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時間は少し飛んで、地脈龍様と私は話し合いをする事にしました。
『ふむ。融合時のデメリットを被る事が嫌だから、別の媒体を用意する。それは良かろう。だが、何故普通に生体を使って居るのじゃ?』
「売りにするなら玩具じゃアレだと思いまして」
『吾は今更じゃからこの生体が誰製でも害が無いならどうでも良いのじゃが。……ネイトはそれで良いのかの?』
「これでデメリットを被ってもこれを使わずそのまま融合して被るデメリットよりかはマシかと」
『そうか。では始めるとしようかの』
すると義体に膨大に力が注がれ、その余波で私は軽く気絶しましたが、起きた時にはそれを私は間接的に操れる様に成りました。
「……これが地脈龍様の力、ですか」
『ちゃんとした融合をしていない故、要は間借り状態じゃから、融合するより能力的には付け込み易かろう。故に幾らこれで力が上昇しようが慢心するでないぞ』
「ま、ですよね。なら対策する事から始めましょうか」
そして話し合いを始める事にして、私達は暫く調整を重ね、妨害対策を積み重ねました。……人間自体に力は無く、星とか世界の力を使うタイプの世界観を単独でやれている感じに成って居ますが、ま、まあ、私だけの話ではないので。
……しかし、此処で言う貰った力がエネルギー、つまり地脈龍様の体液なら、……私達がやって居る事は……いや、それが解って居るからこそ私は間に義体を挟んだ訳ですけど。
……そう言う事に抵抗感が無いならこの話で言うデメリットはデメリットでもなんでも無いのだとは思いますが、流石に其処まで吹っ切る事は私には難しいですね。一通り対策をし尽くした後、地脈龍様は今回の件を公表しようと言い始めました。まあ、それ自体は当然ですね。今回の件はシェリーさんへの対抗が発端なのですから、公表しないと意味が無い。……私の名前は出さず義体の名前を別に用意する方に調整する事にしましたが。
なので義体の名前を話し合う事にした。
それで決まった名前は『エトワール・アンジュ・ガルディヤン』フランス語で星と守護天使の意味の言葉を並べた名前、ですね。少々安直な名前では有りますが、まあ、人名とは言え只の義体の名前なのでこんな物で良いでしょう。更に話し合い決めるべき事は決めたのでルド様に連絡を取る事にします。その後はトントン拍子で話は進み、告知の為のPVを撮る事に成りました。……色々と胃が痛いですが、前提条件上そう言う事をやらない訳にも行きませんよねぇ……。
アンジュ・ガルディヤンだと、商業小説に同名のキャラが居る為、星のフランス語を前に追加した感じの名前ですね。
星(付喪神)のツールだし、目的的に自衛目的なので守護天使
ドストレートな名前ですね。
…………名前の一部がVTuberに被る?話の流れと語源的に避けるのもなぁ……。
エトワールは本当はルを略してエトワーにした方が語感的に良いかなと思ったが、そしたら墓地の名前に成るんだよね(吐血)




