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原始時代のチー牛  作者: akira
18/22

ブラックホールの中心で愛を叫ぶチー牛

ブラックホールの中心部にたどり着いたチー牛達だった。


いくつかのチー牛達はここを墓場と決めたようで座り込んでなんとか生活できるような何かを模索し始めた。考えようによってはここには全てが集まる。中には再利用できるものもあるかもしれない

ブラックホールの中心のは宇宙で捨てられたものや何かの残骸などが多数 転がっている場所があった。まるで難破船の墓場にも見える。



皆どこかでブラックホールの中心 銀河の中心には何か特別な 何か特殊で神秘的な存在が佇んでるんじゃないかと期待なんかをしていたものもいた。


この場所は確かに特殊だしこんな事件でもない限り

一生お目にかかることもない景色が見れた。今後人類が発展しようが数千年はこんなところまで辿り着けまい。比呂保保はここまで来れただけでも満足していた。人間としては異様に長い人生を与えられ、いつ寿命がおとづれるかしれない体だったが


結果劣化することもなくいまだ死ぬ気配もない中で

比呂保保の人間的な器にしてはできすぎな人生を送ることができた。




こんな普通の比呂保保が、むしろ一般人より肉体的にも人格的にも能力的にも劣った比呂保保が

村を作り 売れっ子お笑い芸人になり 本を執筆し 教祖になり 外宇宙に行き ブラックホールの中心を観光しているのだ。 出来杉というものだろう。


数万年生きていても精神的に成長することはほとんどなかったといってもできることはやってきた方だ。



不老不死の力を一般人が持ったところで歴史上の偉人になどなれるものではない。特別な人間が、特別な巡り合わせと類稀な努力と、失敗も含めて一つ一つの選択を正しく捉えて行った結果が偉人というものだろう。 




比呂保保はブラックホールの中心点の近くで一番景色が綺麗なところに陣取って そして横たわった。




良き。






そんなことを呟いて眠りにつくことにした。




とても静かだ。本当の世界の果てとはこう言ったところを指すのだろう。心地よい、もううるさいパリピの笑い声にびっくりしてギョッとする必要もないし、これ以上チー牛の陰気なコミュニケーションに合わせる必要もないのだ。

比呂保保は自我を強く持ち、個を強く抱きすぎた。


自分の内の世界というものを強く深く掘りすぎたものは、他者と相容れなくなってくるものなのだろう。




リア充がなんだとかパリピがなんだとかインキャがなんだとかチー牛がなんだとか

そんな小さなことにとかくこだわってきた比呂保保はようやく気づいたのだ。 一人を満足し、一人を寂しがり、人と共にいて笑い合いことを楽しみ、人と共にいて笑い合うことを恐れる。




自分のそんな分裂した感覚とジレンマの中で

迷いの中彷徨い続けた人生だったが



見なよ、ブラックホールの中じゃ時間さへ相対的には止まって見える。無数の煌めきが時間のグラデーションが景色として成立して時間を視覚的に捉えて楽しめるような場所だ。

こんな光景はファラオもナポレオンもネブガドネザルも世のあらゆる偉人だって見たことがないだろう。



世界の最果てに辿り着き、そこで人生を終えられるなどこれ以上の幸福があるだろうか。

比呂保保は自分何約束の地に結果的に辿り着いたのだと確信した。どれだけ宇宙を放浪しても何もなかったが、ここには事象の究極があり、チー牛の進化があり時間と重力を克服した生命があった。





さぁ眠ろう イルラーン! 我が魂よ!


時の雫の中に溶けて、世界の理の中に還ろうではないか!




比呂保保は感極まったので少ない教養で何か意味ありげな感嘆を感じるような単語を思いついてそれをそう念じて 目を瞑りゆっくりとこの物語を終えることにした。言葉とはそうやって生まれるものだろうよ。さようなら世界 いろいろあったけど美しい人生であった。




Fin








比呂保保の周囲がぼんやりと光出し徐々に比呂保保は暖かい光に包まれて宇宙に溶けていった。そして自分でフィン と呟いて終わりを迎えた。




かに思えた。




ワラワラと青年チー牛たちが周囲を取り囲んで


比呂保保がどこかへ行かないように関節技を決めたりチョークスリーパーや足関節を極めたりして強引に現世に引き摺り込んだ。




いやwありえないでしょ おかしいっッショ


何勝手に終わらせようとしてるッショ


ダメっしょ 受け入れられナイッショ


違うっしょソレ


道理に反してるッショ




俺たちがこんな地獄みたいなところに閉じ込められて永遠に歩かされてんのなんの罰って感じっしょ




確実に全部お前の所為っしょ


何勝手に自分だけ人生に満足して逝こうとしてるッショ 




誰かがお前に罰 与えなきゃダメっしょ


神が与えないなら俺たちがおのづから制裁してあげなきゃ道理に合わないっしょ






おい!! やめろよ! 今感傷に浸ってて一番いい感じで終わらせようとしてたのに邪魔すんなよてめーらふざけんな!!






