ディオさんは由榎さんとカネレさんと同じか近くの位置から回復系の支援をお願いします。」


「良いけど、何か釈然としない。詳しく説明しろ夜風。」


そんなディオさんは勢いよくスルーして、ポジション決めの続きをしますか!(だって、言って一番傷つくのディオさんだし。)


「遊撃手はルナさんとソルさん、頼めるでしょうか?特にルナさんには簡単な(トラップ)を仕掛けて頂きたいのですが…。」


「いいよ!遊撃手って何すれば良いのか分からないけどいいよ!」


意味をよく分からないのに良いのかよ!?(ルナさんって意味をよく理解せずに返事をするから、詐欺とかの類いに引っ掛かりやすいタイプだな…。ルナさんの将来がちょっと心配になってきた!…まだ当分先のことなのにおかしいな?)


「遊撃手はね、時と場合によって敵を攻撃したり味方の援護をしたりするポジションの事だよルナ。…俺も遊撃手やっても良いですよ。ルナ一人だけだと心配だし。」


そう言って頂けると、大変有難いですソルさん…後、遊撃手の解説ありがとうソルさん。(ルナさん一人だと、何か物凄いことになりそうな気がするんだよな。誰かがストッパーにならないとヤバそうな気配がする。)


「それで、どちらかと言うと武器攻撃が主になる前線ですが…取り敢えず私とヴェールさんでやりたいと思います。」


「ちょっと待った!女の子が前線って…怪我をしたらどうするの!?」


ルナさんお母さんっぽいこと言うなぁ。アレでしょ?『傷物になったらどうするの!お嫁に行けなくなるわよ!』的な意味でしょう、それ。


「大丈夫ですって。致命傷はこの魔術具で守ってくれるし、自分でも防御魔法掛けるし。」


「ぐっ…で、でも、コトハ。武術を習っていたとしても危なくない?前線で戦うのって大抵男子だよ?」


「ルナさん心配性ですねぇ。危なくなったら至近距離から砲撃魔法をドーンと放ちますから安心してください。」


「…別の意味で安心できなくなったんだが…。」


あら、ディオさんも私が前線で戦うことを止める気だったんですね?


「戯れるのはこの位にしておいて、さっさとポジション確認や(トラップ)を仕掛けましょうよ。時間が迫っているわ。」


模擬戦をやるの、屋外にある実技場…だだっ広い敷地の中に森…と言うか林や高原があるゾーンがあったり、断崖絶壁な崖や湖があるゾーンがあったり、砂漠っぽいところや泥濘(ぬか)るんで足場が悪いゾーンがあったり…学校の設備のはずなのにえらい実践向きで本格的な設備だなオイ。


「今回使うのは高原の所みたいだね。見晴らしいいから、大がかりな(トラップ)が仕掛けにくいけど…ここは僕達の腕の見せどころだよね!」


「そうだね。母さんに教わった事を守りつつ、一つ一つ丁寧に仕掛けようね。」


ルナさんとソルさんのお母さんは…この学園に在学していた時は、様々な発明(物作り)と物理的罠(トラップ)の天才と呼ばれていたメイさんだよな。あのメイさんが何を教え込んだんだろう。(ろくな事じゃあなさそうなのは良く伝わってくるけどな。)


「ヴェールさんに一応伝えておきますが、私の使う武器は…ご存じかもしれませんが棒です。突くこともできますが基本が打撃なのでダメージはそこそこ、リーチがやや長めです。」


「俺は刀だな。と言っても、安全上刃引きしてあるやつだからどっちかって言ったらこっちも打撃だな。リーチは夜風に比べたら短いけど、攻撃するためにかなり接近するからダメージはデカイ方だとは思う。」


ふむ…そうなると、私はヴェールさんのフォローが主な役割かな。


色々決まったら、タイミング良く開始のベルが鳴った。



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