ナル・ユティ
「おいベル、私という本命が居るのに浮気か?」
「アメリ隊長とは昨日会ったばっかりなのでその場合本命はあっちでは?」
「なんの話してるんだ?」
「いや、何でもない。それより俺の機体見てくれるか?」
「ああ、任せとけ」
「終わったぞー」
「ありがとう、やっぱり早いな」
「ふふん、そうだろう。機体もなかなかやられてたし私じゃなかったらこんなに直ぐには直せてないぞ」
「ほんとにナル様々だよ」
「やっぱりお前は私がいないとだめだな」
「おい待てお前、今のは聞き捨てならないぞ。ベルにいないとだめなのは私だ」
「なっ誰だこの女。ベルクまさかお前私がいない間にまた他の女誑かしてたのか」
「残念だったな、ベルの本命は私なんだ」
「わ、私で童貞捨てたくせにー」
「あ」 「へ?」
「す て た く せ に」
「ど、どどどどういうことだベル。お前の初めては私じゃ無いのか?」
「いやアメリ隊長とはやってないでしょう」
ちなみに言うと俺はまだ童貞だ。なぜナルが勘違いしているかと言うと、大学を卒業して俺が軍に入隊する直前に2人で飲みに行った時ナルがひどく酔ったためあいつの家まで送り届けてんだが、あいつが俺を離さないためしょうがなく俺もそのままベットで眠りについたのだ。その日の朝に俺と一緒ベットで寝てるのに気づいたナルは俺とヤッたと勘違いした。すぐ訂正しようとしたがナルがあまりの舞い上がり様なので訂正できずに今に至る。
「あーナルそのだな、実は言ってないことがあって」