いや何言っちゃってんのって話っショ お前は永遠に俺たちから逃さねーからな 俺の人生の大半を使ってでもお前を不幸のどん底に落としてやるぜ。 

仮にそれで俺が幸せになれなかったとしても俺の負の力を集めた元気玉でお前に必ず一番最悪なタイミングでトドメを刺す それまではゼッテー死なせねぇ。お前みたいな悪人に死刑なんて誰もが通るようなただの平等 を与えるつもりはねーぜ

生きたまま 茹でガエルみたいにじわじわと 炙って 死にそうになったら全力で延命措置を施しつつつ 


長大な時間をただ苦痛と絶望によって苦しむだけの人生の中、世界を暗黒に呪ったまま死なせてやるぜ。




これから長い付き合いになるぜ比呂保保 別のチー牛が言った。

まずは火炙りと行こうぜ。死なないギリギリでチリチリとくるしませてやる。こんな娯楽のないブラックホールだかの中心で楽しみといえばお前の苦しむ顔を見ることだけだからな。




やめろ!お前ら正気か!? こんな世界の果てまで来て 時間すらも輝いて見えるこの場所で お前ら 何やろうとしてんの!? 愚かすぎるにも程があるだろ! まだ気づかないのか ここが約束の地だろどう見ても!

キラキラして 誰にも邪魔されない静寂と静謐が入り混じった最高の空間で静かに眠るんだろ!






比呂保保ぉー お前だけはダメだ 俺の人生の目標はお前を苦しめて苦しめて芸術的な苦しみをどれだけ創造できるかで決まるってもう決意しちゃったからなぁー


俺もいずれ昇天して逝かせてもらうけどヨォ それはお前の地獄の最期を見届けてから幸せな気持ちでいかせてもらうことにするわ。

 てゆーかこんな景色俺らにはどうでもいいんだよ 方舟にあった設備で普通の生活に満足してたんだから。ハヤットのチー牛狩りに怯えることなく普通に生活できるありがたみがわかってねーのは リ・アジュール帝国で幸せに暮らしてたお前だけなんだよ比呂保保






青年チー牛たちは頷きながら比呂保保を運び込み


特異点に落ちていた何かの残骸を組み立てて


そのあたりに定期的に落ちていた謎の物質細工を十字の形にして比呂保保を吊し上げた。






下に薪を並べて持っていたライターで火を焚いて比呂保保を炙って みんなでそれを囲んで晩酌を始めた。






やめろ!! はなせ!! 話しあおう!!


あっつ!! 熱いって!! これやばいって!!




暴力行為ができない制約があったはずなのに熱いことに比呂保保は驚いていた。




比呂保保さんヨォー 特異点だからなのか単純に時間が経ちすぎてエネルギー無くなってきたからなのかわかんねぇけどちょっとした火の熱さならダメージ通るらしいんだわ。もちろん死ぬような熱は通さないらしいんだけど あったかいくらいはちょっと悪意あってもオッケーらしいのね。

この間それ発見してさ。これ比呂保保に使えるんじゃねってなったわけよ。心配すんなって 死なねーから。ちょっと熱いだけだから。 そんかわりやめねーんだよな俺ら。




あつ!  熱いってちょっとこれ! 熱いってちょっとやめろよ!



青年チー牛は比呂保保のちょっとした熱さに地味に苦しむ姿を見ながらトランプをしたり駄弁ったり読書をしたりして楽しんでいた。








ブラックホールの中心にはいろんなものが届いた。重力流に乗っていろんなものが内部で循環していて、それぞれいろんな時間を経過したものが次々に

おそらく地球の人類が生まれるとっくの昔に文明があったであろう惑星の遺跡と思われるもののの残骸が吸収されてここに残っていたようで、比呂保保達が見たことのない技術で精製されたような物質がいくつもあり文字のようなものも書かれていたりした。



ブラックホールの中心には様々なものが流れ着いてくるためにチー牛たちはそれらの中から活用できるものを集めて色々と弄っていた。

ブラックホールの中心にたどり着いてから数年間、みなここにとどまっていたがここにいてもしょうがないと500人ほどのチー牛たちがふたたびあてもなく歩き続ける旅にでていった。


