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背後
簡単にカードを集めるとは言ったものの、さて、どうしようか。
翔は考えながら校舎の中を歩いていた。
動きすぎたらまた敵に見つかるかもしれないし、慎重に行動したいところだ。
敵を倒して奪うのが一番手っ取り早いとは思うが、倒してしまうと消えてしまうのが厄介だ。
ならば、、、交渉しかないか。
必要のないカードを元手に黒のカードを集めるか。
翔はプレイヤーを捜索することにした。
--------捜索すること30分
おかしい、これだけ探し回っても1人も遭遇しないなんて。
どこに身をひそめている? いや、すでにもう残っている人が少ないのか?
! 遠くに教室に入る人影が見えた。
よし、行ってみよう。翔は急いでその教室に近づいた。
中を覗いてみた。
あれ、誰も見当たらない。
翔は恐る恐る教室に入ってみた。
やはり誰もいない、、、見間違いだったか?
そのとき後ろで声が聞こえた。
「両手を上げろ!!」
翔は無意識に反応して手を挙げてしまった。
「なんのようだ?」
やはり見間違えではなかったか。
「とりあえず話を聞いてもらいたい。」
翔は手をあげたまま振り返り交渉を持ち掛けた。
そこには一人の女性が立っていた。
「お前の狙いはなんだ?これか?」
そう言って差し出されたカードには黒のカードが数枚持たれていた。
すべてお見通しってわけか、、、