残った500人のチー牛は、旅をすることをあきらめ、重力流に流れ着いてくるさまざまな見たことのないものを再利用してどうにか何かを変えられないかと試行錯誤したり

あるいは、心地よく過ごせる住処をつくってここに定住する覚悟を決めているものもいた。



残った者たちの中には比呂保保もいたし、青年チー牛たちもいた。老チー牛などもここに残っておりそしてエンジニアのチー牛たちや学者チー牛なども大体残っていた。

インテリよりのチー牛たちは流れてくる謎の遺跡を重力流の終着点の泉からひきあげて それをいろいろと調べていたりした。 

学者チー牛たちののなかにはなにかとんでもない事実を発見した などとさわいでもりあがっていたりしたようだったが


比呂保保はそういったことはどっちでもよさそうに過ごしていた。 青年チー牛も数百年近く比呂保保をいびったりいやがらせを繰り返していたが

青年チー牛たちもだんだん400年もすると、要するに416歳くらいになっており、いじめやいやがらせみたいな趣味も飲みみたいな遊びも発展性がないことに盛り上がれなくなってきて


どうでもよくなってきたらしく比呂保保のことは放置するようになってきた。 そのあたりか逆に比呂保保が謎の物質っぽい石をなげてきたりしていたので

やりかえしたりして軽いいざこざが起きてきたが


だんだんそういう比呂保保が石をなげたり変なポーズをとって挑発してきてもフルシカトをするようになってきたのだった。




学者やエンジニアチー牛たちは遺跡やどこかの宇宙船の残骸や端末のようなもの 様々なものを引き上げては操作し 触り観察し分析し 

たまにまだ動力がいきてるものを発見しては大騒ぎしながらいろいろと組み合わせてみたり試行錯誤していた。


また数百年がすぎた。


学者やエンジニアチー牛たちは顔に艶が乗っており、この環境を至福の空間だと考えるようになっていた。

自分が満足するまであらゆることを試し、解析し、しばらくすると見たことのない特別な何かが自動的に運ばれてくるこの場所は

たのしくてしかたなかったらしく、数千年近くさまざまな遺跡や宇宙船 古代文明の残骸 などの情報を組み合わせ続けた結果


何かよくわからないものを無数に作り上げていた。 


流れ着いてきたものなかには重力に固定するアンカーや、防時間重力剤剤などがありその成分を解析する端末なども見つかったため

さまざまな未知の物質の効能を理解できるようになった。


やがて便利な工具や重機なども開発することができるようになり、アンカーと防時間重力剤などで固定することで 

家をつくることができた。 


自分が念じると思ったようなものが出てくる小さな機械まで発見され、それをつかうとドーナツなど簡単な食べ物を生成できた。

どこまでもつかわからない安全システムで今ブラックホールに適応しているチー牛たちだったが


数千年ぶりに食べたドーナツは最高の味がして、みんな多いによろこんだのだった。


宇宙船の残骸からは土と植物が発見され、それを固定して農園をつくった。

そこでできる植物は


重力フィールドコントロール装置で覆うと、その中の時間を自由にコントロールすることができるため、

種をうえてボタンを長押しすると レンジでチンする容量で作物が2分くらいでできあがって それをそのまま食べることができた。




チー牛たちはブラックホールの中心に小さな村をつくり、それぞれが家をもち、畑をもち、便利な機械が普及し

話し合いに必要なホールや新しく流れてきた新素材や別の星やおそらく異星人がつかっていたであろう道具や宇宙船 

何億年も前にブラックホールに沈んだ惑星の古代文明の一部などを簡単にひきあげられるように クレーンやベルトコンベアをつくり


すぐに研究施設で分析できるようなラインを作成したりしていた。


その中で結婚するものもうまれ、子供がうまれたりしていた。 

すこしづつだが500人のチー牛たちは数が増えていった。




比呂保保は結婚するチー牛たちに祝詞をさづけたり、名前をつけてあげるような役割をたまにこなす以外は

ながれついてくる古代文明や別の惑星の文明で描かれていた小説や映画、ゲーム、絵本や漫画などを読み漁ったり、

文明に残されていたスナック菓子などを生成装置に読み込ませていろんなおいしそうなものを出しては

食べて ねっころがったり、  


重力流サーフィンなどをしたりして永遠の時間を快適に過ごしていた。 



さらに数百年が経つと、巨大な重機や製造装置を備えたコンテナ船があり、その中には大量の防重力時間剤の材料になるものを生成する装置とその方法が含まれていた。

その材料はブラックホールでそこら中に転がっていた謎物質で、以前比呂保保が青年チー牛たちに石をなげていやがらせしていたものだった。


これが意味することは、今まで発明し開発してきた超科学製品の量産が可能になるということだ。



つまり宇宙船が作れる規模だった。 燃料も同じ素材を活用して精製できる。  


チー牛たちは一斉に歓喜した。 もしかしたら脱出できるんじゃないかと。




様々な方法で宇宙船の開発に取り組んできたが、いくら防時間重力剤と重力アンカーを利用しても

これだけ不安定な環境でモビリティをくみ上げるのは容易なことではなかった。 


問題は、重力流などの影響を受けないよう固定しながらも、 移動できるようにする という部分で

それも超重力に耐えかつブラックホールの重力を振り切るほどとなると 普通の防重力時間剤ではまかなえないし


技術的にも素材の量的にも困難だった。 


結局小さな乗り物から始めていきすこしづつ技術を進化させていくことにし、重力下稼働セグウェイなどをちょっとづつつくり

その間にも便利グッズや新素材 新発明などの開発を続けていき、そうしていくうちに文明は発展していったのだった。



そしてまた数千年が過ぎた。 



比呂保保たち、ブラックホールに落下したチー牛たちは自分たちにかかっていたブラックホール適応システムの仕組みを完全に解明し

効果がなくなりそうな時期になると、自動車の免許更新のような感覚で更新して不老不死と重力への影響を最適化する という効果を継続していた。


ブラックホールの中心から生まれた文明は大いに発展し、見たことのないような異次元の技術で、

宇宙が生まれてから現代にいたるまでに生まれては消えてきた古代文明や数々の惑星の文明の知見を取り入れ かき混ぜ合わせ

独自のアイディアを盛り込みながら この宇宙で生まれた中でも最大級に発展した技術をもつ 文明に



数千年たっても 安全システムの影響で生殖機能に影響をおよぼしていたため非常にゆっくりと数をふやしてきたチー牛たちだったが


ようやく数万人規模のサイズまで数をふやしていたのだった。




比呂保保はそのなかで、だれよりも宇宙中の古代から異なる惑星のコンテンツ、 映画や漫画、小説、アニメ、ゲームなどを楽しんできた結果として

いつのまにか自分自身でおもしろいコンテンツを作るセンスが身についていたことに気が付いたプロデューサーチー牛にのせられて


監督としてさまざまな傑作を世に送り出していた。



あまり遠くにいくよりも自分たちの生活を豊にするように進化していたチー牛たちはあまり外に出ていくことを考えることは少なくなっていた。


チー牛たちは、ここを約束の地だと認識するようになっていた。比呂保保は最初からそういっていた。

そしてここに1から文明をきづきあげて、世界を創造したのだった。


比呂保保様 やはりあなたは偉大なお方です。わたしたちは甘えていたようです。 約束の地とは 楽園とは捜し歩いてみつけるものじゃない。

自分たちの手でつくりあげるものなのだと。 幸せとはさがすものではなく、創りあげるものなのだと。 

桃源郷とは、積み上げていくもののことなのだと。今までのわたしたちはそれを理解せずあなたにひどい言葉をあびせていました。


しかしあなたは違った。最初からすべて理解しておられたあなた様はだからこそブラックホールに私たちを突き落としたのですね。

永遠に宇宙をさ迷い歩くという永劫の無駄を理解しておられたあなたは、わたしたちに一番大事なことをきづかせてくださった。


わたしは始祖のチー牛比呂保保さまの真の狙いにきがつくのに1万年ちかくの時間を費やしてしまった。


あなたを十字架にかけて火あぶりにして、それを酒のさかなにみんなで囲って楽しんでいた日々、なんと愚かしいことでしょう。

この1万年間、あのときの後悔をずっとかかえて暮らしてきました。それを懺悔させていただきたいのです。


それをいったのはあの青年チー牛だった。


比呂保保は完全にそのことをわすれていたが、どうやら昔いじめをしていたいじめっ子が大人になって相手がどうやらちょっと出世したあたりで

バツがわるくなってあやまる というようなことをしている と悟った比呂保保は


当時のことを思い出して 即座に青年チー牛をぶん殴っていた。 ちゃんとやられたらやり返そう。こういう殴るべきやつはちゃんと殴りつけてやつのが大人の教養というものだ。



忘れていたどうでもいい過去のいやがらせの精算をこうして終えた比呂保保は、人口自然公園の丘で座ってスナックを食べていると


突然 投影空からとんでもない音がバリバリと鳴り響き始めた。 そして投影空が割れて、巨大で凶悪かつパリピっぽいいでたちの戦艦が


幸せと平穏に満ちた優しい空をおっことして、兵器のようなものをチー牛の約束の地にむけていたのだった。


そしてその戦艦から立体映像が映し出された。








やっとみつけたぜ  ひーろっほほ! 元気だったか? 



  


ハヤットだった。 宇宙の果てのブラックホールのそのまた中心まで、ハヤットは比呂保保たちを追いかけてきたのだろうか 

もともと常軌を逸していたやつだったがこいつは宇宙を超えたレベルで常軌をいっしていたようだった。



比呂保保は食べていた古代文明スナックを噴出してギトギトに汚れた手を服で拭きながら 


ハヤットオオォォォx!! 


と叫んだのだった。

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